宇都宮ジャパンカップ開幕！　チームプレゼンテーションでは最多出場選手の引退も発表

10月18日（金）から20日（日）にかけて栃木県宇都宮市で開催される「2024 宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース」。初日は、選手たちが翌日の本戦に向けて最終調整を行い、夕方は華やかなチームプレゼンテーションで会場のボルテージが上がった。

新城の登壇に沸くチームプレゼンテーション、畑中が引退を発表

夕方は、オリオンスクエアでチームプレゼンテーションが行われた。佐藤栄一宇都宮市長の挨拶で始まったプレゼンテーションには、平日にもかかわらず約4,800人のファンが集まった。

また、国内チームから順に、監督と選手が意気込みを語った。今回で最多出場となる15回目の出場となるキナンレーシングチームの畑中勇介は、今シーズン限りでの引退を発表。家族から花束が贈られる場面もあった。

また今シーズン限りでバーレーン・ヴィクトリアスとの契約を終え、このジャージを着て走る最後の公式戦となる新城幸也は「1年ぶりに宇都宮に帰ってきて、皆さんの顔を見ることができて嬉しいです。クリテリウムとロードレースどちらもチームで狙います」と、集まったファンに意気込みを語った。

以下、各チームの様子を紹介する。

クリテリウム・スペシャル・ライダーズ

日本ナショナルチーム

ヴィクトワール広島

宇都宮ブリッツェン

シマノレーシング

マトリックスパワータグ

キナンレーシングチーム

JCLチームUKYO

愛三工業レーシングチーム

リュブリャナ・グスト・サンティック

チームノボ・ノルディスク

ロット・デスティニー

イスラエル・プレミアテック

スーダル・クイックステップ

リドル・トレック

2019年世界選手権ロードレース優勝者、マッズ・ピーダスンを筆頭に注目を集めるトレック・リドル。さらにチームとしては2018年からクリテリウムで連勝しており、今回５連覇がかかっている

EFエデュケーション・イージーポスト

EFエデュケーション・イージーポストの留目夕陽は「今年は怪我もなく万全の状態でジャパンカップに戻ることができました。チーム一丸となって、土曜日と日曜日の両方のレースで優勝を目指します」と力強く語った。

コフィディス

バーレーン・ヴィクトリアス

アスタナ・カザクスタンチーム

チームジェイコ・アルウラー

本戦コースで最終調整、ファンとの交流も

選手たちは17日（木）までに宇都宮入り。18日（金）は午前中から、本戦の舞台となる宇都宮市森林公園で試走を行った。あいにくの天気にもかかわらず、選手たちはチームでまとまってコースを確認。沿道では、サインを求めたり、一緒に走って話したりと、選手との交流を楽しむファンの姿が見られた。

19日はクリテリウム、熱戦の火蓋が切られる

2日目となる19日（土）は、宇都宮市森林公園を舞台に、選手とファンが一緒に走るフリーランや、ホビーレーサーによるチャレンジレース、アマチュアトップレーサーも出場するオープンレースなどが開催される。

そして、15時40分から は、宇都宮市大通りでクリテリウムが開催される。BMXパフォーマンスや、高校生によるホープフルクリテリウム、ガールズケイリン スペシャルレース、パレードランなどが行われた後、いよいよメインレースがスタートする。レースの模様はYouTubeでライブ配信されるほか、とちぎテレビやJ SPORTS 2、J SPORTSオンデマンドでも視聴可能だ。

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