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JCFシクロクロスシリーズが土浦で開幕!初戦を副島達海と小林あかりが制す

JCF(日本自転車競技連盟)公式戦、2024-2025シクロクロスシリーズ第1戦「お米の田島屋 presents 茨城シクロクロス 土浦ステージ」が10月6日、茨城県土浦市のりんりんポート土浦で開催され、メインレースとなるエリートレースでは女子を小林あか里(弱虫ペダルサイクリングチーム)、男子を副島達海(大阪産業大学)が制した。

女子エリートは小林あか里が圧巻の走りで優勝

女子エリートには16名が出走。序盤から小林あか里(弱虫ペダルサイクリングチーム)が飛び出し、1周5分20秒というハイペースでレースをリードする。

序盤からレースをリードした全日本チャンピオンの小林あか里(弱虫ペダルサイクリングチーム)
2位を走る石田唯(TRKWorks)

2位を走る石田唯(TRKWorks)との差は、一時1分まで広がり、80%ルール(※)によりタイムアウト宣告者も出始めるサバイバルレースとなった。

※80%ルール:先頭走者とのタイム差が先頭選手の一定時間以上になった場合、周回遅れとみなされレースを除外されるルール。

ホビーレーサーとして唯一フルラップ完走した竹村舞葉(SHIDO-WORKS)

8周回目には小林、石田、竹村舞葉(SHIDO-WORKS)の3名のみとなる中、小林がそのまま逃げ切り優勝した。

優勝した小林あかり(弱虫ペダルサイクリングチーム)

小林あか里 コメント

「第1戦の土浦、去年の方がコースはシクロクロスらしかったですが、去年まであったキャンバーは、ここのコースだと自分にアドバンテージがあったところだったので、なくなったのは残念でした。今年は本当に踏むだけのコースになり力の差が圧倒的に出るコースだったので、こういうコースがあってもいいのかなとは思いました。今日優勝できたのは、今シーズンのいいスタートになりましたし、これから自信を持って走れます。今日走ってフィジカルもちょっとずつはついてきているかなと思っています。全日本まではJCFシクロクロスシリーズ全戦出場予定です。」

男子エリートは副島達海がスプリントを制し優勝

男子エリートは81名が出走し、13周で争われた。

レースをリードした3名

副島達海(大阪産業大学)、織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)、沢田時(宇都宮ブリッツェン)の3名がレースをリード。

2名のペースについていけない沢田時(宇都宮ブリッツェン)が先頭パックから脱落する

ハイペースでレースが展開され、周回ごとに脱落者が増え、完走者はわずか4名(完走率5%)という過酷なレースとなった。

4位でフルラップ完走した宇賀隆貴(SHIDO-WORKS)

最後は副島が織田とのマッチスプリントを制し、優勝を飾った。

マッチスプリントを制した副島達海(大阪産業大学)

副島達海 コメント

「今回はコーナーを曲がってからの直線が長いコースで、特に織田選手が得意なコースなんだろうなと思っていました。前日試走はドロドロでしたが、当日は乾いていたので織田選手が気にはなっていました。久々のシクロクロスシーズンなので、マウンテンバイクに乗っていた自分の方が織田選手と比べて、まだコーナーなどは有利かなと思っていました。バニーホップなども織田選手に負けない自信もありながら、今回一矢報いる事が出来たらという気持ちで走っていました。スタートから前に出られ、しっかり逃げ切ることも意識しながら走っていましたが、中盤ちょっと垂れたところでミスしてしまい、一回転びフロントのチェーンが落ち、結構そこでロスがありました。一旦止まって落ち着いて、あのパックの中で走れたのは良かったです。ペースも上がったり、下がったり、レース自体楽しむという気持ちで、後半は僕も辛かったですけど、織田選手も背中を見ていると辛そうで、僕だけじゃないだろうな、あとは意地の張り合いだなと。最後はパワー勝負でスプリントを勝てて本当に良かったです。今年もJCFシクロクロスシリーズで織田選手といっぱい走れたらいいのですが、織田選手は国外に行くようなので、JCFシクロクロスシリーズをメインに走って、間が空いたらまた関西シクロクロスにも顔を出して、参戦できればと思っています。」

大会主催者コメント

大会主催者 影山善明氏 コメン

「2021年全日本選手権以来のドライコンディションとなった土浦ステージでした。特に男女エリートは想定を上回るハイペースなレース展開で、運営側としても驚かされました。 どのカテゴリーも感動と見ごたえのあるレースばかりで、自転車競技観戦の面白さ、シクロクロスの面白さを感じていただけたのではないでしょうか。 まだまだシーズンは始まったばかりです。ぜひお住まいの地域の近くのシクロクロスレースをチェックして、今から挑戦の準備をしてみて下さい!」

リザルト

女子エリート

1位 小林あか里(弱虫ペダルサイクリングチーム) 48m35s
2位 石田唯(TRKWorks)+2m09s
3位 竹村舞葉(SHIDO-WORKS)+4m15s
4位 林口ゆきえ(gufo cycleworks) -1lap
5位 小田恵利花(スミタ・エイダイ・パールイズミ・NASK) -2laps
6位 椿井和佳奈(信州大学) -2laps
7位 山崎裕子(Champion System Japan Test Team) -2laps
8位 河村ゆき子(SHIDO-WORKS)-2laps
9位 原睦(Team CHAINRING) -3laps
10位 安藤沙弥(SHIDO-WORKS) -3laps

男子エリート

1位 副島達海(大阪産業大学) 1h00m39s
2位 織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)s.t.
3位 沢田時(宇都宮ブリッツェン)+2m46s
4位 宇賀隆貴(SHIDO-WORKS)+3m57s
5位 加藤健悟(臼杵レーシング) -1lap
6位 小坂光(Utsunomiya Lux) -1lap
7位 高木三千成(AX cyclocross team) -2laps
8位 斎藤朋寛(RIDELIFE GIANT) -3laps
9位 久保田冬吾(K’s OFFROAD TEAMwithBOMA) -3laps
10位 野中秀樹(ホダカファクトリーレーシング) -4laps

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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