レインボーブリッジ&ゲートブリッジも封鎖! 4500人が自転車で楽しんだレインボーライド
Bicycle Club編集部
- 2023年11月23日
INDEX
11月23(祝)に東京の臨海部でサイクリングイベント「GRAN CYCLE TOKYO」が開催された。なかでも注目の「レインボーライド」が昨年に引き続き行われ、参加者たちはレインボーブリッジに加えゲートブリッジを駆け抜けた。レースとは違い、ロードバイクだけではなく、ママチャリから電動アシスト付きのシェアサイクルまで参加する都市型サイクリングイベントとなった。このためレインボーブリッジとゲートブリッジが封鎖され、首都高速台場線ならびに、お台場、青海、有明、若洲エリアの一部の道路がお昼過ぎまで通行止めとなった。
小池都知事がスターター、武井壮さん、稲村亜美さんも参加
「レインボーライド」は東京都小池百合子都知事のあいさつにはじまり、7時25分にはオリンピアンの自転車競技選手藤野智一さんや飯島 誠さん、さらにパラサイクリストら招待選手がスタート、大会アンバサダーの武井壮さんと稲村亜美さんをはじめゲストがレインボーブリッジを楽しんだ。
合計約4500人が参加。今回はレインボーブリッジに加え、ゲートブリッジを渡る、レインボーロング(32km)このほかレインボーブリッジを渡るレインボーミドル(19km)、ショート(8km)、3コースが用意された。朝のうちは曇り空だったが次第に天気も回復し、まさにサイクリング日和、普段自転車では走ることができないレインボーブリッジ、そして初登場となったゲートブリッジを走り、東京湾の風景を楽しんだ。
7月1日の解禁でタンデム自転車での参加も増えた
7月1日に東京都でもタンデム自転車が解禁となり、多くのタンデム自転車が参加した、このほか子どもを乗せたトレーラー付き自転車やリカンベントが参加するなどより幅の広い種類の自転車が参加した。
好評だったゲートブリッジ
新規で加わったゲートブリッジを走るコースは参加者から好評だった。ロングコースはレインボーブリッジを渡った後、東京港海の森トンネルを抜け、オリンピックではボート競技で使われた海の森水上競技場の脇を通って東京ゲートブリッジを渡り若洲海浜公園を巡るルートとなった。「距離が伸び、さらにゲートブリッジを往復できたのはよかったです」と評価する参加者も聞かれた。
本大会の立ち上げにかかわってきた白戸太朗都議会議員によると「関係者のおかげもありタンデム自転車やレンタサイクルなど、より幅広い方々に楽しんでいただけました。レインボーライドは来年も引き続き開催予定です。さらにコースを延長するなどの工夫をすることで、さらに海外からのお客さまにも来ていただけるようなイベントにしていけるといいですね」という。今後のイベントの広がりに期待したい。
12月2・3日には多摩地区でTHE ROAD RACE TOKYOが開催
引き続き「GRAN CYCLE TOKYO」として12月3日(日)にTHE ROAD RACE TOKYO ロード(エリート男子・女子)/パラサイクリング タンデム タイムトライアル(男子・女子)が多摩地区で開催される。
その前日12月2日(土)には調布市の味の素スタジアム構内特設コースでチャレンジレースin味スタも開催される。各種レース体験プログラムを開催するほか、3日のレースに出場する選手によるエキシビジョンレース(観戦無料)もある。
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。