新型グループセット「スーパーレコードSワイヤレス」を発表|Campagnolo
Bicycle Club編集部
- 2024年09月12日
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イタリアの老舗自転車パーツメーカー、カンパニョーロから、新しいグループセット「スーパーレコードSワイヤレス」が登場した。この「S」は、同社のフラッグシップモデル「スーパーレコード ワイヤレス」をベースに、さらなる進化を遂げた特別エディションを意味している。シンプルながら力強い「S」という一文字に、革新と伝統が込められている。
新型「スーパーレコードSワイヤレス」の特徴
「スーパーレコードSワイヤレス」の最大の特徴は、マットブラック仕上げと、クランクセットおよびカセットの歯数が拡張され、より幅広いギヤ比が実現されている点だ。多様な走行シチュエーションに対応可能な、より自由度の高いギヤ選択が可能となった。
また、このモデルはカンパニョーロのエレガントなデザイン美学を継承しており、マットブラックの仕上げがコンポーネントのエアロダイナミックなラインを引き立てる。まるでベルベットのような深い黒が、視覚的にも触覚的にも特別感をもたらしている。
サイクリングの新たなステージへ
カンパニョーロは長年にわたり、世界中のプロサイクリングシーンを支え続けてきたが、この「スーパーレコードSワイヤレス」は、その歴史と技術の粋を集めたモデルだ。ウルトラ・トルクシステムによる高効率なパワー伝達性や、特許取得済みのプロ・テックシールによる防塵・耐久性能など、性能面でもこれまで以上に強化されている。
加えて、エルゴパワーシステムによる完璧なエルゴノミクスとレバーの適応性は、長時間のライディングでも快適さを保つ。さらに、MyCampy 3.0アプリと連携することで、ライディングパフォーマンスのモニタリングやバッテリー残量の管理が手軽に行える点も魅力だ。
拡張されたギアレンジと選択肢
「スーパーレコードSワイヤレス」では、クランクセットの歯数が従来の45×29、48×32、50×34のチェーンリング構成に加え、52×36、53×39、54×39が新たにラインナップに追加された。より広いギアレンジが提供され、プロフェッショナルライダーから熱心なアマチュアライダーまで、さまざまなレベルのライダーのニーズにも対応するギヤ設定が選べるようになった。特に、プロライダーに好まれる傾向が強い、大きなサイズのチェーンリング構成が加わったのはレース志向なライダーに朗報だろう。
さらに、スプロケットも新しく11-32Tが加わり、既存の10-27Tおよび10-29Tと併せて、より多様なギア比を選べるようになった。幅広いギヤ比が提供されることで、さまざまな地形や状況に対応できる柔軟性が生まれている。
プレミアム性能を維持しつつも手頃な価格設定
「スーパーレコードSワイヤレス」は、これまでのスーパーレコードワイヤレスと同等の品質と機能を備えながら、非常に競争力のある価格設定を実現している。クランクセットには非中空のフルカーボンを採用しており、重量はわずか150gの増加にとどめている。これにより、高性能を維持しつつ、手頃な価格で最新の技術を享受できるようになった。
マット・ブラックのポーラWTOカーボンホイールも登場
さらに、「スーパーレコードSワイヤレス」に合わせて、カンパニョーロのホイールラインナップにも新たな選択肢が加わる。ポーラWTOカーボンホイールのマット・エディションが登場し、トーン・オン・トーンのブランドエフェクトが施されたデザインが特徴だ。このホイールは、「フル・キャンピー・エクスペリエンス」を追求するライダーに最適な選択肢となるだろう。
価格と発売時期
- スーパーレコードSワイヤレス グループセット:744,260円(税込)
- ポーラ・ウルトラ WTO マット・エディション:685,300円(税込)
- ポーラ WTO マット・エディション:486,200円(税込)
これらの製品は、2024年10月中旬より販売開始予定だ。
問:カンパニョーロジャパン www.campagnolo.com
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