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新潟・長野・山梨・静岡を結ぶ「中央日本四県黄金街道サイクルルート」がキックオフ

9月17日、新潟県、長野県、山梨県、静岡県の中央日本四県が特に歴史的価値の高い金山を結ぶサイクルルートを「中央日本四県黄金街道サイクルルート」と定め、4県で連携していくことを発表した。コースは佐渡金山(新潟県)と土肥金山(静岡県)を結ぶもので、そのルート上には長野県の金鶏金山や山梨県の湯之奥金山が点在。「旧街道を巡る自然と歴史・文化に満ち溢れた自転車旅の道」をコンセプトとする。

黄金街道のきっかけは令和3年の「中央四県サミット」

今回記者会見に登壇した花角英世(はなずみひでよ)新潟県知事から「中央日本四県黄金街道サイクルルート」プロジェクトの背景について、4県を代表して説明があった。きっかけは令和3年に開催された「中央四県サミット」で、このときに提案された「新潟・静岡を結ぶ太平洋と日本海を横断するサイクルルート」が、今回発表された「中央日本四県黄金街道サイクルルート」の礎となったという。すでに4県が連携して打ち出している「黄金街道」のサイクリング版で「旧街道を巡る自然、歴史、文化に満ち溢れた自転車旅の道」をコンセプトにしている。

黄金街道について
https://gold-road.jp/

佐渡金山から土肥金山を結ぶ550㎞

ルートは北は新潟県佐渡の金山を出発点とし、千国街道、甲州街道、富士街道(駿州街道)を通り、静岡県土肥金山までを約550kmにわたる壮大な道のりでつなぐもの、道中、日本海や駿河湾をフェリーで横断する区間もあり、海と山、そして歴史的な街道が織り成す風光明媚な景色がサイクリストを魅了することになる。

各県のサイクルルート概要

  • 新潟県  佐渡金山から小木港までフェリーで渡り、糸魚川まで約193kmのルートを整備予定。
    ※根地駅~南小谷駅の約25kmは自転車の輪行を推奨している。
  • 長野県 約154kmのルート。「Japan Alps Cycling Road」としてすでに整備されており、このルートを活用することができる。
  • 山梨県 約100kmのルート。湯之奥金山がある身延エリアで自転車ラックの整備や観光施設との連携を進めており、観光とサイクリングの結びつきを強化する計画。
  • 静岡県 約70kmのルートで、土肥金山から駿河湾をフェリーで渡り、すでに整備されている「太平洋岸自転車道」と一部重複するコースが含まれている。

今回の発表はあくまでもキックオフで具体的には今後調整していく

今回、ルートの設定に協力した自転車冒険家の小口良平さんの自転車が展示された。

今回は発表された「中央日本四県黄金街道サイクルルート」は、単なるサイクリングルートとしてだけでなく、歴史的価値や観光資源を活用した地域振興の柱となることが期待される。ただし、今回の発表はあくまでもキックオフで、具体的なコースの詳細や計画はこれからだという。あくまでも「黄金街道」をベースとし、これを機会に4県がサイクリングで連携し始めるところだという。たとえばシンポジウムの開催やサイクリストを優遇するために地元の飲食店やフェリー運営会社との連携による観光体験の充実を図るなどが期待される。

記念撮影では両脇には静岡県、新潟県のサイクリストが登場。さらに各県の代表。左から2人目から右へ静岡県県知事代理、スポーツ・文化観光部 大石哲也参事、山梨県知事代理 東京事務所、新潟県 花角英世知事、小泉嘉透所長、長野県知事代理 観光スポーツ部 北島隆英参事が登壇した

Ride with GPSルート
https://bit.ly/4dNmwFW

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PROFILE

山口

Bicycle Club / 編集長

山口

バイシクルクラブ編集長。かつてはマウンテンサイクリングin乗鞍で入賞。ロード、シクロクロスで日本選手権出場経験をもつ。47歳を迎えた現在ではレースだけではなく、サイクリングを楽しむためために必要な走行環境やサイクルツーリズムなどの環境整備などにも取り組んでいる。

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バイシクルクラブ編集長。かつてはマウンテンサイクリングin乗鞍で入賞。ロード、シクロクロスで日本選手権出場経験をもつ。47歳を迎えた現在ではレースだけではなく、サイクリングを楽しむためために必要な走行環境やサイクルツーリズムなどの環境整備などにも取り組んでいる。

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