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スプリントでバス・ファンベルが勝利、愛三工業の岡本が2位|山口ながとクリテリウム

11月4日、山口県長門市の港町・仙崎で2回目の開催となる「山口ながとクリテリウム」が開催。バス・ファン・ベルが(Wielerploeg Groot Amsterdam、オランダ)がスプリントを制して優勝した。

今年から翌11月5日の「美祢秋吉台カルスト国際ロードレース」が、UCI(国際自転車連合)公認の国際レース、さらにUCIアジアツアーの1戦となり海外からオランダのWPGA((Wielerploeg Groot Amsterdam)、台湾ナショナルチーム、韓国のLX サイクリングチーム、香港のTeam DarkArtの4チームが来日。さらに地元の山口県選抜チームも含めた全18チームによって争われた。「山口ながとクリテリウム」に「美祢秋吉台カルスト国際ロードレース」の前哨戦として、海外チームを含めた74名が出走した。

終始ハイスピードのクリテリウム、バス ファンベルが大混戦を制す

今年で2回目の開催となる「山口ながとクリテリウム」。

レースは仙崎漁港に隣接する「道の駅センザキッチン」をパレードスタートすると、白潟湾の海岸沿いの平坦から内陸の丘を越えてホームストレートを迎える1.5kmのコースレイアウト。35周回で繰り広げられるクリテリウムには途中3回の中間スプリント賞が設けられた。

当日の気温は18度と絶好のレースコンディション。半周のニュートラル区間を終えてスタートが切られると一気にスピードアップ、1.5kmの周回を平均時速45kmを超えるハイスピードでレースがはじまった。

前年は海岸沿いのバックストレートでプロトンが分断を繰り返したレース展開に対して、今年は各チームが抜け出しを図るもすかさず追走の動きが発生し抜け出し切れない状況が中盤まで続く。

11周回、18周回のスプリント賞を獲得したLXサイクリング、チャイニーズタイペイ、そしてツールド九州で好走を見せた横塚浩平(VC福岡)などが目立って前方で積極的に動き、レースを活性化。

25周目のスプリントポイントを阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) +0:25が獲得すると、山本大喜(JCL TEAM UKYO)と抜け出しに成功するが、1周ほどで吸収しレースは終盤戦へ。

残り周回が5周を切ると、シマノレーシングが主導権を握りスプリントへ向けて隊列を組みレースコントロールを開始。そこに加勢するのはチームブリヂストン、番手には愛三工業レーシングとスプリントを得意とするチームが縦長に伸びるプロトンの先頭付近を固める。

いよいよ最終周回。プロトンが広がる海岸沿いでは、JCL TEAM UKYO ベンジャミン・プラデスやVC福岡が単騎で前方へ、スプリントトレインを組むLXサイクリングチームも目立ち始め、ゴール直前の位置取り争いは激化した。

しかし、前方が狭くなる直前の右コーナーのイン側からWPGAのオランダ勢が突如現れ、先頭にバス・ファン・ベルを送り込むことに成功。そして、そのままの勢いでゴール前300mの上りを後続を引きちぎってファンベルが先行。ここで一瞬のとまどいをみせたプロトン、この差を詰めようと愛三工業の草場啓吾が岡本 隼を番手に猛追を掛けるも、ゴールライン目前で勝利を確信したバスファンベル選手が大きく手を広げレースを制した。後続はゴール直前で半車身まで詰めた岡本が2位。そして後方は大きく広がる集団がフィニッシュラインに飛び込んだ。

優勝したバス・ファン・ベルコメント

昨年は満足できる成績が出ていなかったので、日本のレースをこうして勝ててとてもうれしい。最後はスリリングな展開でしたが、チームメートがうまくコントロールしてくれました。

結果

1位 バス・ファン・ベル(WPGA、オランダ)
2位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム、日本)
3位 キム・ユーロ(LXサイクリングチーム、韓国)

スプリント賞

キム・ユーロ(LXサイクリングチーム、韓国)
ペン・ユアン・タン(チャイニーズタイペイ、台湾)
阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)

山口ながとクリテリウム

開催期間:2023年11月4日(土)
開催地域:山口県
レース形式:クリテリウム52.5km(1.5kmx35LAP)
中間スプリント賞:11、18、25LAP
出場チーム数:国内コンチネンタル1チーム 海外4チーム 地域選抜1チーム

計16チーム(1チーム5名体制)

出走:74名 完走:56名

公式ウェブサイト
https://akiyoshidai-karst.com/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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