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トラック世界選手権メダリスト凱旋!小倉競輪場で報告会&報奨金授与式

11月19日(火)、福岡県北九州市にある小倉競輪場(北九州メディアドーム)で、10月16日から20日にデンマーク・バレラップで開催されたUCIトラック世界選手権のメダリスト、日本代表チームの競輪選手による報告会と報奨金授与式が行われた。世界選手権で輝かしい成績を収めた選手たちが、ファンに喜びを報告し、今後の活躍を誓った。

史上初のメダルタッシュ!世界選手権での快挙

©公益財団法人 JKA/Shutaro Mochizuki

UCIトラック世界選手権は自転車トラック競技の最高峰。今大会、日本は女子ケイリンと男子スクラッチで史上初の金メダルを獲得。

女子ケイリンで史上初の金メダルを獲得した佐藤水菜 ©日本自転車競技連盟
男子スクラッチで他を圧倒した窪木一茂 ©日本自転車競技連盟

男子チームスプリントと女子スプリントでも史上初の銅メダルに輝いた。男子ケイリンでは1987年の本田晴美以来37年ぶり、男子スプリントでは1989年の神山雄一郎(銀)と松井英幸(銅)以来35年ぶりのメダル獲得となった。まさに日本自転車競技界の歴史に新たな金字塔を打ち立てた大会となった。

男子ケイリンで金メダルを獲得した山崎賢人 ©日本自転車競技連盟
男子スプリントの3-4位決定戦でニコラス・ポールとの対決を制した太田海也 ©日本自転車競技連盟

メダリストたちの喜びの声

報告会では、各メダリストがファンへの感謝と今後の抱負を語った。

山崎賢人(男子ケイリン金メダル)

©公益財団法人 JKA

「皆さんの応援のおかげで金メダルを獲得できました。これからも競技だけでなく競輪でも感謝の気持ちを結果で示せるよう、全力で頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします。」

佐藤水菜(女子ケイリン金メダル、女子スプリント銅メダル)

©公益財団法人 JKA

「念願の優勝を果たすことができ、本当に嬉しいです。皆さんの応援が力になりました。たくさんの応援ありがとうございました。来年の世界選手権でも王者を目指して頑張ります。競輪にも出場しますので、引き続き応援よろしくお願いします。」

窪木一茂(男子スクラッチ金メダル)

©公益財団法人 JKA

「アルカンシェル(世界チャンピオンジャージ)を取れるとは思っていなかったので、本当に嬉しいです。競輪祭という最高の舞台でこのような表彰式を開いていただき、ありがとうございます。これからも競輪も競技も本気で一生懸命取り組んでいきたいと思います。今後もファンの皆様からの応援をお願いいたします。」

太田海也(男子スプリント銅メダル、男子チームスプリント銅メダル)

©公益財団法人 JKA

「オリンピックで結果が出ず辛い時期もありましたが、皆さんの応援とチームの支えのおかげで世界選手権で銅メダルを獲得できました。日本を代表して表彰台に立てたことを誇りに思います。次はさらに上を目指して頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします。」

小原佑太(男子チームスプリント銅メダル)

©公益財団法人 JKA

「メダルを獲得できて嬉しい気持ちもありますが、自分のパフォーマンスにはまだまだ悔しさが残ります。この結果を次につなげて、さらに強いチームを目指します。日本のチームスプリントの価値を高められたことを誇りに思い、これからも全力で頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします。」

報奨金は総額2340万円!支援競輪の収益から拠出

©公益財団法人 JKA

メダリストたちに贈られた報奨金は、競輪ファンの他、選手、施行者、サテライト、民間ポータルサイト運営会社、SPEEDチャンネルなど、競輪関係者全体の協力で開催された支援競輪の収益から拠出された。報奨金の額は、個人競技の金メダルが500万円、個人競技の銅メダルが300万円、団体競技の銅メダルが120万円となっている。

内訳は以下の通り。

  • 山崎賢人(ケイリン金メダル):500万円
  • 佐藤水菜(ケイリン金メダル):500万円
  • 佐藤水菜(スプリント銅メダル):300万円
  • 窪木一茂(スクラッチ金メダル):500万円
  • 太田海也(スプリント銅メダル):300万円
  • 太田海也(チームスプリント銅メダル):120万円
  • 小原佑太(チームスプリント銅メダル):120万円

総額は2340万円となる。

世界選手権での活躍を足掛かりに、今後の競輪、そして競技でのさらなる飛躍が期待される。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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