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石橋が果敢にアタック! 風速8mを超える横風のなか武山が落車でリタイア|サウジツアー2023

UCI2-1のステージレース「SAUDI TOUR 2023(サウジツアー)」に参戦中のJCL TEAM UKYO。第2ステージでは、序盤の上りを利用して石橋 学がアタック。ゴールではトップスピードに食らいついたレイモンド・グレターがスプリントで22位に入るなど順調な走りを見せた。以下、プレスリリースより。

石橋選手が逃げ、レイモンド選手がゴール勝負に加わる好走

SAUDI TOUR 第2ステージ、コースは広大な砂漠の中をコの字に大きく回る184kmで行われました。前半はやや右後ろからの追い風が予想され、中盤の横風と後半の向かい風で展開が大きく動く事が予想されるレース。JCL TEAM UKYOは第1ステージでトップとタイム差なしで総合31位につけている山本選手に18.9km地点のボーナスポイントを獲得させ総合成績の順位を上げることをターゲットに、展開次第でスプリントステージになればクレダー選手のスプリントにも視野に入れレースはスタートしました。

午前10時、スタート地点のWINTER PARKに到着するとすでに風が吹きはじめている様子。風向きでドラフティングのフォーメーションが変化するため、プロトン内でのポジショニングが結果に大きく影響することを念頭にスタートラインに並びます。11時45分にレースはスタート。

序盤の上りを利用して石橋選手を含む4名のアタックが決まります。しかし、ボーナスタイムの懸かるスプリントポイントが近いこともあり、一気にリードを広げるハイスピードな展開に2名が遅れてしまいます。結果、エウスカディのアスパレン選手と石橋選手の2名がこのポイントを通過したことでプロトンは逃げを容認、タイムギャップは一気に4分と広がります。風速8mを超える横風に苦しむも、2名は協調しながら60km/h近いスピードを保ち走り続けます。

逃げに乗る石橋選手
集団内チームでまとまって走る様子

8km地点からルートが左へ曲がると風向きが変わり、車体が大きく傾くほどの強い横風に変貌、ここでプロトンが一気にペースを上げた事で6分近く稼いだギャップが一気に2分縮まります。プロトンは5つに細分化され、強い横風の影響で選手たちは斜めの隊列で進行します。こうして石橋選手を一気に飲み込もうとする激しい展開により、JCL TEAM UKYOはクレダー選手と岡選手が第3グループ、他は第5グループに振り落とされる厳しい状況を迎えます。

レースは大変厳しい横風と砂埃のなか行われた

ところが89km地点で進路が左折したことにより突風が向かい風に変わると、それまで非常に高いペースを保っていた先頭グループは踏み止めてスローダウン。分裂したグループも再びひとつにまとまります。JCL TEAM UKYOにとってはピンチを脱した展開となり、最終展開に向け脚を回復させます。

ラスト20km先のゴールへ突き進むプロトンは横風の強い中ペースが不安定になり落車が発生、武山選手が避けきれずクラッシュ。ヘルメットやバイクを破損するほどのダメージを受けリタイアに追い込まれます。

一方、プロトンはワールドツアーチームのトレインが展開するハイペースで40名程に絞られます。彼らのトップスピードに食らいついたレイモンド選手がスプリントで22位でゴールになだれ込みます。後続では、山本選手が約2分遅れて65位でゴール。武山選手を失いましたがその他メンバーもゴールし第2ステージを終えました。

レース後の選手たち

コメント

レイモンド・クレダー選手コメント

「非常にハードな展開でしたが、昨日の不運なメカトラでの結果を少し払拭できる内容でした。スプリントの位置取り争いに単騎で加わりましたが一歩足りず20位台の結果となりました」

石橋 学選手コメント

「エウスカディの選手の踏みが強く早々に4人のメンバーが分解してしまいましたが、何とか食らいついたことで80kmほどのエスケープを展開できました。強い横風区間まで5分のリードを保てたことが自分にとってもプラスに働きましたし、昨日の武山選手に続きロングエスケープにトライしたことでチームのアピールにもなったと思います 」

清水裕輔監督コメント

「僕らのできる戦い方を2日間魅することができたのは評価できると思います。しかしながらトップチームの作り出すレースの厳しさに今日も苦しめられました。クレダー選手がトップグループでゴール、山本選手もあと少しでトップグループに残れた展開を次につなげていきたいと思います」

レース後のレイモンド選手と清水監督

SAUDI TOUR 2023

大会期間:2023年1月30日~2月3日
カテゴリー:UCI 2-1

第2ステージ/Winter park > Shalal Sijlyat Rocks(184.0km)

リザルト

1 MILAN Jonathan BAHRAIN VICTORIOUS 4h53’35”
2 GROENEWEGEN Dylan TEAM JAYCO +00″
3 BOL Cees ASTANA QAZAQSTAN +00”

22 KREDER Raymond JCL TEAM UKYO +00”
65 YAMAMOTO MASAKI JCL TEAM UKYO +1:55”

JCL公式サイト

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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