新城幸也が新日本代表ジャージで単騎グラスゴーでの世界選手権を走る｜ユキヤ通信

8月6日（日）スコットランド・グラスゴーで開催される「世界選手権ロードレース」に新城幸也が日本代表として出場する。今年の世界選手権は世界自転車競技連盟が “スーパー世界選手権”と称し、これまで開催地や開催時期をそれぞれ別で行っていた自転車競技のトラック、ロードレース、MTB、BMXなどの種目を同地域で同時開催するという異例の世界選手権だ。このため例年9月の第3週に行われており、ロードレースもこの時期の開催となっている。

8月3日の夜にグラスゴー入りした新城は、翌4日にコースの試走を行い感覚を確かめた。新城は今回も出場選手の中で最多出場となる。過去を振り返ってみると2005年にU23で世界選手権に初出場して以来、出場を逃したのは2大会のみ、U23カテゴリー合わせてトータル17度目の世界選手権となる(※2013年は日本に出場枠がなく、2018年は直前のレースでの落車でケガを負ったため。）。そして過去最高位は、2010年オーストラリアのジーロング大会での9位だ。

今大会でエリート男子の各国の出場選手枠を見ていくと、昨年の優勝者レムコ・エベネプール率いるベルギーは9選手、強豪国は8選手が出場できるのに対し、今年も日本の出場枠は新城1名のみという状況は非常に残念な状況であり、日本のロードレース界が長く抱えてきた課題ともいえる。

新城幸也コメント

「周回コースを試走した感想は……事前情報よりはるかに難しく、厳しいというイメージ。結果を残せる脚力が一番大事だけれども、同じくらい集団の位置取りもかなり重要なコース。逃げメンバーが多くて、協調が取れたら捕まえるのも一苦労する周回コースだと思う。1周回に50のコーナーがあると言われてますが、それ同じくらいアップダウンもある。下りながらのコーナーや、テクニックや走りの効率の良さも鍵になってくると思う。選手の出場人数的には不利な状況でしかないが、自分の経験をアドバンテージに、今感じている調子の良さを結果に結び着けられるように、上手く走らなければならない。明日は今の自分にできる最大限のパフォーマンスをしっかりと発揮したい」

ライブ配信(JSPORTS)　17時30〜↓
ワンデーレース | サイクルロードレース | J SPORTS【公式】

レース公式サイト
www.cyclingworldchamps.com/