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新型ミニベロでちょい乗りアウトドアサイクリング! 「Colemanバイク×ときがわ町GRID」で至福の一杯を!

アメリカ発のアウトドアブランド「Coleman(コールマン)」は、テントやランタンなどのキャンプ用品が有名だが、スポーツバイクも広く展開している。今回はそんなColemanバイクを使った、ちょい乗りアウトドアサイクリングを楽しんでみた!

「ミニベロ×アウトドア」=「Coleman×GRID」
淹れたてのコーヒーを飲みにときがわの川辺へ!

アウトドアブランドColemanのミニベロ(小径車)で、新しいアウトドアの楽しみ方を発見しにいく!

今回Colemanのミニベロバイクを使って、サイクリングを行ったのは埼玉県西部のときがわ町にあるアウトドアショップ「GRID」のスタッフ、青木達也(あおきたつや)さんと桶谷美縁(おけたにみより)さんのお二人。ともに自然とキャンプを愛する仕事仲間の二人が、まったり気分でサイクリングへと出かけてみた。

アウトドアショップ「GRID」代表の青木さん(左)、同店スタッフの桶谷さん(右)

都心からは1.5時間。田舎道を行く「小さな自転車旅」へ

青木さんはロードバイクにも乗るサイクリストだが、桶谷さんはスポーツバイク初心者。お店の前で軽くスポーツバイクのレクチャーを行う

「GRIDでは、ふだんトレッキングツアーなどでお客さんを連れて目的地へ歩いていくことが多いんです。でも今回は自転車で移動するということで、いつもより距離を稼げる=広い範囲を移動できます。それに『歩いて気持ちいい道』と『自転車で走って気持ちいい道』はちょっと違うと思うので、そこがどうなるか楽しみですね」(青木さん)

「私はときがわ町出身で、子どもの頃からずっとここで育ってきました。今大学4年生で、地域活性について勉強するなかで自分の地元に改めて興味が湧き、ここGRIDさんがアウトドアを学びながら働かせてもらっています。あと、スポーツ自転車にはほとんど乗ったことがありません(笑)」(桶谷さん)

ときがわ町を巡る小さな自転車旅がスタート! 青木さんが乗るバイクはColeman LUBRICANT FDB 206。桶谷さんのバイクはColeman POUCH FDB 166

本格的なキャンプやロングライドではないため、バイク自体をカスタムすることなく、バックパックにコーヒー豆といくつかのキャンプグッズを詰めて気楽にスタート。青木さんの鞄にはアウトドアキャンパーには憧れの一品(?)ともいえる「あるもの」も同梱。こちらは後で紹介! 今回の目的地は約10kmほど走っての川辺のキャンプ場だが、その途中にコーヒーのための特別な水と地元産のお菓子を手に入れることになっている。

クルマの少ない田舎道をゆっくり進む二人。スポーツバイク初心者の桶谷さんもすぐ操作に慣れてきた

埼玉県ときがわ町は、都心からクルマや電車で1時間半ほどで来られる街で、ハイカーやキャンパー、サイクリストも多く訪れる土地。走行するクルマが少なく安全、かつ平坦やアップダウンも適度にあり、どんなレベルの人でも楽しめる。青木さんと桶谷さんもColemanミニベロのペダルを軽やかに回しながらその景色を楽しむ。

GRIDからほど近い大きな橋を渡る。ミニベロ特有のペダリングの軽快さを感じつつ、空と森の間を走り抜ける

「ときがわ豆腐工房わたなべ」と「ふれあいの里たまがわ」で地元の味をGET

(左上)「とうふ工房わたなべ」。おからを使ったドーナツやソフトクリームも人気 (右上)良質な地下水を無料で汲める (左下)ローカルな雰囲気も魅力な「ふれあいの里たまがわ」 (右下)地元産の米粉でできたバウムクーヘン

GRIDから数キロ、ときがわ町で有名な立ち寄りスポット「とうふ工房わたなべ」へ。新鮮な豆腐を作るための良質な地下水が汲めるため、まずはここでコーヒー用のお水をボトルへ。さらに地元野菜や果物を並べる販売所「ふれあいの里たまがわ」ではおやつのバームクーヘンもゲット。あとはキャンプ場へ向かうだけだ。

キャンプ場が近づくにつれ、緑が深くなってきた。少し凸凹のある細い小道も笑顔で楽しめる

キャンプ場へ到着! 川のせせらぎを聞きながらハンモックを吊り下げ、豆を挽く

ほどなくして川辺のキャンプ場に到着。町名の由来でもある「都幾川(ときがわ)」の飛び石の上を歩いていく。ヒョイッと持ち上がられる軽さもColemanミニベロの特徴だ

青木さん、桶谷さんともに大きく体力を消費することなくキャンプ場に到着。夏の陽を和らげる木陰にミニベロを停め、カバンに詰めていた「ハンモック」を取り出す。これこそアウトドアでの最高のリラックスグッズだ。二人で手早くハンモックを木にくくり付け、バーナーで前述の水を沸騰させ、携帯式コーヒーミルで豆を挽いていく。

アウトドアショップで働く二人にとって、一連の作業は慣れたもの。手早く「コーヒータイム」を作り出していく

淹れたてのコーヒーを口にし一息。ハンモックに揺られながらふわふわのバームクーヘンを食べる。そして他愛ない話をして時間を過ごす。ハードなサイクリングでも山深いキャンプ旅でもない、「ちょい乗りアウトドアサイクリング」の理想型だ。

新鮮な空気とコーヒーで味わいながら一服。かたわらにミニベロを置きながら極上のひとときを過ごす

しばしハンモックに揺られた後は、日が傾く前にGRIDへと帰らなければならない。準備した時と同じくらい手早く片付けを済ませ、バックパックを背負ってミニベロにまたがる。行きとは少し違うルートを選びながら、青木さん、桶谷さんの二人はまたペダルをこぎだしていくのだった。

販売所の立ち寄りなどを含めても距離15kmほどの小さなサイクリングだが、アウトドアと組み合わせるならこれくらいでも十分楽しめる。ミニベロでガツガツ走る必要はないのだ

「Coleman LUBRICANT FDB 206」に乗った青木さんと「Coleman POUCH FDB 166」に乗った桶谷さんのコメント

「LUBRICANTに乗って感じたのは20インチの小径車なのに、とても安定して走れた点です。タイヤ幅やハンドル幅がしっかりあって、まるでノーマルサイズのクロスバイクかマウンテンバイクのよう。走行性も折りたたみバイクとは思えないほどで、それがすごくよかったです。歩きとは違い、サイクリングだとふだん見慣れた景色でも流れていくように目に映るので、そこが一番の魅力だと感じましたね」(青木さん)

「久しぶりに自転車に乗りました(笑)。POUCHは飛び石で持った際にすごく軽くて驚きました。アウトドアの場面ではちょっと足場が悪いところで担ぐこともあると思うので、そういうときにこの軽さは助かります。ほかに気に入った点はこの『アウトドアらしい色』。車体全体で自然になじむ深緑色をしているのがいいですね」(桶谷さん)

Colemanミニベロ&サイクリングアイテム情報

Coleman LUBRICANT FDB 206

24年モデルとしてリニューアルされたアウトドア向けバイク。チェーンステーを排除したスタイリッシュなフレームデザインが特徴で、より太くなったタイヤでやや荒れた道での走破性も上がっている。

Spec

フレーム:オリジナルFDBスチールフレーム(折り畳み式)
ホイールサイズ:20インチ×2.25
変速数:シマノ外装6段
カラー:ホワイト、ブラック、ピンク

Coleman POUCH FDB 166

同じく24年モデルとしてリニューアルされた一台。ハンドルバーやハンドルにつながるポストまでカラーが統一され、よりスタイリッシュなスタンダードモデルに進化。

Spec

フレーム:H型スチールフレーム(折り畳み式)
ホイールサイズ:16インチX1.95
変速数:シマノ外装6段
カラー:グリーン、ブラック

Coleman Bike

ドリンクホルダー

自転車用ハンドルバーに取り付けるバイクポケット。カギなどの小物から500mlのペットボトルまで、大小さまざまなものが入れられる。サイドポケットにはスマホも収納できる。ブラケット取り付けなのでアウトドアチェアにも取付可能。

直径:約100mm
高さ:約180mm
カラー:カーキ

Amazon

サイクルロック 4桁

軽くて丈夫なダイヤル式チェーンロック。4桁ダイヤルの数字を自由に組み合わせて、開錠番号を設定できる。Colemanロゴ入りのカバー付きのため車体を傷つけにくい。

長さ:約600mm
太さ:約30mm
カラー:レッド、ブラック

Amazon

カラビナロック

カラビナとワイヤーがセパレートできる、4桁ダイヤル式のコンパクトロック。カラビナ部分にはアウトドアグッズなども付けられる。

ワイヤー長:約900mm
カラー:ブラック

Amazon

ハイブリットロック

施錠と開錠がキーでもダイヤルでもできる便利なワイヤーロック。誤操作が少なく、ピッキングに強いディンプルキーを採用。4桁ダイヤルの数字を組み合わせて開錠番号を自分で設定できる。

長さ:約1200mm
太さ:約18mm
カラー:ブラック

Amazon

自転車用空気入れ

タイヤ空気圧が確認できるインジケーター付きのフロアポンプ。ボールや浮き輪などに対応するレジャー用アダプターが付属している。

対応バルブ:英式・米式・仏式
高さ:約6200mm
重量:約850g

Amazon

GRID ショップ情報

埼玉県ときがわ町にあるアウトドアショップ。グッズの販売だけでなく、ガイドツアーイベントやキャンプ講習会なども行う

所在地 :埼玉県比企郡ときがわ町別所275-1
営業日 :金・土・日曜日
営業時間 :10:00〜17:00
店舗URL:https://ec.grid-outdoor.com/contact

店内はさまざまなキャンプ・アウトドアグッズのほか、併設されるアトリエが製作したオリジナルの木工品なども並ぶ

問:サギサカ https://www.sagisaka.co.jp/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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