ヤマハから電動アシスト自転車2車種、グラベルとサス付きクロスバイクが登場｜YAMAHA

Bicycle Club編集部

2024年09月05日

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ヤマハ発動機株式会社が、2024年モデルのスポーツ電動アシスト自転車「WABASH RT（ワバッシュアールティー）」と「CROSSCORE RC（クロスコアアールシー）」を10月9日に発売することを発表した。この新型eBike（電動アシスト自転車）は、従来の走行性能に加え、軽量化とパワーアップを実現した新型ドライブユニット「PWseries S2」を搭載し、より自然なライディング体験を提供することが特徴だ。

グラベルと街乗りを両立させた「WABASH RT」

「WABASH RT」は、オンロードとオフロードの両方で活躍するグラベルバイク。オフロードの走破性を追求しつつ、林道や砂利道などの未舗装路でも高い走行性を発揮する。このモデルは「いろいろ使えそう。ONもOFFも。」をコンセプトに、移動を楽しみながら快適さを提供する設計が施されている。特に、バイクパッキングに対応するアクセサリー装着機能が充実しており、ツーリストにとって理想的な選択肢となるだろう。

日常使いからレジャーまで対応する「CROSSCORE RC」

一方、「CROSSCORE RC」は「365days,1bike」をコンセプトに、通勤や日常の移動から週末のレジャーライドまで幅広く対応する万能型クロスバイクだ。街中でのコミューティングはもちろん、郊外でのロングライドでも快適な走行を実現し、忙しい都市生活者やサイクリストのニーズに応える設計となっている。

2024年モデルの特徴

1. 新型ドライブユニット「PWseries S2」を搭載

2024年モデル最大の特徴は、ヤマハが独自開発した新型ドライブユニット「PWseries S2」の搭載だ。このユニットは、従来モデルより550g軽量化され、約20％の小型化を実現している。最大トルクも75Nmに向上し、急な坂道やオフロードでも力強いアシストが可能。これにより、さらにスムーズな加速感が得られるようになった。

2. 改良されたオートマチックアシストモード

「PWseries S2」には、走行状況に応じてアシストモードを自動で調整する「オートマチックアシストモード」も搭載されている。この機能は、「ハイモード」「スタンダードモード」「エコモード」の中から最適なアシストを選び、より自然なフィーリングでの走行を可能にする。ライダーがモードの切り替えを意識することなく、常に快適なアシストを享受できる点が魅力だ。