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バイクロア@土浦からのレポート! 初開催のラジコンレースや注目の出展ブース突撃インタビュー|BC STATION #42

“自転車の運動会・文化祭とキャンプ”という、いろいろな楽しみの要素がギュッと凝縮されたイベント、バイクロア。3月16、17日に開催された土浦レイクサイドバイクロア4に、BC STATION MCの佐藤シンゴが駆けつけた。

そう、以前記事でもお伝えしたとおりなんと自転車系イベント初のラジコンレースが開催されたのだ!

自転車とラジコンを楽しむ大人たち拡大中! Bike&RCの時代到来か?

自転車とラジコンを楽しむ大人たち拡大中! Bike&RCの時代到来か?

2024年03月09日

バイクロアの会場に登場したラジコンサーキット

バイクロア会場のほぼ中心、MC席や表彰台の目の前に作られたラジコンサーキットには、レース出場者だけでなく多くの見物客が集まり、自転車以外のアトラクションの多いバイクロアならではの目新しいスポットが増えた。

予想をはるかに上回り定員がすぐに一杯となったラジコンレース、「バイクロアRCカー・グランプリ」。このネーミングにピンときたのは、40代以上の人に多かったのではなかろうか。25年前のラジコンTV番組のタイトルをオマージュした心遣いが憎いほどうれしい。

レースは特設サーキットをラジコンカーで3周走行させた後、バイクにラジコンを積載し、段差あり根っこありの約2kmのオフロードコースをバイクで1周して総合タイムを競うという前代未聞・世界初といえる全く新しいレース内容。純粋にラジコンだけで競うわけではないのがじつにバイクロアらしい。

予選では、各ヒートに10人が出走し、上位2名が決勝ヒートに進出することができる。
試走時間では、いろいろな車体が練習走行をしながらマシンのセッティングを行い、コースとマシンの状況を見極める。
そして正午ごろ、記念すべき第1回目の予選が、見物客全員による和やかなカウントダウンでスタートした。

実車の1/10の大きさのラジコンだが、白熱する展開のデッドヒート、転げ回る車体を起こしてコースに復帰させる観客、大きな歓声の中、操縦者と観客とスタッフが会場を取り巻く様子は、まるで周回コースのシクロクロスレースにも似ている熱狂ぶりだ。

ハラハラドキドキのラジコン走行の後は、ラジコンの車体を自転車に積載するテクニックがモノを言う。
出場者の多くがフロントラックというスタイルで、MC佐藤シンゴも今評判のJack the Rackに車体を取り付けた。
積載は、1秒でも早い方が良いのは当然だが、激しい振動でも車体が落ちない確実な固定を瞬時に行う積載テクニックも必要になる。

こちらは決勝ヒートで準優勝となったRadio Ruedaのオッチーこと落合友樹さんの積載された様子。
フカヤのFR-mini(フロントラックミニ)だが、他社パーツもミックスして下方にオフセットして厚みのある車体を積みやすくカスタムしている。

予選第1ヒートではトップ通過、そして決勝ヒートでは7位と、佐藤シンゴも健闘した。

フロントバスケットも、多かったスタイルの一つ

優勝したのはバイクロア名物の“うまい棒”こと、ビン牛乳さん! 背中のザックにラジコンを格納するスタイルでタイムを短縮できた。

記念すべき第1回バイクロアRCカー・グランプリの表彰式

車体も2WD、4WD、クローラー4WDと、いろんな車種が混じっているのがバイクロアらしさの現れ。
表彰式には、このRCレースを監修してくれたBLOCKHEAD MOTORSの代表JUN WATANABEさんがスピーチを行った。

表彰式終了間もなく、BC STATIONの収録をスタート!

多くの出場者からサイン攻めにあったJUN WATANABEさんに真っ先にマイクを向けた。
世界中のファンを魅了するBLOCKHEAD MOTORS。なんと、「次回は参戦」と宣言! コレは楽しみ。

RCを始めたのは3週間前という出場者のキタヤマさん。モンキー98にタミヤの名車グラスホッパーで参戦して満足スマイル!

レース後の余韻に浸る準優勝になったオッチーさん。ラジコンパートでは予選も決勝も1位だったという輝かしい結果! ラジコンは復活組だが、そのうちニューマシンも!!

MONORAL代表の角南さん。予選前からマシンが壊れまくったのに、決勝にも進んだ快進撃の裏とは?

バイクはAll City、車体はグラスホッパー、頑丈そうなフロントラックはPelagoという通なスタイルは中里さん。

BC STATIONの前半30分はラジコン色濃いめの内容、それほど自転車乗りにもラジコン好きが多いということや、バイクロアの楽しみの一つにラジコンが増えたという功績は大きかったと言えよう。
また、ラジコンレースの仕掛け人でもあり、ラジコン好きな店主のTAS CYCLEの福田さんにも、今回の開催に向けての経緯を伺ったので、ぜひとも番組内で聴いてほしい。

そして、バイクロアの常連出展のブースにも足を運んで突撃インタビューは続く。

rin projectでは山岸さんにお話を伺う。中でもとても多彩なバリエーションのあるアロハシャツに真っ先に目がいった! なんと背面には3つのバックポケットがある! じつにバイクとの親和性が良い。

和紙の素材を繊維に配合したグローブは肌触りがよく湿気がこもらない

いつもロックなHell Yeah Craftsのイエクラさんもバイクロアの常連さんの一人! 今年は北カリフォルニアに行く予定とのこと。世界中に友達を作る交際術の持ち主だ。

一押しのオリジナルパンツ。業界では有名なあの生地がカスタムの手にかかるとこうなる

tade quiと書いてタデクイと読む設立2年目のガレージブランドからは、代表の細川さんから、同社のこだわりがいくつも詰まった商品を説明していただいた。

シートレールに固定するベルトには稼動範囲があり、サドルによって取り付け位置が異なることへの対処が施されていた

narifuriの福永さんからは、4月1日に発売開始されるCF2という完成車の特徴を丁寧に説明してもらう。
好評だったCF1はオーナーで好きなパーツで組めるようにフレームフォークセット売りだったが、なんと同額の132,000円で完成車としていろんな方に乗ってもらうパッケージに進化した。

エレベーテッドチェーンステイ、ガセットでの強化、使いやすい40cタイヤ、4サイズ・4色大人カラーのバリエーションなどこの値段で実現できる同社のやる気と本気がうかがえた

そして、最後のゲストとして、このバイクロア全体を統括するマンサクさんにご登場いただき、今回のバイクロアの総括をいただいた。
初めて開催したラジコンレース、うなぎや地酒などおいしい名物が豊富な土浦での開催には参加者の満足度がかなり高かったようで、何よりバイクロアというコンテンツそのものが、そこにある見るもの食べるものを一段階引き上げてくれるスパイスになっている。

バイクロア@土浦からのレポート! 初開催のラジコンレースや注目の出展ブース突撃インタビュー|BC STATION #42

ポッドキャスト番組「BC STATION」では、今回はバイクロア@土浦での突撃インタビューを収録。下をクリック!!

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・MC・収録・編集: Whatineed 佐藤シンゴ
・制作:Bicycle Club

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