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宇都宮でジャパンカップ開幕! 初日のプレゼンテーションでファンが大興奮

今年で30回目の開催となるジャパンカップサイクルロードレース。10月14日(土)に栃木県宇都宮市の宇都宮市大通りでクリテリウムが、10月15日(日)に栃木県宇都宮市の宇都宮市森林公園周回コースでロードレースが開催される。

クリテリウム、ロードレースの開催に先立って、チームプレゼンテーションが10月13日(金)に栃木県宇都宮市のオリオンスクエアで開催された。

今年のジャパンカップサイクルロードレースは30回目の記念大会らしく、豪華な選手たちが宇都宮の地に集結。
2020年と2021年の世界選手権覇者であるジュリアン・アラフィリップ(フランス/スーダル・クイックステップ)ら世界でもトップクラスの選手たちが来日を果たし、宇都宮森林公園で試走する姿が見られた。今回はチームプレゼンテーションの模様をお伝えしながら、注目選手たちを紹介させていただこう。

ワールドツアーのチームが7チーム参戦した30回記念大会

1990年に栃木県宇都宮市で開催された世界選手権をもとに、1992年に第1回大会が開催されることとなったジャパンカップサイクルロードレース(以下ジャパンカップ)。

2020年、21年と新型コロナウイルスの影響で大会が中止となったこともあり、2023年のジャパンカップは30回目の記念大会として開催されることとなった。

今年はワールドツアーチームが7チーム、プロチームが3チーム、海外コンチネンタルチームが1チーム、国内コンチネンタルチームが7チーム、そして日本ナショナルチームの合計19チームがジャパンカップに参戦する。

UCIワールドツアーチーム(7チーム)

・EFエデュケーション・イージーポスト
・バーレーン・ヴィクトリアス
・コフィディス
・アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ
・リドル・トレック
・スーダル・クイックステップ
・チーム・ジェイコ・アルウラー

UCIプロチーム(3チーム)

・イスラエル・プレミアテック
・ロット・デスティニー
・チーム ノボ ノルディスク

UCI海外コンチネンタルチーム(1チーム)

・リュブリャナ・グスト・サンティック

UCI国内コンチネンタルチーム(7チーム)

・JCL TEAM UKYO
・キナンレーシングチーム
・マトリックスパワータグ
・ヴィクトワール広島
・レバンテフジ静岡
・愛三工業レーシングチーム
・宇都宮ブリッツェン

ナショナルチーム(1チーム)

・日本ナショナルチーム

アラフィリップにコスタ元世界チャンプやツール4勝のフルームら豪華な選手たち

2020年と21年の世界選手権覇者であるジュリアン・アラフィリップ(フランス/スーダル・クイックステップ)や今年のツール・ド・フランスでマイヨ・ブラン・ア・ポア・ルージュ(山岳賞ジャージ)を獲得したジュリオ・チッコーネ(イタリア/リドル・トレック)、ツール・ド・フランスで総合優勝を4度達成しているクリス・フルーム(イギリス/イスラエル・プレミアテック)ら世界でもトップクラスの選手たちが来日し、30回記念大会となるジャパンカップに出場する。

ここではワールドツアーおよびプロチームに所属する選手たちを中心に注目選手たちをご紹介しよう。

ジュリアン・アラフィリップ(フランス/スーダル・クイックステップ)

2020年と2021年の世界選手権を制しているジュリアン・アラフィリップ。

ルイ・コスタ(ポルトガル/アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ)

2013年の世界選手権を制しているルイ・コスタ。

ジュリオ・チッコーネ(イタリア/リドル・トレック)

マイヨ・ブラン・ア・ポア・ルージュ(山岳賞ジャージ)を獲得したジュリオ・チッコーネ。

クリス・フルーム(イギリス/イスラエル・プレミアテック)

2013年と2015年から2017年にかけての合計4回ツール・ド・フランスで総合優勝を果たしているクリス・フルーム。

バウケ・モレマ(オランダ/リドル・トレック)

2015年と2019年のジャパンカップや2019年のイル・ロンバルディアを制しているバウケ・モレマ。

昨年の2位ピッコロはじめ、注目の選手たち

その他、昨年のジャパンカップで2位に入っているアンドレア・ピッコロ(イタリア/EFエデュケーション・イージーポスト)、直前にマレーシアで開催されていたツール・ド・ランカウイで総合優勝を果たしているサイモン・カー(イギリス/EFエデュケーション・イージーポスト)、2018年にアムステル・ゴールドレースで優勝し、昨シーズンの大ケガから復帰したミケール・ヴァルグレン・フンデール(デンマーク/EFエデュケーション・イージーポスト)。

さらに2016年のジロ・デ・イタリアでステージ優勝を挙げているレイン・タラマエ(エストニア/アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ)、今年のクリテリウム・ドゥ・ドーフィネでステージ優勝を挙げているゲオルク・ツィンマーマン(ドイツ/アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ)、2019年のジロ・デ・イタリアでステージ優勝を挙げているファウスト・マスナーダ(イタリア/スーダル・クイックステップ)、2020年のティレーノ・アドリアティコでステージ優勝を挙げているルーカス・ハミルトン(オーストラリア/チーム・ジェイコ・アルウラー)、今年のパリ~ツールで優勝しているライリー・シーハン(アメリカ/イスラエル・プレミアテック)、そして我らが新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)にも注目だ。

全19チームのスタートリスト

EFエデュケーション・イージーポスト(US)

1 PICCOLO Andrea/アンドレア・ピッコロ(ITA)
2 CARR Simon/サイモン・カー (GBR)
3 QUINN Sean/ショーン・クイン (USA)
4 EIKING Odd Christian/オッド・クリスティアン・アイキン (NOR)
5 SHAW James/ジェームズ・ショー (GBR)
6 HUNDAHL Michael Valgren/ミケール・ヴァルグレン・フンデール (DEN)

バーレーン・ヴィクトリアス(BHR)

11 ARASHIRO Yukiya/新城幸也 (JPN)
12 BURATTI Nicolo’/ニコロー・ブラッティ
13 PERNSTEINER Hermann/ヘルマン・ペルンスタイナー (AUT)
14 TU Chih Hao/トゥ・チーハオ(杜 志濠)
15 ZAMBANINI Edoardo/エドアルド・ザンバニーニ (ITA)

コフィディス(FRA)

21 MARTIN Guillaume/ギヨーム・マルタン
22 DELETTRE Alexandre/アレクサンドル・ドゥレットル (FRA)
23 ZINGLE Axel/アクセル・ザングル (FRA)
24 BIDARD François/フランソワ・ビダール (FRA)
25 PERICHON Pierre Luc/ピエール・リュック・ペリション (FRA)
26 TOUMIRE Hugo/ユーゴ・トゥミール (FRA)

アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ(BEL)

31 PETILLI Simone/シモーネ・ペティッリ(ITA)
32 ROTA Lorenzo/ロレンツォ・ロータ (ITA)
33 TAARAMÄE Rein/レイン・タラマエ (EST)
34 COSTA Rui/ルイ・コスタ (POR)
35 ZIMMERMANN Georg/ゲオルク・ツィンマーマン (GER)
36 BUSATTO Francesco/フランチェスコ・ブサット (ITA)

リドル・トレック(USA)

41 CICCONE Giulio/ジューリオ・チッコーネ(ITA)
42 BERNARD Julien/ジュリアン・ベルナール (FRA)

44 LOPEZ PEREZ Juan Pedro/フアン・ペドロ・ロペス・ペレス (ESP)
45 MOLLEMA Bauke/バウケ・モレマ (NED)
46 THEUNS Edward/エドワード・トゥーンス(BEL)

スーダル・クイックステップ (BEL)

51 ALAPHILIPPE Julian/ジュリアン・アラフィリップ (FRA)
52 KNOX James/ジェームス・ノックス (GBR)
53 MASNADA Fausto/ファウスト・マスナーダ (ITA)
54 SERRY Pieter/ピーテル・セリー (BEL)
55 VAN TRICHT Stan/スタン・ファン・トリヒト(BEL)
56 VAN WILDER Ilan/イラン・ファン・ウィルデル (BEL)

チーム・ジェイコ・アルウラー (AUS)

61 JAY-AUS DUNBAR Edward/エドワード・ダンバー(IRL) 61
62 ENGELHARDT Felix/フェリックス・エンゲルハルト (GER)
63 MAAS Jan/ヤン・マース (NED)
64 MCKENZIE Hamish/ハミッシュ・マッケンジー (AUS)
65 HAMILTON Lucas/ルーカス・ハミルトン (AUS)
66 COLLEONI Kevin/ケヴィン・コッレオーニ (ITA)

イスラエル・プレミアテック(ISR)

71 FROOME Chris/クリス・フルーム (GBR)
72 RAISBERG Nadav/ナダフ・ライスベルク(ISR)
73 HERMANS Ben/ベン・ヘルマンス (BEL)
74 ABUDRAHAM Jonatan/アブドゥラハム・ジョナタン (ISR)
75 SHEEHAN Riley/ライリー・シーハン (USA)
76 GILMORE Brady/ブレイディ・ギルモア (AUS)

ロット・デスティニー(BEL)

81 EENKHOORN Pascal/パスカル・イーンクホールン (NED)
82 SEPULVEDA Eduardo/エドゥアルド・セプルベダ (ARG)
83 VAN GILS Maxim/マキシム・ファン・ヒルス(BEL)
84 PAULUS Milan/ミラン・パウルス (BEL)
85 DEBRUYNE Ramses/ラムセス・デブライネ (BEL)

チーム ノボ ノルディスク

91 TNN-USA BEADLE Hamish/ハミッシュ・ビードル (NZL)
92 BRAND Sam/サム・ブランド (GBR)
93 DE GRAEVE Quinten/クィンティン・デ・グレーヴ (BEL)
93 IRVINE Declan/デクラン・アーバイン(AUS)
94 KUSZTOR Péter/ペーテル・クストル (HUN)
95 LOZANO RIBA David/ダヴィ・ロサーノ・リバ (ESP)

リュブリャナ・グスト・サンティック (SLO)

101 GREGORCIC Natan/ナタン・グレゴルチッチ (SLO)
102 HOPKINS Dylan/ディラン・ホプキンス(AUS)
103 POTOČKI Viktor/ヴィクトル・ポトチュキ(CRO)
104 SAMPSON Andrew/アンドリュー・サンプソン (AUS)
105 SKOK Anže/アンジェ・スコック (SLO)
106 HRIBAR Jernej/イェルネイ・ヒリバル(SLO)

JCL TEAM UKYO(JPN)

111 MASUDA Nariyuki/増田成幸 (JPN)
112 PRADES REVERTE Benjami/ベンジャミ・プラデス・レヴェルテ (ESP)
113 EARLE Nathan/ネイサン・アール (AUS)
114 KOISHI Yuma/小石祐馬 (JPN)
115 OKA Atsushi/岡 篤志 (JPN)
116 ISHIBASHI Manabu/石橋 学 (JPN)

キナンレーシングチーム (JPN)

121 HATANAKA Yusuke/畑中勇介 (JPN)
122 MOREY Drew/ドリュー・モレ (AUS)
123 CAVANAGH Ryan/ライアン・カバナ(AUS)
124 ARASHIRO Yudai/新城雄大 (JPN)
125 MIYAZAKI Taishi/宮崎泰史 (JPN)
126 TSUDA Yugi/津田悠義 (JPN)

マトリックスパワータグ(JPN)

131 MANCEBO PEREZ Francisco/フランシスコ・マンセボ・ペレス (ESP)
132 TORIBIO ALCOLEA Jose Vicente/ホセ・ヴィセンテ・トリビオ・アルコレア (ESP)
133 BOUGLAS Georgios/ゲオルギオス・バグラス (GRE)
133 NOHALES NIETO Edgar/エドガー・ノハレス・ニエト (ESP)
134 YASUHARA Daiki/安原大貴 (JPN)
136 KOBAYASHI Marino/小林 海 (JPN)

VICTOIRE HIROSHIMA ヴィクトワール広島(JPN)

141 ASO Keisuke/阿曽圭佑 (JPN)
142 DYBALL Benjamin/ベンジャミン・ダイボール (AUS)
143 BETTLES Carter/カーター・ベトルス(AUS)
144 QUINTERO Leonel/レオネル・キンテロ(VEN)
145 SHIBATA Masayuki/柴田雅之 (JPN)
146 KUBOTA Yusuke/久保田 悠(JPN)

レバンテフジ静岡(JPN)

151 BATMUNKH Maral-Erdene/マラル=エルデン・バトムンク (MGL)
152 ENKHTAIVAN Bolor-Erdene/ボロー=エルデン・エンクタイヴァン (MGL)
153 TOKOI Ryota/床井亮太 (JPN)
154 GULD Daniel/グルド・ダニエル (DEN)
155 TAKANASHI Mario/高梨万里王(JPN)
156 YAMAGUCHI Eiji/山口瑛志 (JPN)

愛三工業レーシングチーム(JPN)

161 SUZUKI Yuzuru/鈴木 譲 (JPN)
162 WATANABE Shotaro/渡邊翔太郎(JPN)
163 OKAMOTO Hayato/岡本 隼 (JPN)
164 KUSABA Keigo/草場啓吾 (JPN)
165 TOBARU Hayato/當原隼人 (JPN)
166 ISHIGAMI Masahiro/石上優大 (JPN)

宇都宮ブリッツェン(JPN)

171 ABE Takayuki/阿部嵩之 (JPN)
172 FENG Chun Kai/フォン・チュンカイ(馮俊凱) (TPE)
173 HORI Takaaki/堀 孝明 (JPN)
174 SAWADA Toki/沢田 時 (JPN)
175 TANI Junsei/谷 順成 (JPN)
177 KOSAKA Hikaru/小坂 光 (JPN)

 

日本ナショナル・チーム (JPN)

181 MATSUDA Shoi/松田祥位 (JPN)
182 KADOTA Yusuke/門田祐輔 (JPN)
183 TODOME Yuhi/留目夕陽 (JPN)
184 HASHIKAWA Jo/橋川 丈 (JPN)
185 ODA Hijiri/織田 聖 (JPN)
186 KAMADA Koki/鎌田晃輝 (JPN)

盛り上がったプレゼンテーションには別府史之、クネゴも登場

プレゼンテーションには大会アンバサダーとして別府史之、ダミアーノ・クネゴが登場した。

ダミアーノ・クネゴといえば、2004年のジロ・デ・イタリア総合優勝、ジロ・ディ・ロンバルディア(現イル・ロンバルディア)を3勝のほか、ジャパンカップでは2005、2008年と2度の優勝している。

大会期間中は別府史之とともにチームプレゼンテーションのほかフリーランやクリテリウムパレードラン、そしてトークショー(14日、15日)にも登場予定だ。

ジャパンカップグランドオープニングに登壇した佐藤栄一宇都宮市長とミヤリー
会場には応援プラカードを持参のファンも多く、選手からはミッチーくんキャラクターが配られるなどした

2023ジャパンカップサイクルロードレース 公式ウェブサイト
https://www.japancup.gr.jp/

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