
浜辺グラベルでコーヒーを楽しむ|ゆるく楽しむグラベルライド

Bicycle Club編集部
- 2023年01月24日
自転車でアウトドアを楽しむ、あるいはアウトドアで自転車を楽しむ、そんなシチュエーションに向いているのが、最近ぐっと増えてきたグラベルバイクだ。
バッグにコーヒーセットを入れて野点を楽しむのは、自転車アウトドアの入口かもしれない。静岡県のサイクルショップ「Green Cog(グリーンコグ)」の山本さんに、グリーンコグ流・遠州灘カフェの楽しみ方を教わった。
コーヒーライドをもっと身近にする方法とは?
朝、見晴らしのいい近所の山で一杯を楽しんでから開店するというアウトドア朝コーヒー派の山本さん。挽きたて入れたてのコーヒーをもっとも手軽に外で楽しむのにたどり着いた答えは、熱湯を魔法瓶に入れて持っていくという方法だ。これなら、湯を沸かすアイテムを持っていく必要がなく、また沸かす時間もいらないので、ライドの合間にすぐさまコーヒータイムを演出できる。

また森など火気を禁止されたエリア、もしくは風が強いとか火を使いたくない場面でも、お湯があるので問題ない。たしかに外でお湯を沸かすのも趣きはあるが、たっぷりの時間と場所がゆるされるところでやればいい。
ショップは海の近くにあり、数分走れば遠州灘だ。防風林のなかには未舗装の道がいくつもある。道は砂利から泥、砂地といろいろ表情を変えるが、ほぼ平坦な道で誰でもグラベルライドを気軽に楽しめる。山本さんが、初心者をよく連れていくコースだ。

普段は近くの舗装路を行ってしまうが、一歩林のなかに入ると自然が広がっている。そして未舗装路を自転車で走ることが、想像以上におもしろいことに気づく。
太平洋を見渡せる浜辺でコーヒーを入れて一杯、これで素質のある人は、ほぼハマる。「最初のきっかけさえあれば、あとは自ら深みに入っていきますから」と山本さん、それが役目という。

グラベル散走の絶景ポイントでさっとコーヒータイム
ほぼ毎日使う手放せないコーヒーセット


この瞬間がたまらなく解放感!



ショップ情報
Green Cog(グリーンコグ)
静岡県浜松市南区卸本町28
www.green-cog.com
※この記事はBiCYCLE CLUB[2022年3月号 No.442]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
- TEXT:西山貴之(編集部) PHOTO:山田芳朗
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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