まんが家が自転車で行く三浦半島(後編)|夏福のゆるポタコミックエッセイ vol.2
Bicycle Club編集部
- 2024年06月01日
連載・まんが家・夏福の、ゆるポタコミックエッセイ、第2回「三浦半島マイルストーン巡り」。後編のスタート!
楽しみのお昼ご飯!しかし……
下山し国道に出、またしても渋滞の中約10km、へトヘトになりたどり着いたのは大型農産物直売所すかなごっそ。
海鮮丼を食べるために補給食を我慢したと書きましたが、どうしても食べたいものがあったので寄り道しました。
しかしこちらもすごい人混み。
売り場を見て回る余裕はなく目的のもののみをゲットし、
長蛇の列のレジに並んでいるときに先ほどから薄々気になっていたことを考える。
スタート地点の鎌倉駅からお昼ごはん予定の三崎港までおよそ40~45kmなので、
湘南国際村を上ったとしても11時頃には着くことができるかな~とお気楽に計算していたのですが、
この段階ですでに11時半。
ここから三崎港までは一カ所マイルストーンに寄って約15km。
どう考えても時間が押しすぎです。
ただでさえ混むと思われる三崎港の飲食店に並んで食事をする時間は無いのでは…?
レジへの列に並びながら、横に陳列されているパンを手に取りました…。
せめて三浦半島っぽいものをと横須賀カレーパンをチョイスしましたよ。
5つめのマイルストーンを前に、まさかのトラブル勃発
ここでトラブル。
ベンチでコロッケとパンを食べつつ、潔くマイルストーン以外の立ち寄りスポットの予定を捨て新たにルートを引き直し次の目的地へと急ぐために出発しようとしたところ、
人と車の多さに完全にヤラれてしまってヘトヘトになっていた私はロードバイクを派手に倒してしまいました。
幸い左側に倒れたので自転車は無事でしたがバーテープがズタズタに。
しかし自転車を倒したのがショックすぎ心が折れそうになりつつも、
「いかんいかん、こんな状態で走るのは危険だ」
と、ここでしっかり気持ちを入れ直すことができたので、ある意味良かったのかもしれません。
5つめのマイルストーン。
コチラは駐輪所から少し歩いた先にありますよ。
他の海岸とは違い岩々しい海岸が広がっています。
時間があったなら散策したかった。
道中も気になる場所が多いマイルストーン巡り
城ヶ島へと続く橋へと来ました。
こちらも立ち寄り予定に入っていたのですが、今回は諦めます。
ルートを引き直したにも関わらず橋の直前で曲がるところを直進してたどり着いてしまったので写真だけでもパチリ。
渡ってみたかったー!
島に馴染みのない生活をしているので、島があるってだけでもワクワクするのに橋で渡れるなんて面白すぎる。
6つめのマイルストーン到着。
無性にブリ大根が食べたくなりました。マグロだよ。
またしてもナビに謎案内をされたものの7つめのマイルストーンへと到着。
そして最後のマイルストーンへと向かう途中にあるコチラ。
「浦賀の渡し」
港に隔てられた東西の岸を行き来する渡し船でポンポン船とも呼ばれています。
この渡し船には自転車も載せることができるというので是非乗ってみたい!!
そして西岸と東岸にある「叶神社」にもよりたかったのですが、
時間が押しに押しているので泣く泣く諦め。
最後となる8つめのマイルストーンへ到着!
遂にゴールへ!
あとはゴールへ向かうのみ!
ただひたすら自転車を漕ぎ横須賀駅近くまでやって来てようやく「これで無事ゴールができる」と安心したからか
急にお腹がへったので、ルート沿いにあるサイクリストに有名なコチラに立ち寄りました。
これだけでは足りないのでもう一軒。
デコレーションされたものやクリームたっぷりの美味しそうなパンがたくさんあったのですが、
持ち運びを考えるとどうしても茶色くなってしまいますね。
そういえば、今日は朝食に駅の自販機で買ったどら焼きを食べていたので、
コロッケ以外はほぼパンしか食べてないな。
予定外のパンライドとなりました。
海鮮丼…
ゴール!
なんとか日が暮れる前に無事ゴールできました!
横須賀駅には輪行スペースがあってありがたい。
今回は自分の経験と予想が甘すぎて試練のようになってしまいましたが、
せっかくあちこちに素晴らしい景色やグルメがあるので、混雑はどうしようもないとしても
せめて体力を温存しながら走れる電動のレンタサイクルを選択した方が良かったのかもしれません。
80kmか、余裕だなとか言っていたやつは誰だ。
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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