ユーロバイク開催、LOOK・795ブレードRSなど各社から新製品発表|EUROBIKE
Bicycle Club編集部
- 2023年06月22日
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第31回ユーロバイク(EUROBIKE)が6月21-25日、ドイツ・フランクフルトで開催されている。世界62カ国から1900を超える企業が出店して製品を展示するユーロバイクは、国際的なビジネスショー、さらのドイツを中心としたコンシューマーショーとしても注目を集めており、各社から新製品やコンセプトモデルの発表も行われる。ここではその初日の様子をお届けする。
LOOKが795ブレードRSを発表
コフィディスチームが使うLOOK(ルック)。今シーズすでにレースで使われており、ファンの間では公然の秘密となっていた795ブレードRSが正式に発表された。フランス・マニクールでの風洞実験を経てよりエアロになり、さらにチームが使うバイクは完成車重量で7㎏という軽さを誇る。
※日本での扱い、詳細は改めてお伝えする。
問:ユーロスポーツインテグレーション
https://www.eurosports.co.jp/
FELTはプロトタイプを展示
FELT(フェルト)は今回プロトタイプ2モデル、レーシングバイクのFRとエンデュランスバイクVRを展示、まだ詳細は明かせないとしながら、タイヤはFRが30Cまで、VRについては38Cまで対応する。
問い合わせ:ライトウェイプロダクツジャパン
https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/
パナレーサーからはアジリストの上をいくプロトタイプ
日本のタイヤブランドパナレーサーは現在開発中というAGLIST FAST(アジリスト ファスト)を展示した。「まだチューブレスなのか、チューブドなのかなど、仕様については多くはお話できませんが、いままでのアジリストの上をいくモデルを開発中です。転がり抵抗値を従来よりも約20%低減したオールラウンドに高い性能を持ったタイヤを目指しています」とパナレーサー大和社長。さらにグラフィックは光を当てる角度で変化する「ブラックレインボーラベル」いわゆるカメレオンカラーを採用するこだわりだ。このあとの発売が待ち遠しい。
問い合わせ:パナレーサー
https://panaracer.com/
環境への配慮を打ち立てるブランドSCHWALBE
今回、50周年を迎えロゴの変更を発表したドイツのタイヤブランドSCHWALBE(シュワルベ)。「Get there」を掲げタイヤ素材のリサイクルに力を入れている。ユーロバイクアワードに選ばれたシュワルベ グリーン マラソンはシュワルベがこれまでに開発した中で最も環境に優しい自転車タイヤ。完全にフェアトレードの天然ゴムから作られているだけでなく、合計70% がリサイクルまたは再生可能材料で構成されている。マラソンは、世界初で唯一のリサイクル素材を使った自転車用タイヤで、そのゴム配合物には、リサイクルされた自転車タイヤからのカーボン ブラックが100%使用されている。
問い合わせ:ピーアールインターナショナル
http://g-style.ne.jp/
ジロで活躍したバイクも展示
ジロ・デ・イタリアで優勝したプリモッシュ・ログリッチのマリアローザ―カラーのバイクがリザーブホイールブースに展示された。フロントシングル化やヴィットリア・コルサプロの限定カラータイヤがアッセンブルされている。
リザーブに関する問い合わせ:ウインクレル
https://sports-w.com/
サーヴェロに関する問い合わせ:東商会
http://www.eastwood.co.jp/
このほかジロを走ったチーム コラテック・セッレイタリアのバイクがドイツブランドのコラテックブースに展示されている。
問い合わせ:グローブライド
http://www.corratec-bikes.jp/
EUROBIKE WEBサイトはこちら
https://www.eurobike.com/
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- Bicycle Club
- CREDIT :
- 編集:Bicycleclub
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