「世界中を自転車で旅する家族」パッシュファミリーが2023年度「モンベル・チャレンジ・アワード」受賞!|montbell
Bicycle Club編集部
- 2023年11月17日
自然を対象に、あるいは自然を舞台として、人々に希望や勇気を与
2023年度、第12回「モンベル・チャレンジ・アワード」受賞者はパッシュファミリー
モンベルでは、自然を対象に、あるいは自然を舞台として、人々に希望や勇気を与え、社会に対して前向きなメッセージを伝える活動を応援する目的で、2005年に「モンベル・チャレンジ・アワード」を創設しました。独創的なチャレンジに対し、計画段階からのサポートを行います。失敗を恐れずに挑戦し続ける姿勢を応援します。
NOMADIC FAMILY BY BICYCLE AS A WAY OF LIFE
パッシュ ファミリー
2010年から自転車で世界中を巡る旅を始めた、スイス人のグザヴィエ&セリーヌ夫妻。旅の途中で生まれたナイラちゃんとフィビーちゃんを連れて、世界中を巡る自転車の旅を続けています。訪れた各国の文化を肌で感じながら、2人の娘はたくましく成長しています。
パッシュファミリーは、これまでに世界4大陸の91,000kmを走破しました。2010年から2015年までは”Swiss Alps to Southern Alps”と題し、生まれ故郷のスイスからニュージーランドまでを自転車で走破。その途中、2013年にマレーシアで長女のナイラちゃんが誕生しました。それ以降は子育てをしながら旅を続け、2017年には次女のフィビーちゃんが誕生しました。2019年に第9回モンベル・チャレンジ・アワードを受賞し、2023年にはジャパンエコトラック公式アンバサダーに就任しました。
2023年5月から約半年かけて”Wonder of nature”プロジェクトを始動。日本各地を訪れ、子どもたちに自然体験を提供することで、子どもたちの生きる力を育成し、そのことが地球の未来にとっても重要であることを伝える活動を行っています。2023年、2度目となるモンベル・チャレンジ・アワードを受賞しました。
パッシュ ファミリーからのコメント
この「モンベル・チャレンジ・アワード2023」を、私たちの娘である、ナイラとフィビーに捧げたいと思います。彼女たちの強い決意と勇気がなければ、日本の梅雨や酷暑、さらに数回の台風を乗り越え、プロジェクトを成し遂げることはできなかったでしょう。
10歳になったナイラは、全行程を自らの自転車で走破しました。総走行距離は約5,000km、さらに累積獲得標高は31,000mにも及びました。これは、富士山の8倍に相当します。6歳のフィビーは毎日10kmから35kmを自分の自転車で走りました。彼女は「SEA TO SUMMIT千曲川・高社山大会」も全行程歩きました。毎日、大好物の納豆を食べ、日本の民謡「ふるさと」を歌うなど、日本文化にどっぷり浸かった日々でした。
子どもたちの体力以上に重要なのは、直感力や流れに身を任せることができる力です。土砂降りの雨の中、長野県斑尾に到着するまでの1,000mのヒルクライムを歌いながら自転車で上り、道中で拾った棒切れを使ってゲームを考案する創造力。子どもたちは自分自身を信じ、全ての生命を信じています。ありがとう、ナイラ。ありがとう、フィビー。
問:モンベル https://www.montbell.jp/
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Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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