KINAN Racing Teamがキックオフミーティング2023-2024実施。次のシーズンへ決起
Bicycle Club編集部
- 2023年12月18日
KINAN Racing Team(キナンレーシングチーム)が2024年の体制発表を交えたKickoff Meeting 2023-2024(キックオフミーティング)を、さる12月16日に愛知県春日井市で開催。ミーティングには新加入選手紹介のほか、直属アカデミー「KINAN Racing Team MIE Junior」(キナンレーシングチーム みえジュニア)の紹介などが組み込まれた。
2024シーズンチーム体制発表
ファンをはじめとする一般の来場者のほか、スポンサー企業関係者など来賓を招いての体制発表を行うキックオフミーティング。さまざまな形でチームを支援するサポーターの拍手を受けながら選手たちが登場。
並んだ顔ぶれは前年とほぼ変わりなく、新加入選手は2名。JCLチーム右京から移籍したレイモンド・クレダーと日本大学在学中の柚木伸元が加わった。
2024 キナンレーシングチームメンバー(12名)
新城雄大(継続)
畑中勇介(継続)
トマ・ルバ(継続)
福田真平(継続)
山本元喜(継続)
白川幸希(継続)
宮崎泰史(継続)
ドリュー・モレ(継続)
ライアン・カバナ(継続)
孫崎大樹(継続)
レイモンド・クレダー(新規)
柚木伸元(新規)
詳しくは「KINAN Racing Teamが2024年体制とロースターを発表。新規加入選手はレイモンド・クレダーと柚木伸元」を参照。
選手紹介で「コンニチハ!」と元気よく挨拶をしたレイモンド・クレダーは日系チームの在籍が7年目となる。ツアー・オブ・ジャパンステージ優勝をはじめ、UCIアジアツアーで多数の成績を残す。メインスポンサー株式会社キナン・角口賀敏会長も「良い形を皆さんに見せられるのでは」と大型フィニッシャーに期待を寄せた。
最年少・19歳の柚木伸元はシクロクロス、マウンテンバイクでの活躍が目覚ましいが、2022年にはロードレースで日本代表に選出されるなど多才な選手。チームキャプテン、新城雄大も「これまでとまた違うキナンレーシングチームを見せることができる」と話した。
KINAN Racing Team MIE Junior 始動
そして、ミーティング後半では「キナンレーシングチーム みえジュニア」の始動に先立ち、講師を務める筧 五郎が登場。過去に若手選手を指導した経験から、伸び盛りの選手育成に携わりたいと「教える」プロフェッショナルは話す。さらに、石田哲也監督は「参加する現役プロ選手たちにも、相乗して『教える力』が身に着けば」と補足がなされ、若い力を継続して育む体制づくりも期待させた。
これが終わると今度は2024年シーズンに着用するジャージ・バイクが公開された。ジャージデザインは引き続きホームタウンである熊野の海をモチーフにしたもの。メインバイクはCOLNAGOのハイエンドモデル V4Rs を使用する。実戦でのシェイクダウンはニュージーランド・サイクルクラシック(UCI2.2、1月10〜14日)からを予定しており、これがシーズン初戦となることが伝えられた。
また、チーム発足10周年を迎えるキナンレーシングチームでは、2024年シーズンへ向けた新たな応援アイテムも公表され、選手たちもニューデザインのTシャツで再登場し、閉幕の記念撮影に応じた。
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Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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