世界トップクラス7チームが参戦するサウジツアーにJCL TEAM UKYOが参戦

Bicycle Club編集部

2023年01月26日

JCL TEAM UKYO(以下、TEAM UKYO)が、日本国籍チームとして初めてツール・ド・フランスの主催者であるASOが運営するSaudi Tour(サウジツアー)に出場。1月30日に開幕する同レースは、全5ステージ。山本大喜、小石祐馬らをはじめとする7選手が出場予定だ。以下、プレスリリースより。

ツール・ド・フランスでマイヨ・ジョーヌ！　片山右京チェアマンが語る新チームのねらい

2022年10月20日

ツール・ド・フランスへの挑戦が遂に始まる

JCL TEAM UKYOは、2020東京オリンピック・パラリンピックで自転車全競技の運営責任者を務めた片山右京、組織委員会会長橋本聖子が率いる「日本国籍のチームとして初となるツール・ド・フランス出場、そして表彰台に登ること」を目標に国内トップ選手が集結して2023年に発足した自転車ロードレースチームです。

チーム初戦は、ツール・ド・フランスの主催者であるアモリ・スポル・オルガニザシオン(通称:ASO)が運営する「Saudi Tour(以下、本レース)」に決定いたしました。本レースは、2020東京オリンピック日本代表新城幸也選手が所属する「BAHRAIN VICTORIOUS」をはじめ、UCI ワールドチーム(国際自転車競技連合世界トップカテゴリー)が7チーム出場する、ビックレースでもあります。

これまで、日本国籍のチームは本レースに参加したことがありません。これは、TEAM UKYOを運営するジャパンサイクルリーグ(通称:JCL)が、2021年設立当初から「ツール・ド・フランスを目指す」という明確な目標を掲げ、ステップを踏んできた成果でもあります。自転車文化・競技の中心地であるヨーロッパからみると、日本の環境はあらゆる点で後進的ではありますが、UCIやASOといった主要オーガナイザーに我々の活動が認知されはじめ、ヨーロッパ現地の有識者からも、世界に挑戦するための道筋を指導・示唆頂く中で実現しております。

チーム代表の片山は、本レースについて「厳しいレースになることは間違いないが、世界への挑戦、自分たちの実力を理解して次につなげていくためには絶好の機会」とコメントしています。