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新城幸也、抗議活動で中断した波乱の世界選手権はトラブルで走り切れず|ユキヤ通信

8月6日(日)スコットランド・グラスゴーで開催される「世界選手権ロードレース」に新城幸也が日本代表として出場。

男子エリートはスコットランドの首都エディンバラをスタートし、8月3日~12日までの間、スーパー世界選手権として自転車競技13種目が同時開催されているスコットランド西部の都市グラスゴーに設定された周回コースに向かった。

スタート地点のエディンバラからグラスゴーに向かう途中で約6km、平均勾配4.8%の丘を越え、グラスゴーに入ると200mを一気に駆け上がる最大勾配14%の丘、さらに42カ所ものコーナーがある1周、14.3kmのテクニカルなサーキットを10周する271km。58カ国から195名が出場した。

マチュー・ファンデルプール(オランダ)が勝利

まさに日の丸を背負い17回目の出場となった新城 Photo Kei Tsuji

スタートから逃げを狙う各国のアタック合戦となり、ハイスピードなレースとなる中、単騎での出場となる新城は長丁場ということもあり、前半は集団で温存しつつレースを進めた。

8名の選手の逃げグループが形成され、レースはいったん落ち着きますが、約80km地点でコース上でレースの進行を妨げる妨害行為があり、レースを中断せざるを得ないというアクシデントに見舞われる。

気温の低い中で足止めを余儀なくされた選手たちは、上着を着こむなどコンディションを保ちながら再スタートを待つ。そして約50分後、レースは再スタート。いきなりの上り坂と狭い道幅を利用し集団の前方では強豪チームが前を位置取り、ぐんぐんとペースを上げ集団をふるいにかけ始めた。

メイン集団は人数を減らしながら周回コースへ入り、さらに強豪国のアシスト選手が捨て身でペースアップ。周回ごとに集団が小さくなっていくサバイバルレースとなり、優勝候補たちの力と力のぶつかり合いが繰り広げられた。

レース終盤で降り出した夕立によってコースは滑りやすく、さらに危険な状態になるなか、最終局面で一人飛び出したマチュー・ファンデルプール(オランダ)がスリップ落車もものともせず、22km独走し世界チャンピオンとななった。

いっぽう新城は周回手前でトラブルで止まってしまい、後続の小集団で周回に入りますが、160km地点でリタイアとなっている。

新城幸也コメント

後続集団で粘る新城 写真右 Photo Kei Tsuji

「スタートからずっとハイペースだった。270kmという距離を考慮し、逃げるということは予定していなかったので、集団待機で順調に距離をこなしていたが、80km過ぎでレース中断になってしまい、長い間足止めされてしまった。再スタートとともにペースアップがかかり、(待っている間、後方にいたため))狭い上り口でポジション上げられず、一度集団から遅れてしまった。いつものレースなら、狭い上り口はエースの位置取りのために自分が前にいるべき場所だったのに……。メイン集団に復帰したものの、再び周回にはいる直前にトラブルで止まってしまい、ペースが上がっている集団に戻る事はできず、何もできずに終わってしまった。自分でも位置取りが重要になるコースだとわかっていたのに、こんな失敗をしてしまい、派遣してくれた日本チーム、自分のために動いてくれたスタッフの皆さん、そして、楽しみに応援してくださっていた皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。まだ、後半のレースはたくさんあるので、シーズン最後まで精一杯走り切ります。応援ありがとうございました」

レース公式サイト
www.cyclingworldchamps.com/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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