エロイカジャパン 伊豆の恵みワサビコース70kmを堪能!
ニシヤマ
- 2023年06月03日
5月13日、14日に開催されたエロイカジャパン。イベントの舞台となった静岡県「伊豆」を古いロードバイクで走るアジア最大級のヴィンテージライド。編集部ニシヤマは、この日のために組んだ三連勝でワサビコースに出場。ショートのワサビ70コースは、もりだくさんファンライド!
ピリッと伊豆が効いたワサビコース
「エロイカジャパンin伊豆2023」。コースは、距離161km、獲得標高3800mのロングコース「サムライ」、距離121km、獲得標高2900mのミドルコース「踊り子」、距離66km、獲得標高1000mのショートコース「ワサビ70」、距離35km、獲得標高430mのショートコース「ワサビ35」に分かれる。あいにくの荒天で、ロングはミドルに集約、自分は「踊り子」か「ワサビ70」のどちらにするか迷ったが、天候うんぬんよりも「やっぱ獲得標高3000mは、まだムリ」ってことで知り合いも多く走っているワサビ70でゆるっと楽しむことに。
スタート前は、曇天。薄く日も差す瞬間もあって、ひょっとしたらこのまま濡れずにいけるかもという淡い期待も。ワサビ70は、なごやかにスタートした。っと走りだしたら数10秒後に土砂降り。30秒前に降ってきてくれれば、レインウェア万全で走りだせたのに。結局、シートバッグに入れたレインウェア上下を出してスタート早々に着ることになったけど、すでにびしょ濡れ。
最初のエイドステーションに到着するころには、雨も小降りに。各エイドの補給食はバナナや地元の和菓子、もなかやまんじゅうなど。適度な量でライドの補給にぴったり。
ライド前半の峠道は、ワサビコースのがんばりどころ。国士峠に至る伊東西伊豆線は、木々に囲まれた静かな道でまたツーリングに来たいと思わせる。上りきって、古いブレーキをキーキーいわせて下るとワサビ田。しっとりとした伊豆の恵みだ。
ワサビアイスにフレンチランチプレート、グルメライドなワサビ70
次の季多楽エイドステーションでは、名産のワサビが提供された。おろしたての生ワサビをアイスの上にトッピングして食べる。これが想像の上を行くベストマッチ!
修善寺まで快適に下って伊豆長岡方面へ、狩野川沿いの平坦なコースを進む。このあたりは、さらにショートなワサビ35と共通のコース。
ワサビ70のグラベル区間は、河川敷の芝生コース。ストラーダビアンケならぬ、ストラーダーヴェルデ(緑の道)!
狩野川と城山。伊豆の有名なジオサイトのひとつ。プラス富士山が見えればなあ、というところだけど。河川敷の道は走りやすく、出会ったライダーたちとおしゃべりしながら楽しくライドしてました。
最後のエイドステーション、伊豆長岡のホテル「コナステイ」でランチ。オシャレなフランス料理のランチボックス。暖かいミネステローネがカラダに染みる。デザートは、地元温泉郷で有名な九(いちじく)の芸者プリン。どれもワンクラス上の味を堪能しました。
ゴール後も楽しいエロイカ
コナステイから5kmほどでゴール。ランチを満喫して、午後2時半くらい。いまの自分には、ちょうどいいコースだった。でも次回は、ステップアップしてミドルに挑戦してみたい。来年は、5月11-12日に開催決定、なんとエロイカジャパンは10周年。ヴィンテージバイクだけでなく、自分も磨きをかけておこう。
そして、盛り上がった後夜祭。いままではゴールして終わりという寂しさがあったけれど、最後の最後までとことん楽しませるサービス精神が新生エロイカジャパン。荒天にもめげず、イベントを安全に成し遂げたスタッフの皆さんに感謝感謝です。いやあ楽しかったな、来年も楽しみ!
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