和歌山線で「わかやま線サイクルトレインプラス」の実証実験が10/6(日)からスタート！

JR西日本が、2024年10月6日(日)より、和歌山線の和歌山駅～五条駅間で、自転車をそのまま電車に持ち込める「わかやま線サイクルトレインプラス」の実証実験を開始する。

「きのくに線サイクルトレイン」で延べ3万人以上が利用、和歌山線へ拡大

JR西日本では、2021年9月から「きのくに線サイクルトレイン」を運行しており、これまでに延べ3万人以上が利用している。

今回の実証実験は、きのくに線に加えて和歌山線でもサイクルトレインのサービスを提供することで、より多くの利用者に、自転車と電車を組み合わせた旅を楽しんでもらうことを目的としている。

JR西日本では、今回の実証実験の結果を踏まえ、今後のサービスの継続や拡充について検討していく予定だ。

「わかやま線サイクルトレインプラス」とは

「わかやま線サイクルトレインプラス」は、日曜・祝日限定で、追加料金不要で自転車をそのまま持ち込めるサービス。ただし、利用には事前予約が必要で、1列車あたり自転車3台までの限定となる。

対象となる駅・列車

今回の実証実験では、以下の駅で乗降が可能。

• 和歌山駅
• 岩出駅
• 粉河駅
• 橋本駅
• 五条駅

利用可能な列車は、日曜・祝日運行の普通列車の一部。快速列車は利用できないので注意が必要だ。

時間帯は下記の通り。

• 和歌山駅発 五条方面行き：16:52～18:00発の3本を除くすべての普通列車
• 和歌山駅着 五条方面発： 9:00～11:34着の4本を除くすべての普通列車

具体的な時刻表は、JR西日本の公式サイトで確認してほしい。

利用方法

1. 公式サイトで利用可能列車を確認
2. スマートフォンなどで事前に予約
3. ホーム設置の乗車位置表示にて待機(2両編成では最後部車両1番後ろドア付近)
4. 車内では自転車を持参したゴムなどで固定

利用上の注意

• 自転車の固定具は自身で用意する必要がある。
• 車内では、自転車から離れないように注意する。
• 混雑時など、自転車の持ち込みを断られる場合がある。
• 駅構内や車内では、他の利用者の迷惑にならないよう注意する。

自転車旅行に最適な和歌山へ！

和歌山線は、世界遺産の熊野古道や高野山など、サイクリングに最適な観光スポットを多数抱えるエリア。

「わかやま線サイクルトレインプラス」を利用すれば、輪行袋に入れたり、解体したりする手間なく、手軽に自転車を持ち込んでサイクリングを楽しむことができる。

秋は気候も良く、サイクリングに最適な季節。この機会に、ぜひ「わかやま線サイクルトレインプラス」を利用して、和歌山への自転車旅行を楽しんでみてはいかがだろうか。

詳細と予約はこちらから

問：西日本旅客鉄道　https://www.westjr.co.jp/index.html