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世界最大級の国際自転車ショーTAIPEI CYCLE 2024開幕。3月8日、9日には一般公開

3月6日(水)から9日(土)の4日間「台北国際自転車見本市(TAIPEI CYCLE 2024)」が台北世界貿易センター(TWTC)南港展で開催。世界各国から自転車関連企業を中心に950社、3500ブースが出展、初日はジャイアント・TCRの発表で盛り上がったほか、日本パビリオンではナショナルサイクリングルートを中心にサイクルツーリズム関連の紹介も行われるなど、多彩な展示が楽しめる内容になっている。8日(金)~9日(土)は一般公開日となっており、日本からも多くの来訪者が見込まれている。

ジャイアントの新TCRの発表で沸いた初日

今年の目玉はジャイアントの新TCRの発表。初日ということもあり多くの関係者や報道関係者が集まり、トム・デュムランを迎えてのプレゼンテーションは多くの観客を集めた。

メリダブースでは最新のeMTBを展示

Taipei Cycleでは日本未入荷の新しいeバイクも多く発表。台湾ではガラパゴスと化してしまった日本では流通しないeバイクが多数みられるのも楽しみの一つ。メリダブースにはシマノEP801搭載のeONE-SIXTYが展示されていた。

メリダのeMTBのトップモデル、eONE-SIXTY10Kではシマノの電動ユニットにSRAM・XXEagleのドライブトレインを組み合わせた仕様となっている

TAIPEI CYCLE d&i award 2024ではエコ素材のグラベルタイヤが受賞

Taipei Cycleではショーの前にTAIPEI CYCLE d&i award 2024を発表、会場では受賞商品が展示されている。

今回、金賞を受賞したビットリアのテレーノ プロT60ミクストは環境を配慮した天然素材を多く使ったグラベルタイヤ。92%がリサイクルもしくはリサイクル可能なで作られているほか、素材には天然ゴム、米からとれたシリカ、大豆油が使われているという。

このほか今回金賞には台湾を代表するメリダとジャイアントのグラベルバイクが選ばれている。

12カ国から150点近くの応募があり、受賞した47件の応募のうち、7件がTAIPEI CYCLE金賞を受賞した

日本パビリオンではナショナルサイクルルートを紹介

今回台湾でも注目を集めるのが日本パビリオン。従来の日本ブランドの商品に加え、ナショナルサイクルルートを中心に静岡県、富山県、茨城県なども出展し、日本でのサイクルツーリズムを紹介。台湾でも走行環境がよい日本でのライドへの関心は高い。

BicycleClubも出展、日台の最新刊を発売

ビワイチを紹介するPRも実施。左からバイシクルクラブ編集長山口、バイシクルクラブ中華国際版何編集長、観光振興局 ビワイチ推進室大沼翔司主査

日本と台湾の2つの編集部が合同で設置したBicycleClubブースではバイシクルクラブの中華国際版と日本語版の最新刊を発売しているほか、日本を代表する琵琶湖一周、いわゆるビワイチなど日本の紹介も行っている。ぜひ、来場の際は立ち寄っていただきたい。

問:TAIPEI CYCLE
https://www.taipeicycle.com.tw

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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