コルナゴ初のオールロードバイク「C68 Allroad」登場|COLNAGO
Bicycle Club編集部
- 2023年03月03日
COLNAGO(コルナゴ)から新製品が登場。ブランド初のオールロードバイク「C68 Allroad」がラインアップに加わった。以下、プレスリリースより。
イタリアの職人の手によって生み出されるオールロードバイク
C68 Allroadは、Cシリーズの伝統にのっとりイタリアの工房で職人の手によって1本ずつ組み立てられます。手作業によって仕上げられるフレームは、コルナゴのクラフトマンシップの頂点として、他に類をみない美しいフレームに仕上がり、これまで多くのサイクリストたちを魅了してきました。そして耐久性を求められるオールロードにおいても、そのフレーム製造の技術は遺憾無く発揮されています。
CシリーズのDNA
コルナゴにはCシリーズとVシリーズの2つのフラグシップモデルが存在します。Cシリーズは、レースで勝つことを目的とするVシリーズとは一線を画す、4つのC(Carbon / Colnago / Cambiago / Class)を冠するコルナゴの魂を受け継ぐ妥協のないバイクです。
イタリア国内の自社工房で職人の手によって生み出されるCシリーズは、モダンで洗練された造形が特徴でした。そして今回、未舗装路でのライディングの楽しさも新たに手に入れたバイクが誕生しました。
「C68 Allroad」は、「C68」とは異なるコンセプトを持ってユーザーに届けられます。独自のジオメトリ設計を採用し、オールロードバイクとしてよりコンパクトで快適な乗り心地を実現。そして、幅広い路面コンディションに対応できるようタイヤクリアランスも最適化されました。
ジオメトリ
C68 Allroadは、6つのサイズ展開(430 / 460 / 490 / 520 / 550 / 580)をご用意しました。スローピングフレームを採用し、スタックはC68と比較して全サイズの平均で19mm伸長、リーチは3.5mm短くなっています。BBドロップはサイズ毎に異なり、最大でC68より4mm長くなります。シート角については、サイズ490で74.5°とC68サイズ485と比較して同等です。
フォークは全サイズ共通で、フォークオフセットが+7mmとなりました。またオールロードとしてより幅広なタイヤを装着することを想定しており、トレイル値は一般的な43mmフォークと比較すると短く設定されており、ライド時にバランスの取れたジオメトリとなっています。
テクノロジー
C68で採用したエアロダイナミクスを高める最新のテクノロジーは、C68 Allroadにも採用されています。モノコック成形されたエアロハンドルバー「Colnago CC.01」に対応。また、ヘッドセットにセラミックスピード製のSLT(固体潤滑技術)を備えたベアリングを装備し、耐久性と剛性を高めています。D型シェイプのシートポストやケーブル類のフルインナー化、曲げや衝撃に対する抵抗力が大幅に向上したシートステーなど、フラグシップモデルに相応しいバイクです。
快適性
リーチを短くしてスタックを伸長したことで上半身を起こし、腕をあまり延ばさずともリラックスしたポジションになります。エアロダイナミクスに特化したライドポジションではありませんが背中や首への負担を減らし、リラックスしたスタイルで快適に長時間のライドを楽しんでいただけます。
タイヤクリアランス
タイヤクリアランスは35mmとC68の32mmから3mm広くなりました。
しかし、オールロード用に単純にタイヤクリアランスを大きく取っただけではありません。太いタイヤを装着しバイク全体の車高が上がることでボトムブラケット位置も高くなり、トレイル値も僅かに長くなります。そこで、バイク本体とライダーを合わせたトータルの重心を下げるため、BBハイトを下げてバランスを保っています。
ブロックチェーンシステム
フレームにはNFCタグが取り付けられており、iOS/Android用COLNAGOアプリ(日本語未対応)からブロックチェーンに保存されたバイクのデジタルパスポート情報にアクセスできます。ブロックチェーンシステムで情報を管理することで、所有権の証明が可能となるだけでなく、専用のプロセスを必要とするために偽造が難しくなり、盗難防止や長期間にわたるバイクの価値が保証されます。
ユーザーへの新しいサービスや高い付加価値を提供するため、コルナゴは新しい技術の開発や提案を積極的に行なっていきます。
製品情報
C68 Allroad
価格:1,023,000円(税込)
カラー:HABG、HADK
サイズ:430、460、490、520、550、580
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- Bicycle Club
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PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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