ヘルメットブランドから生まれたアイウェアKOOのすべて Vol.1|KOO
ハシケン
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ヘルメットブランド「KASK」が生んだ新進気鋭のアイウェアブランド「KOO」。ヘルメットとの完全調和を果たしたデザインと、パフォーマンスを引き出す高性能を融合した100%イタリアンメイド。サンデーライダーからUCIワールドツアーレーサーまで、幅広いサイクリストに支持される注目ブランドを、全3章にわたって紹介する。第1章では、ブランドストーリーにフォーカスする。
KOOの「K」の由来
100%イタリア生産にこだわるアイウェアブランドであるKOOが誕生したのは2016年のこと。今日までわずか8年のうちに、そのハイセンスかつ高性能なブランドは世界中のサイクリストの心をつかむまでに成長。ちなみにKOOと書いてクーと読む。頭文字のKは、ヘルメットブランドのKASK(カスク)のそれである。 KASKといえば言うまでもなく、銀河系チームとして成功を収めたチームスカイ、現在もイネオス・グレナディアーズをサポートするイタリアンヘルメットブランドだ。そんなヘルメットブランドが立ち上げたアイウェアブランドという特異なストーリーを持つKOO。そこには、世界最高峰のレースシーンで培われた高い性能に加え、トレンドを捉えたハイセンスなデザインの融合がある。
首から上をトータルプロデュース
ここではじっくりとKASKヘルメットからはじまるKOOの誕生ストーリーを振り返ろう。前述のとおり、KASKの誕生なくしてKOOはない。KASKヘルメットは2004年にイタリア北西部、ロンバルディア州ベルガモ県で誕生した。KASKはサイクリングだけでなく、登山や乗馬、さらに工業用の安全ヘルメットまで手がける総合ヘルメットブランドとして成長。その中にあって、2010年から始まったチームスカイとのパートナーシップは、世界的サイクリングヘルメットとしてのポジションを確立するターニングポイントになった。
そして2016年、KASKの商品開発部門のもとでアイウェアKOOは産声を上げた。当時、ブランドとして確立していたKASKと並ぶスポーツアイウェアを開発することをめざしていた。
当然ながら、ヘルメットブランドが自社でアイウェアを開発するメリットは大きい。ヘルメットとアイウェアを機能的にもデザイン的にも高次元で調和できるためだ。つまり、アスリートの首から上の安全と快適性をトータルプロデュースできる。
アスリートの声こそブランド成長の鍵
そして誕生したKOO初のサイクリングモデルとなったOPEN(オープン)。1枚レンズと斬新なフレームデザイン、独自のテンプル調整機構によって人気を博した。OPENは当時のプロコンチネンタルチームのドラパック・プロサイクリングなどと共同開発を行ったモデルだった。そして今日までプロチームやアスリートとのコラボレーションを積極的に進める。現在はUCIワールドチームはじめ、女性コンチネンタルチームのセラティジット・WNTプロサイクリングチームなどと契約。また、アルベルト・コンタドールやイヴァン・バッソといったレジェンドライダーとアンバサダー契約を結ぶ。彼らの生の声が製品開発に生かされ、ブランドの急成長を支えている。
また、開発はロードサイクリングのみに特化することなく多様なジャンルを手がける。MTBやグラベル、トライアスロンなど自転車シーンはもちろん、ランニングやスキーなど各スポーツ、さらにライフスタイルといったシーンに合わせた製品開発を意欲的に行ってきた。まだ歴史の浅いKOOにおいて、充実のラインアップは目を見張るところだ。
安全、軽量、快適を実現する
KOOのサイクリングコレクションの主力は、近年のアイウェアトレンドのワンピースレンズタイプだ。鮮明な視野を確保しながら、目の保護も保証する安全性を最優先に開発される。レンズには、レンズ分野のマーケットリーダーである「ZEISS(ツァイス)」を採用。そして、ヘルメット同様に高い安全性と品質を保証するため、厳格なテストを経て製品化されている。
また、長時間の着用でもストレスを感じさせない軽量さも追求。そこには機能美も備わり、トレンドに合わせたスタイリング、カラーや質感も融合する。
現在、オンロードサイクリングモデルには、次の4つをおもにラインアップする。Open Cube(オープンキューブ)とSpectro(スペクトロ)、Demos(デモス)、そして最新モデル「ALIBI(アリビ)。いずれもワンピースレンズを採用し安全性と視野の確保を約束しながら、軽量性と快適性を実現したモデルだ。
Vol.2では、各モデルの特徴、それらを可能にするためのテクノロジーについて詳しくみていきたい。
問:日直商会 https://nichinao.jp/
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