つくば霞ヶ浦りんりんロードをイラストで紹介! 漫画家・夏福のグルメツアーレポート
Bicycle Club編集部
- 2023年03月22日
バイシクルクラブ本誌で「自転車どうでしょう⁉」を執筆する夏福さんが、茨城県のつくば霞ヶ浦りんりんロードを走って地元のグルメスポットと名所を紹介。電動アシストバイクを使ったモニターツアーの様子をイラストレポートでお届け!
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夏福さんが霞ケ関りんりんロード付近の名所とグルメをレポート
ほぼ初のアシスト付き自転車に乗って霞ヶ浦周りんりんロードへ
2月17日、つくば霞ヶ浦りんりんロード国内外モニターツアーに参加してきました! 今回のコースはグルメスポットが多いとのことで大変楽しみにしていました。
参加されたみなさんとは石岡市にある、ホテルSOSHAで合流してスタート。今回の相棒となるブリヂストンの電動アシスト付きクロスバイク「TB1e」の説明を受けました。アシスト付き自転車は、ほんの数メートルだけ試乗したことがあるだけで実際に走ってみるのはほぼ初めて。
参加者さんのなかには、普段は自転車に乗っていないという方もおり、ゴールの土浦駅まで約40kmと初心者の方には未知の距離となっているので無理そうならサポートカーに……とお話しつつドキドキのスタート。
まずはホテルからすぐ近くの恋瀬川サイクリングロードへ。恋瀬川は霞ヶ浦へと流入している河川なので、のどかな川沿いを進み霞ヶ浦りんりんロードへと入ります。りんりんロードは道幅も広く舗装もきれいで、矢羽や案内板もあって道がわかりやすく、なにより眼前に広がる霞ヶ浦の絶景に来るたびに新鮮に感動!
りんりんロードを走って富士見塚古墳公園に到着
りんりんロードの快適な道を進み、まずは富士見塚古墳公園に到着。入り口から古墳へはそこそこの距離の階段を上るのですが、ここまで大した距離を走っていないにも関わらず運動不足の私は息を切らせつつ上り、その先でさらに大きな古墳の上へとヒィヒィ上るとそこには眼前に広がる霞ヶ浦! 視線を左に向けると筑波山も見えます。
次の目的地へと向かう途中、今回走るルート唯一の坂があるのですが、私の相棒は電動アシスト自転車。スイスイ上れます! 距離は短く激坂ではないとはいえ、自力だったらしんどいだろう坂をスイスイと。坂の途中で止まっても恐怖感なく漕ぎ出せる安心感! なぜ私はいつも自力でつらい思いをしながら坂を上っているのだ……?などとうっすら思いつつ「蔵出し焼き芋かいつか」に到着。
補給にも最適の芋お菓子! 来たかった「蔵出し焼き芋かいつか」
こちらへは以前から来てみたいと思ってはいたものの、この辺りを走るときはいつもりんりんロードを選んでしまっていたので初来店なのです。ちなみにお店がある国道354号を走るのも初めて。交通量が多くトラックも多いので少し走りづらいですが、霞ヶ浦沿いには少ない飲食店などがあるので今度からランチに立ち寄ってみようと思います。
かいつか店内には販売スペースとカフェスペースがあり、お芋を使った料理や商品がたくさんあって目移りしてしまいます。自転車乗りにうれしいテラス席やサイクルラックもあり、補給食にもよさそうなお菓子をゲットできます。
霞浦牛(かほぎゅう)ステーキ&ハンバーグに舌鼓
お次は同じく国道354号沿いにあるKs.Villageへ。サイクルラックに自転車をかけて店内へ。こちらではかすみがうら市みやじま牧場のオリジナルブランド霞浦牛(かほぎゅう)がいただけます。サイコロステーキもハンバーグも柔らかく、お肉のうまみがしっかりと味わえました。
「ライス大盛りできますよ」のお声がけに手を挙げそうになりましたがグッと我慢。次に控えているもののためにお腹に余裕を持っておかねばならないのです!
後半もまだまだ続くグルメツアー。初体験もたくさん!
ケロケロ農園で初体験のイチゴ狩り
国道354号から県道197号へと入り、たどり着いたのはケロケロ農園。こちらではイチゴ狩り体験ができるのです。じつはイチゴ狩りは初体験! 毎年シーズンになると行ってみたいなぁと思いつつなかなか行けずにいたので、とても楽しみにしていました。
ケロケロ農園では「紅ほっぺ」「いばらキッス」「よつぼし」「やよいひめ」「かおり野」の5種があり、食べ比べてみるとわかる甘みと酸味の違いがおもしろい! 練乳をいただいたのですが、必要がないくらい甘くジューシー。思う存分イチゴをいただきました。
ところで「ケロケロとは? カエルが関係しているのだろうか……?」と気になり聞いてみたところ、お客さんが「また帰って来る」とか「また帰って来てね」との思いを込めての名前だそうです。
霞ヶ浦ならでは? レンコン畑が広がる光景
次の目的地へと向かうルートはあえて大きな道ではなく、地元民しか知らないであろうレンコン畑の中の農道を進みます。霞ヶ浦といえばレンコン。この時期は収穫も進んだ2月でしたが、まだ収穫中のところもあり、先頭から「レンコン落ちてまーす!」といったなかなか聞くことがない声がけがあり笑ってしまいました。
霞ヶ浦湖畔のりんりんロードからもレンコン畑は見え、葉が生
最後はどら焼きに飲むヨーグルト! 食べてばかりのツアーに!
そんなレンコン畑を抜けて次の目的地、志ち乃に到着。サイクルラックがある、どら焼きが人気のお店です。県内に何店舗かあって何度も来ているのですが、毎回売り切れで買えなかった伽哩銅鑼(カレーどら)があるではありませんか!
「え!? どら焼きにカレー!?」と驚くと思うのですが、甘い皮とスパイシーなカレーが意外とマッチしていて甘じょっぱくておいしいのです。その他にも選ぶのに困るくらいの種類があり、どれもおいしく何度来ても楽しめますよ。
次はいったん常磐線の反対側へと渡り、ミルク工房もりやへ。こちらにもサイクルラックが常設されています。飲むヨーグルトを試飲させてもらったんですが、酸味が控えめでコクがありとてもおいしかったです。りんりんロードからほんの少しそれたところの見落としがちな場所にあるので立ち寄る際は注意してください。
ツアーの最後はプレイアトレへ。初心者も安心な霞ヶ浦周辺サイクリング
さて、あとは引き返して土浦駅へ。駅内にあるプレイアトレを見学します。ここは自転車をそのまま持ち込んで買い物や食事ができるサイクリストウェルカムな場所。じつは何度か来ている場所ですが、いまだに自転車とともに入店できることにドキドキします。盗難の心配なくお買い物ができるのがうれしいですね。
これにてツアーの全行程を完了。今回が長距離初ライドの参加者さんも無事ゴール! 霞ヶ浦周辺は平坦な道が多く、お子さんやサイクリング初心者でも安心ですし、さらにアシスト付き自転車だと初心者と経験者が一緒に楽しむことができるのでいいですね。
いっしょに走っていただいたみなさん、ありがとうございました!
問:東武トップツアーズ https://tobutoptours.jp/
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- CREDIT :
- 編集:BicycleClub イラスト&写真&文:夏福
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