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愛三・岡本 隼が2連勝。Jプロツアー・志布志クリテリウムもスプリントで勝負決する

JBCF志布志クリテリウムが2月26日に行われ、最高峰のPカテゴリー(Jプロツアー)で岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)が前日の鹿屋・肝付ロードレースからの2連勝。再びスピードの違いを見せて、スプリントを制した。シリーズリーダーのルビーレッドジャージに文句なしで袖を通している。

愛三が連日のレース主導権を握って岡本を勝利に導く

国内ロードレースの開幕シリーズとして、鹿児島県で開催中のJBCF主催のロードレース。今度は志布志市に舞台を移してのクリテリウムが開かれた。

志布志港に面した2.9kmのコースが設けられ、Pカテゴリーは17周回・49.3kmで競われた。終始フラットで、ポイントとなるのは2カ所ずつあるヘアピンコーナーと鋭角コーナー。特に最終コーナーは道幅が狭まっており、最終周回はスプリントに向けたポジショニングが重要な要素となる。

レースは全カテゴリー通じて最後に行われ、午後1時45分にスタート。前日勝ってルビーレッドジャージを着る岡本と、同様に上位に入り23歳未満対象のネクストリーダージャージを着る津田悠義(キナンレーシングチーム)を先頭に、プロトンはコースへと繰り出した。

レース距離が短いことも関係し、序盤からハイペースで進行。アタックが決まることなく、一団のまま周回数を減らしていく。この間、2周目に設けられた1回目の中間スプリントをエリック・ディアテンス(アヴニールサイクリング山梨)が獲得している。

逃げが決まったのは6周目。トマ・ルバ(キナンレーシングチーム)の飛び出しに中井唯晶(シマノレーシング)が反応し、2人で先行を開始。その後しばらくはメイン集団が数秒差で続いていたが、8周目に入って5人が追走を開始。それほど時間がかかることなく先頭2人に合流。7人がレースを先導することになった。メンバーは、ルバと中井のほか、宮崎泰史(キナンレーシングチーム)、石原悠希(シマノレーシング)、伊藤舜紀(シエルブルー鹿屋)、當原隼人(愛三工業レーシングチーム)、加藤辰之介(イナーメ信濃山形)。8周目終わりに設定された2回目の中間スプリントは石原が獲得している。

快調に飛ばす7人は、レース半ばを過ぎて集団に対して30秒以上のリードを確保。ただ、残り5周を切って集団のペースメイクを愛三工業レーシングチームやシエルブルー鹿屋などが本格化させると、その差はみるみる縮まってくる。12周目終わりに設けられた3回目の中間スプリントを伊藤が獲得し、その後も逃げメンバーはスピードアップを試みたが、残り2周となったところで10秒差に。そして、最終周回の鐘を聞くと同時に集団が追いついた。

ここからはスプリントに向けた激しい主導権争い。途中で落車が発生し集団内が乱れるが、愛三工業レーシングチームが人数をかけて前方を固める。万全の態勢で最終コーナーを抜けると、いよいよ岡本が腰を上げてスプリントを開始。こうなると誰も続くことはできず、そのまま一番にフィニッシュラインを駆け抜けた。

2連勝を決めた岡本はレース後、「スプリントになることを意識してレースを進めることができた」と狙いどおりの勝利を喜んだ。これでシリーズ総合首位のルビーレッドジャージを着用し続けることとなり、「次のレースは違った展開になると思うが、また勝てるようにチャレンジしていきたい」と語った。

2位には岡本勝哉(チームブリヂストンサイクリング)、3位には津田が入った。津田はネクストリーダージャージをキープ。

Jプロツアーは次戦、3月25・26日にJBCF袋井・掛川ロードレースとして2連戦を行う。

志布志クリテリウム 結果

1 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)1:05’55”
2 岡本勝哉(チームブリヂストンサイクリング)+0’00”
3 津田悠義(キナンレーシングチーム)
4 河野翔輝(チームブリヂストンサイクリング)
5 横山航太(シマノレーシング)
6 大河内将泰(シエルブルー鹿屋)
7 岩田聖矢(弱虫ペダルサイクリングチーム)+0’01”
8 佐藤宇志(シマノレーシング)
9 道見優太(シエルブルー鹿屋)
10 北野普識(イナーメ信濃山形)

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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