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一人でも多くのライダーにブランドを伝えるヘルメット|Lazer

自転車王国ベルギーのLazerが、最も多くのサイクリストに届けるためのプライスレンジで放つStrada。ブランドフィロソフィが透けて見える安全性能へのこだわりと、サイクリングスポーツの楽しみを損なわない軽快さを兼ね備えたオールラウンドヘルメットだ。

KinetiCoreをすべてのライダーに

ミドルレンジの価格帯ながら、Lazerのテクノロジーが凝縮したStrada KinetiCoreは要注目モデル。特筆すべきは、ブランドが誇るプロテクションのための最新技術キネティコアを搭載していること。オンロードヘルメットでは2モデルにのみ搭載されるこのテクノロジーは、落車時の回転衝撃に対するプロテクション性能を高めたもので、これまでの面的な衝撃対策とは一線を画すものだ。

また、ヘルメットのフィット感は安全面でも重要になるが、StradaにはLazerが培ってきたロールシスの発展形であるスクロールシスを搭載。他ブランドの後頭部ダイヤルと比べるとユニークな機構だが、直感的にフィッティングができる。以上に見てきたように、現段階のLazerのテクノロジーがふんだんに搭載されながら、プライスレンジが抑えられた意欲作。最初のヘルメットに悩む初心者から、デイリーのトレーニングヘルメットを探す上級者まで、幅広いサイクリストのニーズを満たすだろう。

<IMPRESSION>
15,000円を切る価格帯に、Lazerの最新テクノロジーを詰め込んだStrada KinetiCoreは、ブランドがその技術力をサイクリングシーンに普及させるための戦略モデルだ。こうしたモデルの完成度は高いものであるが、Stradaも例外ではない。安全性能に新しい基準を生み出すキネティコアを搭載しつつこのプライスレンジを実現したことで、ミドルグレードヘルメットとして最適解のひとつと言うことができるだろう。重量もこの価格帯としてはうまくまとめているのも好印象。

別売りのユニバーサルLED(4,290円/税込)対応モデルであればマウント不要でヘルメット後部に装着できる。他社製ヘルメットにも付属するベルクロストラップで装着可能だから、Lazerのヘルメットを手に入れる際には合わせて揃えておきたい。乗るバイクごとにテールライトを外して付けてというわずらわしさから開放される

 

Strada KinetiCore
価格:1万4520円
サイズ:S、M、L
カラー:ホワイト、レッド、マットチタニウム、マットグリーン、マットダークグレー/フラッシュイエロー、トロピカルリーブス(限定カラー)、フルマットブラック
重量:273g(S実測値)
製品情報はコチラ

 

カジュアルにもライドスケープレンズを

カジュアルなルックスが特徴のTECHNIUMはトレイルライドを主眼に置きつつも、ロードライド対応レンズを新たに採用したモデルが仲間入り。肩肘張らない週末のライドや、ライド+αの楽しみがある一日に最適だ。フルリムフレームながら、通気用のレンズスリットが入り、軽量で耐衝撃ポリアミドレンズを採用しているため長くかけていても疲れない。フレーム素材は耐久性に優れるGrilamid TR-90だから、どんなライドにも気兼ねなく持ち出せる。

<IMPRESSION>
シマノのアイウェアが誇るライドスケープレンズが調子いい。とりわけTECHNIUMにも新たに採用されたライドスケープRDレンズは、ロードライドでの路面の照り返しを打ち消して、ライドに集中させてくれる。丸みを帯びたフルリムフレームのカジュアルさは、コンペティティブなエアロヘルメットより、気張らないミドルグレードモデルとの相性が良さそう。スタイリングで遊びたくなる。

 

TECHNIUM-RD
価格:9900円(税込)
レンズ:ライドスケープRD
カラー:メタリックブラック、ダークグレー
重量:27g(実測値)
製品情報はコチラ

シマノ公式サイクリング
オンラインストア

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PROFILE

小俣 雄風太

小俣 雄風太

アウトドアスポーツメディアの編集長を経てフリーランスへ。その土地の風土を体感できる方法として釣りと自転車の可能性に魅せられ、現在「バイク&フィッシュ」のジャーナルメディアを製作中。@yufta

小俣 雄風太の記事一覧

アウトドアスポーツメディアの編集長を経てフリーランスへ。その土地の風土を体感できる方法として釣りと自転車の可能性に魅せられ、現在「バイク&フィッシュ」のジャーナルメディアを製作中。@yufta

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