BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

ツール・ド・フランス2024の出場チーム決定。ウノエックスが2年連続の選出

世界最大の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスの2024年大会出場チームが決定し、1月18日に発表された。UCI(国際自転車競技連合)の規定どおり、スタートラインにつくのは22チーム。第1カテゴリーのUCIワールドチームなどが自動選出されたほか、第2カテゴリーの同プロチームからノルウェー籍のウノエックス・モビリティが2年連続の出場を決めた。

出場全22チームは前回と同じ顔触れ

今年のツールに向けて、大会を主催するA.S.O.(アモリ・スポル・オルガニザシオン)は、22の出場チームを明らかにした。18あるUCIワールドチームは自動的に出場が決定するほか、同プロチームのうち昨年のUCIチームランキングで上位に入った2チーム、イスラエル・プレミアテックとロット・デスティニーも自動選出された。

残る2枠が主催者の裁量によって決めることができ、選ばれたのは常連チームとして大会をにぎわせる地元の雄・トタルエネルジーと、昨年初めてツールの舞台に立ったウノエックス・モビリティに決まった。

© A.S.O./Charly Lopez

2年連続での出場を決めたウノエックスは、ノルウェーを本拠としながら北欧を網羅する石油製品精製・販売企業をメインスポンサーに持つ。今季は、昨年のジロ・デ・イタリアで5日間マリア・ローザを着用し、最終的に個人総合8位に入ったアンドレアス・レックネスン(ノルウェー)や、逃げのスペシャリストのマグナス・コルト(デンマーク)を迎え入れた。スーパーエース級の選手を加え、戦力は劇的にアップ。将来が嘱望されるトビアス・ヨハンネセンや、ベテランスプリンターのアレクサンダー・クリストフ(ともにノルウェー)などもツールのメンバー入りが濃厚。今年は台風の目となる可能性がある。

© A.S.O./Charly Lopez

出場チームが昨年と同じ顔ぶれとなる一方で、初出場を目指したチューダープロサイクリングとQ36.5プロサイクリングチームは選出ならず。ツールと同時発表されたパリ~ニースに前者が、後者はクリテリウム・ドゥ・ドーフィネには招待される。

ツール・ド・フランス2024年大会は、6月29日にイタリア・フィレンツェをスタート。同国で3ステージを行ったのちに、フランスへ移る。また、パリ五輪開催にともない、フィナーレは南仏のニースに。7月21日に大会の幕が閉じる。3週間の総距離は3492kmで、グラベルセクションや個人タイムトライアルステージが特徴的なセッティングとなっている。

ツール・ド・フランス2024 出場チーム

UCIワールドチーム

アルペシン・ドゥクーニンク(ベルギー)
アルケア・B&Bホテルズ(フランス)
アスタナ・カザクスタン チーム(カザフスタン)
バーレーン・ヴィクトリアス(バーレーン)
ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
コフィディス(フランス)
デカトロン・Ag2rラモンディアールチーム(フランス)
EFエデュケーション・イージーポスト(アメリカ)
グルパマ・エフデジ(フランス)
イネオス・グレナディアーズ(イギリス)
アンテルマルシェ・ワンティ(ベルギー)
リドル・トレック(アメリカ)
モビスター チーム(スペイン)
スーダル・クイックステップ(ベルギー)
チーム ディーエスエム・フィルメニッヒ・ポストNL(オランダ)
チーム ジェイコ・アルウラー(オーストラリア)
チーム ヴィスマ・リースアバイク(オランダ)
UAEチームエミレーツ(UAE)

2023年UCIチームランキング上位による自動選出(UCIプロチーム)

ロット・ディステニー(ベルギー)
イスラエル・プレミアテック(イスラエル)

主催者選出(UCIプロチーム)

トタルエネルジー(フランス)
ウノエックス・モビリティ(ノルウェー)

SHARE

PROFILE

福光俊介

福光俊介

サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

福光俊介の記事一覧

サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

福光俊介の記事一覧

No more pages to load