初開催ツール・ド・九州の出場チームが確定、アスタナ・カザクスタン チームが参戦!
Bicycle Club編集部
- 2023年09月16日
10月6日から9日にかけて開催される新たな国内ステージレース「マイナビ ツール・ド・九州2023」の出場全18チームが確定し、9月15日に大会公式ウェブサイトに掲載された。8月に12チームの決定が発表されていたが、このたび新たに6チームの出場が明らかに。ビッグトピックは、UCIワールドツアーからアスタナ・カザクスタン チームの参戦だ。
唯一のUCIワールドチームとしてアスタナ・カザクスタン チームがエントリー
8月17日に発表された第1弾出場チームでは、日本籍のUCIコンチネンタルチームを中心に12チームが明らかにされていた。
目下の注目は残る出場枠6つだったが、UCIワールドチームからアスタナ・カザクスタン チームの参戦が決まったことで、俄然世界的にも注目されることとなりそうだ。
アスタナ・カザクスタン チームは、2006年に始動したカザフスタン国家プロジェクトを起源とし、同国の英雄であるアレクサンドル・ヴィノクロフ氏のレース活動を支えたほか、アルベルト・コンタドール氏のツール・ド・フランス制覇、ヤコブ・フルサン(現イスラエル・プレミアテック)のリエージュ~バストーニュ~リエージュ優勝など、数々のビッグタイトルを手に入れている、名実ともに世界トップチーム。2023年シーズンはここまで9勝を挙げており、ツール・ド・九州では参加唯一のUCIワールドチームとして初代タイトルを狙ってくることだろう。
このほか、ニュージーランド籍のUCIプロチームであるボルトンエクイティース・ブラックスポークプロサイクリングや、国内トップチームの愛三工業レーシングチーム、若手日本人ライダーが多数所属するEFエデュケーション・NIPPOディヴェロップメントチームの出場も決定。全18チームが出そろい、初開催に彩りを添える。
大会のレースカテゴリーは「UCIアジアツアー2.1」(1クラス)で、アジアひいては日本においても上位クラスのレースに位置する。当然、ハイレベルのレースが展開されるはずだ。
マイナビ ツール・ド・九州2023 第2弾出場決定チーム
UCIワールドチーム
アスタナ・カザクスタン チーム(カザフスタン)
UCIプロチーム
ボルトンエクイティース・ブラックスポークプロサイクリング(ニュージーランド)
UCIコンチネンタルチーム
愛三工業レーシングチーム(日本)
ARA|スキップキャピタル(オーストラリア)
EFエディケーション・NIPPOディヴェロップメントチーム(アメリカ)
ゴー・フォー・ゴールド・フィリピン(フィリピン)
※順序はチームカテゴリー順ならびにアルファベット表記順
第1弾出場決定チーム(8月17日発表)
JCLチーム右京(日本)
キナンレーシングチーム(日本)
ルージャイ・オンライン・インシュランス(タイ)
シマノレーシング(日本)
スパークルおおいたレーシングチーム(日本)
セントジョージコンチネンタルサイクリングチーム(オーストラリア)
チーム ブリヂストンサイクリング(日本)
マトリックスパワータグ(日本)
トレンガヌポリゴンサイクリングチーム(マレーシア)
宇都宮ブリッツェン(日本)
VC福岡(日本)
ヴィクトワール広島(日本)
※アルファベット表記した際の順序
※いずれもUCIコンチネンタルチーム
マイナビ ツール・ド・九州2023
会期:2023年10月6日(金)~9日(月・祝)
レースカテゴリー:UCIアジアツアー2.1(1クラス)
ステージ構成:
10月6日(金) 小倉城クリテリウム 約45km
10月7日(土) 第1ステージ 福岡 約144km
10月8日(日) 第2ステージ 熊本阿蘇 約108km
10月9日(月・祝) 第3ステージ 大分 約129km
※レース距離は大会公式ウェブサイトによる
公式ウェブサイト
https://www.tourdekyushu.asia/
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