湘南でロードバイクデビュー!?編|ちょもかの太平洋岸自転車道ポレポレ旅作戦
Bicycle Club編集部
- 2023年02月22日
ポレポレはスワヒリ語で「ゆっくり、のんびり」の意味。太平洋岸自転車道を舞台に、自転車ゆる旅スタイルを追求。といっても今回は、ちょっと毛色の違うロードバイクの湘南ライド。新BCジャージを着て潮風を切って走りますよ!
砂混じりの湘南サイクルジャージが走る気にさせる!
そういえばまだ走ってなかった湘南。太平洋岸といえば外しちゃいけない名だたる海岸スポット。というわけで、前回からひと県戻って神奈川県・藤沢にやってきた。
ついに来てしまった。ピタッとしたやつを着るときが。BCの新しいジャージができたのでぜひ着てほしいというから着ましたよ。
ロードバイク初体験!
そして湘南というからには、リンケージサイクリングがある。ここは、オリンピアンの田代さんが初級者にも優しく教えてくれる自転車教室。スポーツバイクの乗り方というのを、ちゃんと教えてもらったことはなかったのでこれはいい機会!
ゲストハウスには、ロードバイクがずらり。チェレステ号も持ってきたけど、このジャージ姿にはなんかミスマッチ。「どれでも乗っていいですよ」ということなので、今回はロードバイクをお借りして初体験することに。スペシャライズドのディスクロード!
なるほど、自転車がこうであるから、ロードバイク女子はジャージ姿なのだね。チェレステ号はダブルレバーなので、いまさらながら手元変速というのも初めて。田代さんからSTIレバーの使いかたを習って、まずはゲストハウスの裏で走行練習。そして、湘南サイクリングへGO!
景色とプリンを楽しむライド
海沿いを走る国道134号は超有名道路。「クルマが多いので初級者ライドでは走らないんですよね」という田代さんだったが、「太平洋岸自転車道を走るテーマなんで!」と134号をメインとしたルートを設定してもらった。
たしかにクルマは多いけど、太平洋に江ノ島という、ザ・湘南な光景を自転車で走るのは最高。そして江ノ島電鉄の鎌倉高校前駅。有名なスラムダンクの踏切だね。
適度にアップダウンがあって、上り坂の前に来ると「はい前のギヤを落として」などと指示してくれる。
多くの初級者に教えてきた田代さん、分からないところのツボを心得ているので、身を任せて安心だ。田代さんとしては慣れないロードバイクに乗る女子を134号でガイドするのはヒヤヒヤだったようだけど。
葉山まで来て、森戸大明神の裏の海岸へ。自転車は乗り入れられないけど、すごい絶景。こんなスポットがあるのは知らなかったな。
食べたかったのはマーロウのプリン。太平洋岸でプリンが名物なのは葉山ぐらいではないだろうか? 卵多めの固めなちょっと懐かしい味。ライドのときはより甘みが染みる。
逗子を抜けて、こんどは海側の車線を潮風を受けながら走る。風が強くなってきて、波しぶきがここまでくる。風はしょっぱく砂混じり。ジャージを着てるとその気になるというか、ハードな場面でも踏ん張れる気がする。
江ノ島まで戻ってきて、一日走って夕日を浴びてゴール気分。自己最高の50kmを達成! 田代さんありがとう。ポレポレな旅って感じじゃないけど、こういうのもアリって思った。
ライダープロフィール
ちょもか
ソロキャンプ系女子ユーチューバー&インスタグラマー。茨城県在住。3年前より車中泊やソロキャンプの様子をchomocampで配信中。人気を集め、昨年は車中泊雑誌やBSのTVなどにも登場。愛車はダイハツ・ハイゼットカーゴ&ビアンキ・アンコラ。
太平洋岸自転車道とは
千葉県銚子市の銚子駅前から和歌山県和歌山市の加太港まで続く、全長1400kmにおよぶ大規模サイクリングロード構想。太平洋岸に自転車道の標識やサイクルステーションなどが整備されている。ナショナルサイクルルートに認定されている。
- BRAND :
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- CREDIT :
- TEXT:ちょもか/西山貴之(編集部) PHOTO:蟹 由香
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PROFILE
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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