早春のキャンプ旅編|ちょもかの太平洋岸自転車道ポレポレ旅作戦
Bicycle Club編集部
- 2023年05月29日
ポレポレはスワヒリ語で「ゆっくり、のんびり」の意味。太平洋岸自転車道を舞台に、自転車ゆる旅スタイルを追求。
今回旅をするのは、愛知県の渥美半島! せっかくならキャンプもしたい、とキャンプ道具を積み込んで走ってきました。海を堪能しながらのゆるキャンプツーリングです。
渥美半島の温暖な気候に、一足先に春気分でサイクリング!
太平洋岸自転車道の旅も後半戦の愛知県に突入です。今回は浜名湖西の新居町駅前からスタートすることに。ここから愛知県の渥美半島を西に向かって進むルート。
太平洋岸自転車道としては国道42号沿いになりますが、所どころに田原豊橋サイクリングロードなど、地元の自転車道が海岸線沿いに通っているので、こちらを利用しつつ、渥美半島の最西端の伊良湖岬を目指します。このルートは走りやすいコースと聞いて、愛車ビアンキでキャンプも楽しむ予定!
とはいえ調べてみると、渥美半島にはキャンプ場が少ない。さらに冬期は閉鎖してしまうところがほとんど。そんななか幸運にも、オープンしたての「センタンバーズ」というプライベートキャンプ場を発見。しかも翌日の三重県の自転車道へのアクセス、伊勢湾フェリー乗り場の目の前、という好立地。ということで、目指すゴールは伊良湖岬! どんな景色が広がるのでしょうか。
新幹線が真横を爆走する新居町駅を出発し、はじめは国道42号を西に向かいます。国道だけど、それほど交通量のある道ではないので、のんびり走れます。
高根小学校のあたりから海沿いに入っていくと、田原豊橋サイクリングロードが見えてきます。農道のような部分もありますが、今回のルートは60㎞ほど。坂道もほとんどないので、のんびり行こうと思います。
ルートの表示は一部だけど、路面に自転車道を示すブルーラインが引かれているので、なんとかなるだろうと進んでいきました。結局は国道42号にアクセスするので、先を急ぎたいなら国道を進むのもありですね。
国道沿いではちょこちょこと地元の飲食店が現れてきます。今回は昭和の喫茶店的な郷愁あふれる食堂・ホット赤羽根さんへ。地元で取れた新鮮な魚に舌鼓を打って、しばしの休憩です。
道の駅あかばねロコステーションを越えた先からは、比較的海岸線を走る自転車道が出現します。整備途中のエリアもあるので、今後が楽しみ。「伊良湖岬クリスタルポルトまで5km」の表示が出てくれば、渥美半島のルートはクライマックスに。
日出の石門の手前を右に入り、緩やかな勾配で坂を上っていくと、目前に伊良湖岬、そしてその奥には翌日に走る三重県鳥羽の山容が現れます。そしてサイクリングロードはそのまま伊良湖岬をぐるっと一周できるので、時間があるならおすすめ。
この日は夕暮れ前にキャンプ場に到着。オーナーが友だちと手作りしたというプライベートキャンプ場は、ウッドデッキあり、グランピングテントあり、コテージありのぜいたく空間!
手早くウッドデッキにテントを張り、リラックスタイムに突入。残りわずかとなったルートに思いをはせました。
ライダープロフィール
ちょもか
ソロキャンプ系女子ユーチューバー&インスタグラマー。茨城県在住。3年前より車中泊やソロキャンプの様子をchomocampで配信中。人気を集め、昨年は車中泊雑誌やBSのTVなどにも登場。愛車はダイハツ・ハイゼットカーゴ&ビアンキ・アンコラ。
太平洋岸自転車道とは
千葉県銚子市の銚子駅前から和歌山県和歌山市の加太港まで続く、全長1400kmにおよぶ大規模サイクリングロード構想。太平洋岸に自転車道の標識やサイクルステーションなどが整備され、ナショナルサイクルルートに認定されている。
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
- 編集:Bicycleclub TEXT:ちょもか/蟹 由香 PHOTO:蟹 由香
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PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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