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守備範囲の広い軽量エアロロードへ完全進化「795 ブレード 2 RS ディスク」|LOOK

ハイエンドモデルの新型から廉価モデル、全く新しいオールロードまで、2024年も個性あふれるさまざまなニューモデルが登場。今回の記事では「LOOK 795 BLADE 2 RS DISC(ルック・795 ブレード 2 RS ディスク)」をハシケンがインプレッション!

プロ選手のフィードバックを受け開発された最新エアロロード

今年のツール・ド・フランスで区間2勝の歓喜に沸いたコフィディス。スポンサーする同郷のルックから誕生した新型795ブレード 2 RSは華々しいデビューを飾った。

ルックが誇るエアロロードの795ブレードRSは、前作までの複雑かつ優美なフレーム設計からじつに直線的で戦闘的なフォルムに変更された。最新データに基づく風洞実験を通して、ケーブルフル内装を実現するコックピットの開発。ドロップドシートステーや細身のダウンチューブなど最新エアロフレーム設計を積極的に採用。前作比でフレーム重量は120gの軽量化(Mサイズ実測での比較)を実現。コンボエアロカーボンハンドルバーやDシェイプエアロシートポストを含めたシステム重量として軽量化を追求し、7kgジャストという目標重量を達成している。

開発にはコフィディスの選手からの要望をフィードバックし軽さと剛性を追求。カーボン素材には軽量化と剛性アップを可能にするウルトラハイモジュラス(UHM)カーボンを全体の25%、HMカーボンを19%もぜいたくに使用。

販売はフレームセットのみで、フレームサイズが5展開。付属するハンドルバー・ステムは4展開。カラーはプロチームブラック(写真の試乗車)、アイコニック(旧モンドリアン)など4色。

D型断面に近いダウンチューブ。ボリュームは控えめにした最新エアロロードのトレンドをくむ。いっぽうでBBボリュームは出して剛性確保を狙うメリハリのきいた設計。ボトルのポジションも計算されて空力性能を追求したローボトル設計を採用
空力を最適化するドロップドシートステー。前方からの空気を後方へスムーズに流すエアロシートステー形状が特徴
前面投影面積を減らすシェイプアップされたヘッド形状。最大32mmタイヤに対応する幅広のクリアランスを確保
専用設計されたコンボエアロカーボンハンドルバーはハンドル重量220g、ステム重量140gと軽量な仕上がり。ケーブル内装され、フルインテグレーション化を実現。調整はスペーサーで調整可能

LOOK 795 BLADE 2 RS DISC(ルック・795 ブレード 2 RS ディスク)

価格:88万円(フレームセット)
フレーム:オリジナルカーボン(UHM25%、HM19%、UHR5%、IM24%、HR27%)
付属品:コンボエアロハンドルバー&エアロステム、エアロポスト4 シートポスト、専用サイクルコンピューターマウント、X12P1.5スルーアクスル
サイズ:XS、S、M、L、XL
カラー:アイコニック、プロチームブラック、グレーナルドグロッシー、レッドクロームサテン、サンダーブルーサテン
各部重量:フレーム905g(未塗装・Mサイズ)、フォーク425g、シートポスト160g、ステム140g、ハンドルバー220g
公称バイク重量:7.0kg(Mサイズ)

ルック・795 ブレード 2 RS ディスクをインプレッション

ハシケン:ロードバイクをメインにする自転車ジャーナリスト。国内ヒルクライムレースでの優勝多数。ツールドおきなわ市民200、ニセコクラシックなども上位完走。多くのバイクを試乗してきた経験から最新バイクの特性を伝えていく。

見た目も走りもスパルタンレーサー。かかりがよく軽快な登坂を楽しめる

前作からガラリと見た目の印象を変えた新型795ブレード2RSは、その走りもまた生まれ変わっていた。ひとことで言えば、空力性能を追求した万能型のスパルタンレーサー。剛性レベルは昨今の万能型エアロロードのなかでも高めに仕上がっている印象。クライミングバイクとして人気の同社のヒュエズにも感じた、しっかりと芯のあるプロ仕様のレーシングフレームの印象が強い。ただし、新型はバイク全体で大幅な軽量化を実現しているため、前作のように出力域が高くなくともレスポンスがよく、バイクを自在に扱いやすい。クライミング性能もハイレベル。足当たりはレーシーだが、丁寧にペダリングすると、しっかりトラクションがかかり軽快に加速する。最近試乗した軽量エアロロードの中でも、1、2を争う軽やかな進みのよさを感じた。

LOOK公式サイト

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PROFILE

ハシケン

Bicycle Club / スポーツジャーナリスト

ハシケン

ロードバイクに造詣が深いスポーツジャーナリスト。国内外のレースやロングライドイベントを数多く経験。Mt.富士ヒルクライムの一般クラス優勝、ツールド宮古島優勝。UCIグランフォンド世界大会への出場経験あり。

ハシケンの記事一覧

ロードバイクに造詣が深いスポーツジャーナリスト。国内外のレースやロングライドイベントを数多く経験。Mt.富士ヒルクライムの一般クラス優勝、ツールド宮古島優勝。UCIグランフォンド世界大会への出場経験あり。

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