JCLがバーチャルサイクリング体験アプリ「JCL VRoad」をリリース

Bicycle Club編集部

2023年05月29日

ジャパンサイクルリーグ(以下、JCL)が、バーチャルサイクリング体験アプリ「JCL VRoad」をリリースした。バーチャルサイクリング普及に向け、JCL VRoadでは普段屋外で自転車に乗りなれていない人でも安心で利用できるようアルインコが提供するフィットネスバイク3機種を「JCL VRoad」公式バイクとして認定。バーチャルサイクリングを通じて、自転車によるフィットネスや観光がより身近になるサービスだ。以下、プレスリリースより。

自転車DXで健康×観光が自宅で、オフィスで気軽に楽しめる

株式会社ジャパンサイクルリーグは、2023年5月18日に国産のバーチャルサイクリング体験アプリ(※1)「JCL VRoad」をリリースしました(iOS 版、android 版、PC 版)。
この「JCL VRoad」をより健康促進や地域観光の体験につなげていくため、各種フィットネスバイクを展開するアルインコ株式会社(大阪府大阪市中央区)(以下「アルインコ」という)と連携し、共同企画を開始しました。

この共同企画のポイントは、下記のとおりです。

アルインコが提供するフィットネスバイク3機種を「JCL VRoad」公式バイクとして認定
アルインコとJCLで協働し、ECサイトで「JCL VRoad」用フィットネスバイクを販売
今後、「JCL VRoad」オリジナルモデルのフィットネスバイク等を企画検討する

既存で販売・利用実績のあるフィットネスバイクを活用しているため、ふだん屋外で自転車に乗りなれていない方でも安心してご利用いただけ、一般の方の健康促進だけでなく、高齢者のフレイル対策にも貢献できるサービスと捉えております。また、利用者のご自宅や勤務先等に簡便に設置できるので、気軽に利用開始が可能です。
「JCL VRoad」では、全国各地のサイクリングロードや観光地を収録して体験頂けるため、利用者は自宅等で気軽にサイクルツーリズム等の観光体験ができ、心理的な健康向上にも寄与できます。

自治体様・観光協会さまは、サイクリングコース等を収録させて頂くことで、ここ近年広がりを見せる地域のサイクルツーリズムについて、広報訴求に活用できます。また地域の観光拠点や商業施設に設置頂くことで、周辺観光の認知向上や集客にも貢献できるサービスです。

今回ご提供するフィットネスバイクとアプリの組み合わせで東京都の健康増進イベントに出展し、100名超の方に日本各地のサイクリングを体験頂きました。JCLの2023シーズンのレース会場でも、同じ組み合わせで体験会を実施する予定です。また、健康・エコ・eスポーツ等に関するイベントへの提供も計画しております。

今後、「JCL VRoad」オリジナルモデル等の企画・販売を検討するとともに、利用者の拡大を踏まえて、「JCL VRoad」を活用してご自宅にいながらバーチャルサイクルレースを楽しむ等の機会を創出していく計画です。

JCLでは、各地でのプロロードレ―ス実施、海外中心に活動する代表チーム「JCL TEAM UKYO」の運営とともに、自転車DXの取り組みを加速してまいります。

※1 バーチャルサイクリング体験アプリ：PC やタブレットを利用し、オンラインで各地のサイクリングコースを体験できるアプリ。自転車のペダルをこぐと連動して映像が流れ、実際のサイクリングコース、レースコースを走っているような没入感が楽しめます。「JCL VRoad」は、開発にあたりスポーツ庁のご支援を頂きました。