フリージャーナリストが選ぶ「日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2024」トレンドを掴んだ5ベストが決定
Bicycle Club編集部
- 2024年03月18日
日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー実行委員会が、「日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2024」を実施。7回目となる今回からは、メディアに属さないフリーランスの自転車ジャーナリストによる企画・運営体制へと変更して開催された。
選考対象車種は、バイシクル・オブ・ザ・イヤー2023の発表以降に国内で発売された自転車の中から、選考委員が選んだ全66モデル。選出選考委員各人が10台を選び、投票の多かったバイク5台が、この1年のスポーツ自転車を代表する5ベストとして選考されている。
自転車ジャーナリストが決める国内唯一のスポーツ自転車アワード
今年から企画・運営面で、「バイシクルクラブ」の手を離れ、単一メディアに属さないニュートラルな立場にある我々自転車ジャーナリストたちが担う(バイシクルクラブは掲載メディアのひとつというスタンス)。そして、来年以降、業界はもとより、より多くのサイクリングファンを巻き込んだアワードへの変革を計画している。今年はそこに向けた第一歩になる。
アワード企画を発展させ、真の情報と価値を伝えたい
万事、時代と共に変化していくことは世の常。近年、スポーツ自転車を取り巻く環境も変化しているように、その情報発信を生業としている我々自転車ジャーナリストたちの活動も変化してきている。
劇的なキャッチが踊り、絶賛案件動画が溢れ、いいね数で優劣が決まる……。表面的な情報に溢れる現代における真の情報と価値とは。我々自転車ジャーナリストたちは、長年の専門家としての知見をもって、スポーツ自転車の正しい知識やその価値観を伝えるべき時がきている。そのひとつの活動が、日本バイシクル・オブ・ザ・イヤーになる。これは単にナンバーワンモデルを決めるだけの昭和的思考のチープな企画でない。そこから見えてくるスポーツ自転車のトレンドや時代背景を捉えていく価値あるアワードへ。
日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2024 選考委員
日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2024 5ベスト
今年の受賞車種は、革新的なデザイン、技術革新、そして乗り手に提供する快適性と安全性を兼ね備えた製品群から選出された。受賞車種は以下のとおりだ。(順不同)
BIANCHI Specialissima RC(ビアンキ/スペシャリッシマ RC)
CANNONDALE SuperSix Evo LAB71(キャノンデール/スーパーシックスエボ ラブ71)
CANYON Grail CFR(キャニオン/グレイル CFR)
MERIDA Silex 8000(メリダ/サイレックス8000)
SPECIALIZED S-Works Tarmac SL8(スペシャライズド/エスワークス ターマックSL8)
大賞はじめ各賞の発表は、3月19日に実施!
この選考された5台の自転車から、大賞、そしてカテゴリー別でのベスト賞を決める最終選考会を実施。またこの5台とは別枠で優れた性能とコストパフォーマンスを両立したバイクを選ぶ「ベストパフォーマンスロード賞」も合わせて選出される。
受賞モデルの詳細&選考の理由はバイシクルクラブ5月号をチェック!
日本バイシクル・オブ・ザ・イヤーの各賞の受賞モデルは、自転車の専門家が選ぶ、性能、デザイン、トレンドなどすべての要素を織り込んだ、この年の代表するモデルであり、自転車業界の今を指し示すモデルともいえる。受賞モデルの詳細や選考の理由など、詳しい内容は、3月19日発売のバイシクルクラブ最新号(Bicycleclub 5月号)で掲載! それぞれのモデルをより深く知れるだけでなく、読めばスポーツバイクのトレンドにも詳しくなれること間違いなし!
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