雪がちらつく第4ステージ、バウハウスをフォローしながら131位でフィニッシュ|ユキヤ通信
Bicycle Club編集部
- 2024年03月08日
イタリアトスカーナ州で開幕したワールドツアー・ステージレース「Tirreno-Adriatico(ティレーノ〜アドリアティコ)」に参戦中の新城幸也。第4ステージは、イタリア中部に位置するウンブリア州に舞台を移し、テルニ県にあるイタリアの美しい街100選にも選ばれるアッローネをスタート。内陸から東に進み、アドリア海の海岸線沿いの町ジュリアノーヴァで小さな周回を経てフィニッシュする207kmのコースを走る。
山岳ポイントでは雪がちらつく天気に
スタートから肌寒く、途中冷たい雨が降ったり止んだりの安定しない天候が選手たちを苦しめる。スタートして約70km地点に設定されている標高1521mの山岳ポイントでは雪のちらつく寒さとなった。
この日も集団でのスプリントに持ち込み、エーススプリンターのフィル・バウハウス(ドイツ)の連勝を狙う作戦だったが、ラスト20kmの周回に入り、バウハウスの調子が悪くなり集団から脱落。すぐに新城がサポートする形で集団を離脱し、バウハウスをフォローしながら131位でのフィニッシュとなった。
新城幸也のコメント
「今日も1日中、寒い日だった。コースの真ん中にある頂上(1500m)は雪がちらついていて、体感的には2℃位だったかな。上りの頂上からゴールまでは100km以上もあるのに、コフィディスの上りで謎のペースアップがあり、逃げとの差も1分程に縮まった。集団が止まってしまい、差を余計に広げることとなり、追い風に乗った逃げとの追いかけっことなった。
ゴールまでのアップダウン区間での位置取りが今日の仕事だったので、先頭を追いかける手伝いする作戦もあったが、複数のチームが集団を牽引していたので我々は位置取りに専念することに。最後の周回は道も狭くて、集団内で埋もれてしまっていた。
昨日の優勝者フィル(バウハウス)も上りの速いペースで残り10kmでスプリントできないとなり、今日のステージはあきらめる事となった。
自分の調子は昨日同様に順調にきてる。 明日から2日間は上りステージ。できる限り総合の2人、ティベリとダミアーノを助けられたらと思う」
8日の第5ステージはこれまでの平坦ステージとは違い、アップダウンが連続する144kmを走る。
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- Bicycle Club
- CREDIT :
- PHOTO&TEXT:Miwa IIJIMA
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