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寒さの第7ステージ、2000m級山岳で気温は一桁台|ユキヤ通信

ジロ・デ・イタリアに参戦中の新城幸也。

第7ステージは200kmを超える距離に加え中盤に2級、そして後半に2級、フィニッシュは登坂距離26.4km、標高2130mのグラン・サッソ山頂フィニッシュというジロらしいというべき山岳ステージ。

心配されていた天気も幸い中盤で回復したが、山岳の気温は低く、雪の壁を進む選手たちへの負担は相当なものとなり、新城はチームメートたちが脱いだレインウェアなどを回収してチームカーに戻したり、また山岳に備えてウォームジャケットを取りに行ったりと大忙し。

前の2級山岳の上り口では集団の先頭でチームを引き上げ、役目を終え152位で無事にレースを終え、バーレーン・ビクトリアスはサンティアゴ・ブイトラゴ(コロンビア)が11位でフィニッシュしている。

世界チャンピオンのレムコ・エベネプール(ベルギー/ソーダル・クイックステップ)の隣でスタートしていく新城 Photo Miwa IIJIMA

新城幸也のコメント

『第7ステージは長距離は長いし、上りはきついしという、これぞジロ!というコース。序盤はスコールのせいで、道路は大洪水。寒さもあって、手袋とレインジャケットを取りに何度かチームカーの往復。中盤の山岳を登り始めると天気が回復し始めて、頂上を越えてからはドライなコンディションとなった。下りきってからは、着替え大会(笑)。幸いにも、道幅も広くて登り口まで距離もあったので、ストレスなく仕事ができた。後は45kmの上り口を良いポジションで登り始めるだけで、今日の僕の役目を終え、すぐにグルペットができたので、淡々とゴールを目指した。今日みたいなステージは距離もあったし、上り口まで集団だったのでタイムアウトの心配はほぼなく、グルペットから遅れなければ良いだけなのだが1時間以上は上り続けなければならない。また、標高2000mまで上らないといけないので、今朝の雨のせいもあって気温は一桁とかなり低め。ロングジャケットを着て上ったが……。ラスト5kmは風も強くて、手がかじかむ寒さだった。フィニッシュの山頂からチームカーでチームバスまで下山し、さらにホテルまで2時間半の移動があったので、チームから5人はヘリコプターでホテルまで飛んで行った。僕は今日のステージでチームで5番手以内にゴールしなかったので(チーム内最下位。笑)、もちろんバス移動でした。第8ステージはスプリントステージか逃げ切りか……』

Race公式サイト
Giro d’Italia 2023 | Official site (giroditalia.it)

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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