九州は一つ、マイナビ ツール・ド・九州2024ジャージデザインに込められた想い
Bicycle Club編集部
- 2024年06月14日
2024年も開催が予定されている「マイナビ ツール・ド・九州」。その記者会見でリニューアルされたパールイズミ製ジャージのデザインが発表された。2023年に引き続きリーダージャージをサポートするパールイズミ、ここではリーダージャージをサポートする活動を紹介する。
10月11日~14日で開催される『マイナビ ツール・ド・九州2024』
6月4日、『マイナビ ツール・ド・九州2024』の記者発表会が熊本キャッスルホテルにて行われた。国際自転車競技連合(UCI)認定のサイクルロードレースである本大会は10月11日(金)から14日(月・祝)まで、国内外から有力選手108名(予定)を招聘し、昨年とは違うコースでの開催となる。
発表会ではレースの見どころとなるスタート、フィニッシュ、KOMポイント、スプリントポイントなどコースの詳細や、リーダージャージ、第1弾出場チーム、大会の気運を高めるアンバサダー、公式テーマソングなどが発表された。
日々変わるリーダージャージを支える、現地でのプリント作業
昨年、パールイズミでは『マイナビ ツール・ド・九州2023』向けのチャンピオンジャージをデザイン・生産した。また実際に大会現地のステージレースに同行し、レース終了後に昇華転写のプリント機で各賞のリーダージャージ(パールイズミ製)に各チームのロゴをプリントする。どのチームが獲得するかわからないリーダージャージは、現地でプリントされているのだ。
ツール・ド・九州では各ステージレース終了後の結果をもとに「個人総合時間賞(青)」、「ポイント賞(赤)」、「山岳賞(白と水玉)」、「新人賞(緑)」の各賞のジャージの胸部分に受賞した選手が所属するチームのロゴをプリントすることになる。
ロゴをプリントするのは昇華転写用のシートや専用プリンターで、200度近い高温設定のプリンターでジャージとシートを圧着、即時プリントする。チームロゴをプリントした後、同日に選手陣にプリントされたジャージを渡し、翌日のレースにて選手が着用することになる。この作業は2023年大会でも行われていた。
各賞のリーダージャージのデザインをリニューアル(2024年度版)
各賞リーダージャージのデザインは、初大会の2023年より各賞のスポンサー企業の企業カラーを採用し、全体的にシンプルに仕上げた。特に特徴的なモデルとなっている山岳賞ジャージは「山の恵みの水」をイメージしたデザインとした。
さらに、それぞれのジャージの前面に採用している「九州ロゴマーク」。これは「九」「州」「一」の3つの漢字を組み合わせもので、「九州は一つ」との理念を象徴しているのだ。
2024年版のデザインではこれをより大きく配置・強調することで、九州の地で開催される国際ロードレースのチャンピンジャージにふさわしいデザインとしてリニューアルされた。
『マイナビ ツール・ド・九州2024』とは
「ツール・ド・九州」は、九州でのサイクルツーリズムの推進、近年九州を襲った自然災害からの復興を象徴するイベントとして2023年に初開催されたUCI(国際自転車競技連合)公認のサイクルロードレースだ。2024年は10月11日(金)から14日(月・祝)まで、国内外から有力選手108名(予定)を招聘し、大分県、熊本県、福岡県で開催される。
当大会は、世界を目指す競技者にとって飛躍する機会となるとともに、ロードレースに関わる幅広い人材育成に寄与し、九州のサイクルスポーツの普及拡大、世界に誇れる美しい自然や風景を発信することによる地域ブランディングへの貢献などに大きな期待が寄せられている。
問:ツール・ド・九州2024実行委員会、一般社団法人ツール・ド・九州 https://www.tourdekyushu.asia/
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