春の霞ケ浦を自転車で巡る! 噂のバーガー「なめパックン」を食べに行ってみた!
Bicycle Club編集部
- 2023年03月21日
バイシクルクラブ編集部の浜田が、茨城県の霞ヶ浦りんりんロードを走ってきた。ナショナルサイクリングのひとつであり、ロード乗りの定番コースでもある霞ヶ浦は2023年の今、どうなっているのか? 隠れた名所とグルメに出合うべく、モニターツアーに参加した。
変わらず「青」の景色が広がる霞ヶ浦に、知らなかった施設がたくさんあった!
今回のルートは土浦駅をスタートして、霞ヶ浦沿いのりんりんロードを東へ進行。その後行方(なめがた)にある道の駅を経由して北上、石岡駅近くにあるホテルまでの約50kmの道のり。相棒はブリヂストンの電動アシストクロスバイク「TB1e」だ。
湖と空の青が映える霞ヶ浦とりんりんロードをほっとしながら走る
土浦駅を出たらさっそく霞ヶ浦方面へ。数分で目的のりんりんロードにたどり着き、さっそく湖まわりのサイクリングがスタート。何度か同じ道を走っている浜田だが、いつもなんだかほっとするのだ。
おそらく景色の広さが目にやさしい点、クルマが少ない点、雰囲気はローカルだが、なにかトラブルがあっても対処がとりやすい地域である点など、基本的な安心事項がそろっているせいだ。しかもアテンド付きの電動アシストバイク走行とくれば、心拍数は超低めでOK! 青空とその青を映す湖を見ながらゆったりと走行する。
かすみがうら市交流センターで1回目?の昼ご飯
しばし湖畔沿いを走ってたどり着いたのはかすみがうら市交流センター。雄大な湖と豊富な農水産物を有する同エリアの「ブルーツーリズム(親水空間の創造)」や農水産業の振興を図るための拠点だ。昼食に「ご飯プレート」ならぬ「コハンプレート」のお弁当バージョンを頂く。
霞ヶ浦にかかる橋を渡り、ナマズ肉のバーガーを食べよう
ランチで腹を満たしたあとはまた湖沿いを走って北上する。湖にかかる霞ヶ浦大橋を渡って「道の駅たまつくり」へ。ここで2度目(!?)の昼ご飯となったのは、アメリカナマズをパティに使った行方バーガー「なめパックン」だ。さっき食べたばかりだけど余裕で食せるうまさだ。
後半は霞ヶ浦の歴史を巡る旅に。年代はバラバラだけど、それが面白い!
大山守大場家郷士屋敷と三味塚古墳で茨城の歴史探訪!
食べてばかりの旅になりそうだったが、ここで地元の歴史に触れるタイミングも設けてくれる。向かったのは行方市にある大山守大場家郷士屋敷。幕末期に建てられた格式高い建物の見どころは、なんといってもかやぶき屋根。修復を繰り返しながら、長年の風雨に耐えてきた古の技術だ。案内員の方がいれば、水戸藩の歴史や文化、政治的役割を教えてもらえる。
屋敷を出て、再度湖のまわりに戻って次に訪れたのは三味塚古墳。行方市指定史跡の前方後円墳で、その全長は85m。古墳の歴史が詳しく解明されているわけではないが、面白いのはわりと街中にドドンと急に現れ、しかも自分の脚で古墳の上に上れるところ。もちろん自転車でのクライムは不可だ。
ゴールまでもう少し。お土産に懐かしのお菓子を!
歴史に触れた後はいよいよゴールの石岡方面へ。走行距離は40kmを超えているが、電動アシストバイクのおかげで疲れは最小限。みんな笑顔のままで急ぐこともなくゆるゆるサイクリング。途中には桜並木もあり、春の景色が想像するとかなり映えるだろうなぁと予想。
ゴール前の最後の立ち寄りスポットはお菓子屋さん、正確には「駄菓子屋さん」だろうか。その名は丁子屋。古い建物を古く見えるまま演出して店舗として活用する「クラシックリノベーション」とでもいうべきお店だ。昔懐かしいお菓子が、これまた古めかしい容器に入れられて販売されている。
ボリュームたっぷりのツアーが終了! 愛車とともにホテル室内へ
丁子屋から少しで、今回のゴール地点「ホテルSOSHA」に到着! これにて無事終了。数年前に走った霞ヶ浦半周では知らなかった=立ち寄れなかったスポットにいくつも行け、ひとつの旅の初体験としてとても充実したものに! この春、まだ霞ヶ原を走ったことがないあなたにも強くオススメしたい。
問:東武トップツアーズ https://tobutoptours.jp/
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- CREDIT :
- 編集:BicycleClub 写真&文:浜田幸紀
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