BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

ジュニア全日本選手権ロードが京都・美山で開催、男子は松井颯良、女子は室谷榎音が勝利

6月30日、京都府南丹市の美山町内周回コースにて2024年のジュニア全日本ロードが開催され、男子ジュニアでは松井颯良(初芝立命館高等学校)が独走で優勝した。また女子では室谷榎音(青森商業高校)がこちらも小集団スプリントを制し優勝を果たした。ほか、男子U17+U15では村瀬琶音(水島工業高校)、女子U17では石川七海(八千代松陰高等学校)がそれぞれ勝利している。

美山町でのジュニア全日本選手権

6月30日、京都府南丹市の美山町内周回コースにて2024ジュニア全日本自転車競技選手権大会ロードレースが開催された。

1週間前には静岡県伊豆市にある日本サイクルスポーツセンターにて男女エリートやU23の全日本選手権が開催されたが、男女ジュニア以下の年代の全日本選手権は新型コロナウィルス禍の2022年以降別開催となっており、2024年は1週間遅れでの開催となった。

美山町では1988年に国民体育大会でのロードレースが開催されており、そのレガシーとして美山ロードが毎年5月に開催されている。今回のジュニア全日本選手権も美山ロードと同じ10.3kmのコースでの開催となった。

美山町には茅葺き屋根の建物が多く点在しており、コース脇にも同建物があるなど歴史的趣きを感じられる場所でのレースとなっている。

女子ジュニア+U17は室谷榎音(青森商業高校)が小集団スプリントを制す

オープニングレースとなった女子ジュニア+U17。女子ジュニアとU17合わせて30名の選手がスタートラインにつき、8時にレースがスタート。

高体連の関東大会を制した石川七海(八千代松陰高等学校)や今西紗楽(宇陀高校)、松山学院高等学校の選手たちがレースを動かすものの、決定的な動きとならないまま5名ほどの小集団スプリントに。最後は昨年のインターハイで女子ケイリンを制している室谷榎音(青森商業高校)が圧倒的なスプリントで優勝を飾った。

また、U17では全体三番手でフィニッシュした石川がトップとなった。

男子U17+U15は村瀬琶音(水島工業高校)が集団スプリントを制す

女子のレースに続いての開催となった男子U17+U15。U17とU15合わせて84名の選手がスタートラインにつき、9時5分にレースがスタート。

3周回目に以下の4名が抜け出すものの、集団もペースを上げてキャッチ。

  • 関口煌大(COW GUMMA)
  • 桑原 悠(広島城北高校)
  • 井上悠喜(松山学院高等学校)
  • 木村孔南(キナンレーシングチーム三重ジュニア)

その後もアタックが続くも決定的な動きとならず、30名弱での集団スプリントに。

2022年にU15を制し、昨年2023年はU17を制している村瀬琶音(水島工業高校)がスプリントを制し、U17としては2連覇、カテゴリーを越えた形では全日本選手権3連覇を果たす形となった。

また、U15では倉谷希輝(ORCA CYCLING TEAM)がトップとなった。

早く仕掛けた松井颯良(初芝立命館高等学校)が男子ジュニアでスプリントを制す

ジュニア全日本選手権最終レースとなった男子ジュニア。103名の選手がスタートラインにつき、10時43分にレースがスタート。

1周回目から初芝立命館高等学校勢や鹿屋体育勢が積極的にレースを展開するも、決定的な動きとはならず、メイン集団の人数を徐々に減らしていく形に。

そんな中、5周回目に金井健翔(松山学院高等学校)と穴澤桜晴(取手第一高等学校)が飛び出し、その後も成田光志(学校法人石川高等学校)や神谷啓人(一色高校)、邊見理道(白河実業高校)が飛び出すもそれぞれ決まらず、最後は10名程度の集団に。

このコース最大の上り坂である九鬼ヶ坂からの下りでアクシデントが発生し、8名の選手が最後の平坦区間に臨むと、早掛けする形で松井颯良(初芝立命館高等学校)が少し飛び出す形に。

松井がそのまま独走でフィニッシュラインを駆け抜け、見事全日本チャンピオンのタイトルを獲得することとなった。

リザルト

女子ジュニア

1位 室谷榎音(青森商業高校) 52分17秒
2位 今西紗楽(宇陀高校) +2秒
3位 北中成実(倉吉西高校) +5秒
4位 白井愛美(広島工業高校) +6秒
5位 近田ちひろ(松山学院高等学校) +13秒
6位 西原夕華(北桑田高校) +15秒
7位 岡本彩那(ブラウ・ブリッツェン) 同
8位 冨田にこ(鴨沂高校) +31秒
9位 松井妃那(三木高校) +1分10秒
10位 三谷優空(松山学院高等学校) +2分0秒

女子U17

1位 石川七海(八千代松陰高等学校) 52分20秒
2位 日吉彩華(岐阜第一高等学校) +7秒
3位 筒井 楓(笛吹高校) +1分1秒
4位 綱嶋凛々音(北桑田高校) +2分7秒

男子U17

1位 村瀬琶音(水島工業高校) 1時間17分12秒
2位 大後戸颯青(別府翔青高校) +0秒
3位 倉谷侠俐(名古屋たちばな高校) 同
4位 井上悠喜(松山学院高等学校) +1秒
5位 滝口敬司(保土ヶ谷高校) 同
6位 松田奏太朗(松山学院高等学校) 同
7位 野村慧晴(倉吉総合産業高校) 同
8位 中村春太(宮島工業高校) 同
9位 堀太 鳳(学校法人石川高等学校) +2秒
10位 川分琉楓(瀬田工業高校) 同

男子U15

1位 倉谷希輝(ORCA CYCLING TEAM) 1時間17分14秒
2位 伊藤隆聖(京都向陽サイクルスポーツクラブ) +0秒
3位 福地大和(OUTDOORLIFE Racing) +1秒
4位 柬理日楠詩(Team FITTE) +27秒
5位 小松 楽(アームズ レーシング) +40秒
6位 根本煌生(AVENTURA VICTORIA RACING) +49秒

男子ジュニア

1位 松井颯良(初芝立命館高等学校) 2時間0分41秒
2位 平山雷斗(中部大学第一高等学校) +1秒
3位 吉田奏太(倉吉西高校) 同
4位 井上拓海(京都産業大学) 同
5位 望月 蓮(山梨県立吉田高校) +2秒
6位 岩村元嗣(初芝立命館高等学校) +3秒
7位 成田光志(学校法人石川高等学校) +4秒
8位 山本溜牙(興國高校) +7秒
9位 瀧澤航大(東北高校) +15秒
10位 住田悠人 同

SHARE

PROFILE

Bicycle Club編集部

Bicycle Club編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

No more pages to load