２％の空気抵抗を削減した新ルック・ケオブレード登場｜LOOK

フレンチブランドのLOOK（ルック）から新しいロード用ビンディングペダル「Keoブレード」が登場。最大の特長は空気抵抗を前作に比べ２％削減している点だ。

LOOKの最新モデルとなるNEW「Keo Blade」ペダル

「軽量性、安定性、空力特性、自然なクリップイン、耐久性の融合」をコンセプトとした新型ケオブレード、その特徴を見ていこう。

伝説的ペダルの進化

2011年に登場したKeoブレードは、従来の金属スプリングをカーボンブレードに置き換えた画期的なモデルだ。その後、プロライダーの新規格となり、この2024年シーズンは４つのチームをサポート、さらなる機能の向上を果たした。

大きな踏み面、さらなる快適性

705ｍｍ²の踏み面積、さらにサポート幅が64ｍｍと広いため圧力を分散してくれる。このためシューズソール面の種類にかかわらずライダーに快適性をもたらしてくれる。踏み面は３枚のステンレススチールプレートで構成されており、より広くなったことで足のブレや傾きをなくし、安定性を向上している。

エアロダイナミクスを追求した設計

前方セクションの設計を変更し、シューズとペダル間の空気の流れを最適化。ブレードのエレガントな形状が乱れのない流れを作り出す。前モデルから約2％の空気抵抗減少を実現。スピードを追求するサイクリストに、美しさだけでなく効率性をももたらしている。

正確で確実なクリップイン・クリップアウト

独自のカーボンブレードテクノロジーは素早いクリップアウトと確実な保持感を生み出し、ライダーの安全につながっている。さらにカーボンブレードをバネに使うことで、通常の金属システムより20％軽量化。進化したブレードバネは、スムーズに変形、素早く確実な着脱を可能にする。

カーボンブレードで軽さを踏襲

セラミックチタンモデルではペアで260g。チタン軸、超軽量カーボンボディとブレード、セラミックベアリングとステンレススチールプレートを採用してパフォーマンスと耐久性を確保。重量については前作Keoブレードセラミックチタンモデルで95g（片面）となり、重量よりもトータルでの性能を優先している。

カーボンブレードは4種類、テンション調整を簡素化

専用ツールで簡単に交換できるブレード。交換することで固定力を選ぶことが可能。8、12、16の３つのテンションから選択できるほか、競技者用には20という最強のテンションをもつブレードも展開される。

スッテプインが簡単に

新設計Keoブレードは重量配分を改良し、ペダルの後部が重くなったことでステップインが簡単になっている。

セラミックベアリングモデルも継続

無駄をなくしてスピードを上げるには摩擦抵抗の軽減が必要となる。真円度が高いセラミックベアリングを採用することで摩擦抵抗を18％減らし、寿命を従来のスチールベアリングの4倍から6倍に伸ばした。

Keo BLADEシリーズ 3モデル スペック

KEO BLADE

2万5300円

ボディ：カーボン
クリート：ケオグリップ
アクスル：クロモリ＋
ベアリング：スチール
リテンション：08
踏面積：705ｍｍ²
デッキ幅：64ｍｍ
Qファクター：53ｍｍ
スタック：14.8ｍｍ
ペダル重量：115g
ペダル＆クリート重量：300g

KEO BLADE CERAMIC

3万6300円

ボディ：カーボン
クリート：ケオグリップ
アクスル：クロモリ＋
ベアリング：セラミック
リテンション：12
踏面積：705ｍｍ²
デッキ幅：64ｍｍ
Qファクター：53ｍｍ
スタック：14.8ｍｍ
ペダル重量：115g
ペダル＆クリート重量：300g

KEO BLADE CERAMIC TI

5万2800円

ボディ：カーボン
クリート：ケオグリップ
アクスル：チタニウム
ベアリング：セラミック
リテンション：16
踏面積：705ｍｍ²
デッキ幅：64ｍｍ
Qファクター：53ｍｍ
スタック：14.8ｍｍ
ペダル重量：95g
ペダル＆クリート重量：260g

問：ポディウム　https://www.podium.co.jp/brands/lookpedals