ライトラインが赤く染まる！　地元自転車チーム宇都宮ブリッツェンラッピング登場

Bicycle Club編集部

2024年03月24日

3月24日(日)から栃木県宇都宮市と芳賀町を結ぶLRT「ライトレール」（以下略LRT）に、地元の自転車チーム宇都宮ブリッツェンのラッピングをした赤いLRTが走り出す。3月24日には自転車レースJBCF宇都宮清原クリテリウムが開催され、宇都宮ブリッツェンとLRTの赤いトレイン同士の並走シーンが実現する可能性もあるという。

宇都宮ブリッツェンの沢田、谷選手の写真が大きく掲載

ラッピングデザインはチームカラーのレッドを基調に普段のイエローとはまた違ったチームカラーにデザインされる。先頭車両には2023年のジャパンカップへ向かう沢田時選手、そして清原クリテリウムへ向かう谷順正選手の姿が描かれたデザインになっている。

世界的に珍しいレースとLRTの並走シーンが見られるかも、ライブでも配信

*平石車両基地*に留置されるラッピングトレインを発見した自転車解説者の中島康晴さん。元プロ選手で、自転車と鉄道をこよなく愛す

3月24日に清原工業団地で開催される自転車レース「宇都宮清原クリテリウム」では1周目のパレード走行、選手とLRTの併進を予定している。ライトレールのダイヤの都合で変更される可能性もあるが、これは楽しみだ。トップカテゴリーのレースJプロツアーのオープニングセレモニーは13:40を予定しており、そのあと清陵高校前13：58発の下り列車とタイミングをあわせてパレード走行がスタートする模様だ。

当日の模様はYouTube「JBCF公式ガチンコサイクルTV #GCTV」で配信予定。実況を務める元プロ選手の中島康晴さんによると「自転車チームのラッピング車両が走るのは世界的にも珍しいですね。さらにレースとラッピング列車の並走は、世界3大レースのジロ・デ・イタリアと同じ、これはすごいことです」とコメント。自転車レースでは選手たちの隊列をトレインと例えるが、まさにトレイン同士の夢のコラボレーションとなる。