安全性と機能性を維持し軽量963g！新BMXヘルメット「X-GRID」発売｜SHOEI

Bicycle Club編集部

2024年09月04日

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オートバイヘルメットのプレミアムブランドとして知られるSHOEIが、新たにBMXレーシング向けのヘルメット「X-GRID（クロス-グリッド）」を発表した。このヘルメットは、SHOEIがこれまでMotoGPやモトクロス世界選手権などで培った安全性と機能性をBMXヘルメットに投入し、重量963gと軽くすることでライダーのパフォーマンスを最大限に引き出せる設計になっている。

アグレッシブでシャープなデザインと優れたフィッティング

デザインは、SHOEIのモトクロス用ヘルメットのデザインスピリットを受け継いだ、アグレッシブさとシャープさを兼ね備えたフォルムが特徴だ。シェルと一体化したバイザーやノーズカバーが特徴的で、ライダーに強い印象を与える。さらに、後頭部のリブはゴーグルのズレを防ぎ、最適な装着位置を見つけやすい形状となっている。

視界を確保する新設計のV-490バイザー

専用設計されたV-490バイザーが搭載されており、多くのBMXライダーが使用する最上位置をスタンダードポジションとし、スタートヒルやジャンプの着地時でも視界を妨げない絶妙なバイザー長に設定されている。

ノーズカバーで異物の侵入を防止

外側にメッシュスクリーンを装備したノーズカバーは、小石や異物の侵入を防ぐと同時に、レース中の呼吸のしやすさを向上。また、内部には塵や埃の侵入を防ぐメッシュフィルターを搭載し、簡単に取り外してメンテナンスが可能だ。

優れたベンチレーション機能

ヘルメット全体に配置された通気孔により、効率的な空気の流れを実現。フロント、サイド、トップ、リアに設けられた合計16箇所のホールがヘルメット内の熱気を効果的に排出し、ライダーの集中力を高める。また、トップ、サイド、リアのホールには高通気性の生地を貼布し、砂埃の侵入を防ぎつつデザイン性も高めている。

周囲の音をクリアにキャッチ

シェルの両サイドに開けられたホールは、通気性の向上だけでなく、スタートシグナルなどの周囲の音を明瞭に聞き取る役割も果たす。これにより、ライダーは高い集中力を維持し、パフォーマンスを最大限に引き出すことができる。

快適な被り心地と速乾性の内装

専用設計の内装は、汗をかきやすい部分に吸水速乾性生地を採用。被り口には柔らかい起毛生地を使い、快適な装着感とスムーズな着脱を両立している。

マイクロラチェットチンストラップ

グローブをしたままでも簡単に締結・解除が可能なマイクロ
ラチェットチンストラップを採用。キッズライダーでも扱いやすく、高強度・高弾性の繊維で強度とフィット感を高めている。

独自の衝撃吸収構造「M.E.D.S.」

オフロードバイク用ヘルメットにも採用されるSHOEI独自の「M.E.D.S.（Motion Energy Distribution System）」を搭載。インサートライナー中央にある突起を中心にインサートライナーがスイングすることで転倒時の回転加速度を低減し、軽量性や被り心地を損なうことなく安全性を向上させている。

高い耐衝撃性能のチンガード

オートバイ用ヘルメットと同等の厳しいテストをクリアしたチンガードを装備。顎や頭部への衝撃を効果的に緩和する。

緊急時対応の「E.Q.R.S.」

万が一の事故時に、救護活動を迅速化する「E.Q.R.S.（エマージェンシークイックリリースシステム）」を搭載。第三者がチークパッドを簡単に取り外せるため、ヘルメットの脱着がスムーズに行える。

パーソナルフィッティングシステム「P.F.S.」

専用の計測機器で頭部を詳細に測定し、最適なサイズと内装を提供する「P.F.S.（パーソナルフィッティングシステム）」が本体価格に含まれており、ライダーに最適なフィッティングを実現。ヘルメットのズレや違和感を軽減し、集中力を高める。

新グラフィックモデル「X-GRID DOMINATE」も登場

「X-GRID」に加え、新たにグラフィックモデル「X-GRID DOMINATE（クロス-グリッドドミネート）」がラインナップ。こちらのモデルは、TC-1（RED/BLACK）とTC-10（SILVER/GREY）の2つのマットカラーで展開され、よりスタイリッシュなデザインが特徴の個性的なデザインで、ライダーのスタイルを引き立てる。