銚子ゆるポタ編|ちょもかの太平洋岸自転車道ポレポレ旅作戦
Bicycle Club編集部
- 2023年01月11日
ポレポレはスワヒリ語で「ゆっくり、のんびり」の意味。太平洋岸自転車道を舞台に、自転車ゆる旅スタイルを追求します! ガチでない人のための、がんばらなくてもいいサイクリング、初級者ちょもかが、まずは港町ポタリングからスタート!
銚子から始まるちょもかの自転車旅
BC1月号に初登場したユーチューバー、ちょもかさん。車中泊女子としては、そっちの業界で有名だけど、自転車はスタイルで選んだビアンキ・アンコラを持ってはいるものの、サイクリングはデビュー前だった。「太平洋岸自転車道というのがあって、春になったら走りたいです」という目標を聞いて、では連載でぜひ!ということになったのだ。
太平洋岸自転車道を舞台に、ポタリング、ツーリング、輪行ツーリング、宿泊ツーリング、キャンプツーリングのような感じで自転車旅のステップアップを図る。
コンセプトは、歩くのも走るのも好きではないちょもかが、自転車で健康と美容を手にし、ゆる旅スタイルで、手段を駆使して自転車道のおいしいところを走り&食べる。自転車道をガチで全走破ではないので、あしからず。
そして車中泊&キャンプ女子ならではの自転車ツーリング&アウトドアの楽しみを追求すること。初回ゆるポタでやってみたかったのは、海岸で野点コーヒーを楽しむこと。
ちまたで増加しているロードバイク女子とは逆方向から自転車の新スタイルを確立するぞ!と意気込んでいる彼女。暖かい視線で応援してほしい!
ポジション&最小限の持物チェック
第1話は、銚子近郊を散歩程度に楽しむポタリングからサイクリング体験。まずは準備、第一に乗車フォームが乗り手のちょもかさんにも違和感。理由は、サドルが低すぎたこと。
買った自転車は大きめと感じていて、サドルを下げていたがこれが逆で、サドルを上げる必要があった。かなりラクになって、やはり自転車を体にフィットするように合わせる事は大切と納得。「犬吠埼まで行けるのか正直不安だったけれど、行けるような気がしてきた」。
愛車チェレステ号は、今ではちょっと珍しい古き良きランドナースタイルの自転車。昭和なオーストリッチの帆布バッグにあこがれていたので、フロントバッグ&リアサイドバッグ×2を装着。
ポタリングにしては、重装備に見える。サイドバッグにシングルバーナー×CBガス缶のコーヒーセットや、動画撮影機材が入っているから。
余裕のあるバッグは、買ったおやつなどを入れるのにも便利だったけれど、キャンプの際には相当ミニマムにしなくてはならないと実感。
ほかにも、「ヘルメットの下にかぶる帽子が欲しいとかいろいろ発見や学びもあった」とちょもかさん。次に生かして距離も伸ばすぞ!
まずはポジションチェック!
こちらがbefore。問題なく乗れているようにみえるが、どことなく不自然……。
中古で買ったものの、全体的に大きくサイズ感が合わないような気がしてサドルを低めにしていた。ヒザが完全に曲がっており、これが不自然な理由。
彼女は脚が長めなのでサドルは5㎝以上も上げられることが判明。ハンドル位置も高めだったので低めに調節。これで乗りやすくこぎやすくなるはず。
ペダルの下死点あたりで、軽くヒザが曲がるくらいにサドル高を調節。ライディングフォームは自然になり、ペダリングに力が入り長距離でも疲れにくくなった。
afterがこちら。ポジションを調整するだけで乗車姿がサマになってきた!
愛車チェレステ号のゆるポタ装備
今回は、自転車散歩なのでハードルの低いカジュアルスタイル。短い距離でもポジションはしっかり合わせて、最低限必要な持ち物と装備で、ゆるポタレッツゴー!
愛車チェレステ号
ビアンキ・アンコラ。数年前にラインアップから消えてしまったがロングセラーモデル。マッドガードを備えたちょっとノスタルジックなスタイルがお気に入り。リアにキャリアを装着して、サイドバッグを装着。天板にはお気に入りのラグをくくり付けた。目標はこのくらいでキャンプ泊したい。
バイクに装着必須アイテムは?
最低限の持ち物は?
カジュアルスタイルで!
今回は、わりとカジュアルめで。底がフラットで硬めの靴を選択。もう少し風の抵抗を受けないぴったりめの服でもよかった。足首を擦りむいたので靴下も長めがよかったかも。指ぬきグローブやヘルメットの下にかぶれる帽子も欲しいと、実際走ってみると課題も多い。
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- Bicycle Club
- CREDIT :
- TEXT:ちょもか/西山貴之(編集部) PHOTO:蟹 由香
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Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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