沢田時、副島達海が金メダル獲得|アジアMTB選手権XCO
Bicycle Club編集部
- 2024年05月14日
2024年5月8日から12日にマレーシアで開催されたアジアマウンテンバイク選手権クロスカントリー・オリンピック(XCO)種目で、日本代表のエリートの沢田時、U23の副島達海が金メダルを獲得した。
アジアのトップを決めるアジアMTB選手権がマレーシア・プトラジャヤで開催
マレーシアのプトラジャヤで開催されたアジア選手権。この大会では、クロスカントリー・オリンピック(XCO)のほか、ダウンヒル(DHI)、クロスカントリー・リレー(XCR)、クロスカントリー・エリミネーター(XCE)の4種目が行われ、アジア各国から集まった選手たちが熱戦を繰り広げられた。日本からは下記の選手が派遣された。
XCO 男子エリート
北林 力 (長野/ Sunn Factory Racing)
沢田 時 (滋賀/宇都宮ブリッツェン)
XCO 女子エリート
川口 うらら (兵庫/TEAM TATSUNO)
小林 あか里 (長野/弱虫ペダルサイクリングチーム)
XCO 男子アンダー23
副島 達海 (大阪/大阪産業大学)
松本 一成 (長野/高崎健康福祉大学)
高橋 翔 (東京/日本体育大学)
XCO 男子ジュニア
野嵜 然新 (東京/桐光学園高等学校/弱虫ペダルサイクリングチーム)
成田 光志 (福島/学校法人石川高等学校/OLIVE)
XCO 女子ジュニア
日吉 愛華 (愛知/中京大学/Teamまるいち)
XCE 男子エリート
高橋 翔 (東京/日本体育大学)
U23では副島達海圧勝、松本は惜しくもメカトラブル
大会5日目となる5月10日にはXCO U23男子のレースが行われた。日本の副島達海がスタートから先頭をほぼ譲らない完璧なレース展開を見せ、見事に優勝を飾った。また、2周目まで副島とトップを走っていた松本一成はバイクトラブルでペースを落とし14位となっている。
沢田時が初のアジアタイトルを獲得
XCO エリート男子には日本から沢田時と北林力の2選手が出場した。沢田はレース序盤からトップに立ち、昨年のアジア大会でメダルを獲得した中国人選手を警戒しながらレースを進めた。しかし、最終的にはカザフスタンのセルギエンコ・デニスと2人で抜け出すことに成功。最終ラップではロードレースで培ってきた経験を生かし、勝負所でスパートをかけた沢田が見事に金メダルを獲得した。
「やりました。おかげでアジアチャンプになることができました。」と喜びを爆発させた。ジュニアの頃から続けてきたアジア選手権で、昨年の大会で初めて3位に入賞した沢田。「アジアチャンピオンのチームジャージを作っていただけると思うので、それを着て日本のレースを走る楽しみにしています」と、今後の活躍にも意欲を見せた。
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- CREDIT :
- 文:バイシクルクラブ 写真:上田尚徳
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