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メインのクラシックは中井唯晶が優勝、ホストのシマノレーシングはチームTTもV|シマノ鈴鹿ロード

8月24日にから行われていた真夏の祭典・シマノ鈴鹿ロードレース。イベント2日目の25日はメインレースの「シマノ鈴鹿ロードレース クラシック」を実施。JCF公認大会で、今回で39回目となる伝統の一戦は、逃げ切った11人によるスプリントを中井唯晶(シマノレーシング)が制した。シマノレーシングは風間翔眞も3位で続いたほか、24日のチームタイムトライアルでも優勝。ホストチームが大活躍の大会になった。

JCF公認レース「シマノ鈴鹿ロードレース クラシック」

モータースポーツの聖地・鈴鹿サーキットを舞台とし、国内のトッププロからホビーレーサーまでが集結する真夏の一大イベント。そのメインを飾るのが、JCF公認レースの「シマノ鈴鹿ロードレース クラシック」だ。伝統と格式あるレースとして、上位30選手に翌年の全日本選手権ロードレースの出場資格が付与される。トップライダーに限らず、アマチュアレーサーにとっても大きなチャンスのあるレースである。

5.807kmのサーキットコースを10周回する58.07kmで争われたレース。1周目から15人ほどの逃げグループが形成されるなど、序盤からアグレッシブな展開。しばし出入りが繰り返されたが、4周目後半に9人が集団から抜け出すことに成功。そのまま先頭グループを形成した。

9人の先頭グループは、中井、風間、増田成幸(JCLチーム右京)、新城雄大(キナンレーシングチーム)、石上優大(愛三工業レーシングチーム)、沢田時・谷順成・武山晃輔(宇都宮ブリッツェン)、佐藤光(Team Cyclers SNEL)。UCIコンチネンタルチームを中心に戦力を整えるチームから先頭にメンバーが送り込まれたことで、メイン集団のペースは落ち着いた。

次の周回では、逃げに送り込んでいる数チームが人数を増やそうと第2グループを形成。冨尾大地(シマノレーシング)、小石祐馬(JCLチーム右京)、山本元喜、トマ・ルバ(キナンレーシングチーム)、加藤辰之介(愛三工業レーシングチーム)、花田聖誠(宇都宮ブリッツェン)、横塚浩平(VC福岡)が前を追った。

着実に先頭グループとの差を縮める追走メンバー。8周目についに追いつくと、その頃にはメイン集団とは1分以上の差がつき、前線のを走る選手たちから優勝者が出るのは決定的。その後人数を減らして11人となった先頭は、9周目に入ったところからアタックが散発し、駆け引きが本格化した。

最終周回を前に4人が抜け出したかに見えたが、他の選手たちを振り切れず。再び11人となったグループから飛び出そうと試みる選手が出たものの、どれも決定打には至らない。そのままフィニッシュまで1kmを切ると、ペースが緩んだのを見た風間がロングスパートを仕掛けた。

増田、小石のJCLチーム右京勢がチェックに動くと、その流れのまま最終のストレートへ。逃げる風間を10人がスプリントをしながら追いかける構図になって、猛追した沢田をかわした中井が一番にフィニッシュラインを駆け抜けた。

イベントホストのシマノ勢は、中井に続いて風間も3番手を確保。ワン・スリーフィニッシュを達成した。

 

シマノ鈴鹿ロードレース クラシック(58.07km)結果

1 中井唯晶(シマノレーシング)1時間15分29秒
2 沢田時(宇都宮ブリッツェン)+0秒
3 風間翔眞(シマノレーシング)+1秒
4 谷順成(宇都宮ブリッツェン)+2秒
5 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)+2秒
6 石上優大(愛三工業レーシングチーム)+2秒
7 佐藤光(Team Cyclers SNEL)
8 新城雄大(KINAN Racing Team)+3秒
9 小石祐馬(JCL TEAM UKYO)+4秒
10 増田成幸(JCL TEAM UKYO)+7秒

▼大会リザルトはこちら

https://suzukaroad.shimano.com/result/2024/

チームTTはシマノレーシングが優勝

24日に行われたチームタイムトライアルでは、JCF登録部門でシマノレーシングが勝利。風間、石原悠希、香山飛龍、寺田吉騎の4人が平均時速50.29kmで走破した。

上位はUCIコンチネンタルチームが占め、2位にはJCL TEAM UKYO、3位にはチームブリヂストンサイクリングと続いた。

人気のエンデューロに加え、年代別クラスも充実

シマノ鈴鹿では様々なカテゴリーのレースに参加できる。人気の「2時間エンデュランス」では2~4人で同時に走ることのできるクラス「ペア」「トリオ」「カルテット」を新設。したほか新種目の「30分エンデュランス」も追加された。また、いま盛り上がっているマスターズクラスもさらに充実、2日に渡りマスターズ40+、マスターズ50+、マスターズ60+も開催された。

このほかレース初心者講習会も充実

安全走行やレースにおける集団走行の基礎などを学べる「ウィーラースクール」、子供向けだけではなく、大人向けにも開催された。講師には宇都宮ブリッツェンなど国内トッププロ選手や中島康晴さんを講師に迎えて行われた。

未就学児と小学生を対象とした子ども向けスクールでは「自転車に乗る楽しみ」を実感

さらに、今中大介さんによるレース初心者向けに、安全に完走するための知識やコツを学べる講習会も開催。レースならではの走り方を習う機会も設けられたほか、「知っ得講座」では絹代さんや管理栄養士の河南こころさん、さらに髙橋真さん、笠師久美子さんによるアンチ・ドーピングの知識などの学びの機会も提供された。

シマノ鈴鹿名物の出展社PRブースには45社が出展、シマノをはじめ各社も出展し試乗も体験できた。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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