ブランド史上最高のグラベルレーサーが登場！　KAHA（カハ）試乗レビュー付き｜CHAPTER2

ニュージーランドブランドとして、独創的なコンセプトと独自の設計を進めるチャプター2。ブランド創始者でありデザイナーでもあるマイク・プラウド氏がまた新たなフレームを生みだした。その名はKAHA（カハ）。最新のグラベルレーサー用カーボンフレームだ。

チャプター2の新たな「力」。史上最高のグラベルレーサー

チャプター2に新たなフレーム「カハ」が生まれた。マオリ語で「力強さ」を表すカーボンフレームは、グラベルにおけるレーシングパフォーマンスを最大限に突き詰めた一品だ。

さまざまなレースシーンに対応。より効率的な一台の基礎に！

目指したのは「あらゆる路面でより効率的に、より楽に進むこと」。前世代となるAO（アオ）のデザインをさらに進化させ、オリジナルのマナグラベルハンドルバーを含めたトータル設計を実現。高速化する昨今のグラベルレースに対応する、まさに最新の「力」だ。フレーム設計はグラベル用としてスタンダードなものながら、タイヤ幅はフロント50mm幅、リア47mm幅に対応し、さまざまなレースシチュエーションで戦える。

オリジナルのグラベル用カーボンハンドルバーが登場

しかしいたずらに前傾ポジションをとらせたり、エアロ化を進めるわけではないのがチャプター2のユニークな点。例えばフレームのあらゆる箇所にダボ穴を装備し荷物を積載できる点、マナハンドルバーのフラット上部は丸型設計でライトやクリップオンバーを付けられる点、700Cと650Bの両ホイールサイズに対応する点など、レース以外のトレイルライドやグランフォンドにも「快適」と「最速」を約束してくれるモデルになっている。

さらにシートポスト穴を27.2mmの丸型対応にすることでドロッパーシートポストに対応。フォークも別途サスペンションフォークに交換できるなど、カスタマイズの幅が広いのもカハの魅力だ。

カハ試乗レビュー「安定性抜群のしなやかな万能レーシングバイク」（鈴木祐一）

グラベルレーシングと名乗るだけありよく走るバイクだ。その軽さとしなりを使った反発力でオンロードでもオフロードでものびやかに進める。グラベルでありながらほぼピュアロードバイク的な高速ツーリングやグランフォンドに十分対応可能。そしてレーシングながら、特に安定性に優れているのも特徴だ。振動吸収性が高く、路面の凹凸をうまくいなすので終始安定。ライドの安心感につながる。

そしてディテールにも注目したい。ステム一体型グラベル用カーボンバーにはクリップオンのDHバーが装着でき、シートポストはドロッパー式に交換が可能。リジッドフォークもサス付きフォークも、700Cホイールも650Bホイールも装着できるなど、レーシングでありながらその拡張性には驚くばかり。ユーザーの希望に寄りそう一台が作れるだろう。

チャプター2・カハ  フレームセット

52万2500円（フレームセット）
SPEC)
■フレーム：東レカーボン　■フォーク：東レカーボン　■サイズ：XS、S、M、L＆XL　■カラー：グレー×ブルー、グロッシーブラック　■フレーム重量：1099g　■付属：マナグラベルハンドルバー（サイズ選択可）

問：チャプター2ジャパン　https://jp-jp.chapter2bikes.com