オリンピアン橋本英也、キナンレーシングチームに加入!
Bicycle Club編集部
- 2024年12月02日
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キナンレーシングチームは12月2日(月)、2025年シーズンより橋本英也(現・チームブリヂストンサイクリング)が加入することを発表した。2大会連続でオリンピックに出場し、アジア競技大会での金メダル獲得など輝かしい実績を持つ橋本は、トラック競技とロード競技の双方で活躍する日本屈指のマルチライダー。キナンレーシングチームは、彼の加入がチームのさらなる飛躍の鍵となると期待を寄せている。
トラックとロード、二刀流で世界へ
橋本はジュニア時代からトラックとロードの両競技で頭角を現し、東京、パリと2大会連続でオリンピックの日本代表に選出。今年開催されたパリ五輪ではチームパシュートに出場した。また、アジア競技大会では3大会で通算6個のメダル(うち金メダル3個)を獲得、アジア選手権でも多数の優勝を誇るなど、国際舞台での経験も豊富だ。
そのスピードはロードレースでも武器となり、今シーズンもJプロツアーの東日本ロードクラシックの二日目で優勝を飾っている。キナンレーシングチーム加入後も、トラック、ロード、そして競輪とマルチな活動を継続。2028年ロサンゼルス五輪でのメダル獲得を視野に入れながら、チームの強化に貢献していく。
地元・東海エリアでの活躍にも期待
キナン主催のAACAカップなども行われる岐阜県出身の橋本選手は、キナンレーシングチームの主要活動拠点である東海エリアでのサイクリング普及活動にも意欲を見せている。
新戦力にも注目、若手からベテランまで多様な顔ぶれ
橋本に加え、キナンレーシングチームは2025年シーズンに向けて積極的な補強を進めている。若手のホープとして期待される新宮颯太(日本大学自転車競技部)は、上りの強さと将来性あふれる体格が魅力。国内UCIレースでの上位入賞経験を持つ宇賀隆貴(現・さいたま佐渡サンブレイブ)は、パンチ力と勝負強さを武器に勝利を目指す。
さらに、ツアー・オブ・ジャパン連覇の実績を持つネイサン・アール(現・JCLチームUKYO、オーストラリア)、グランツール出場経験豊富なベテラン、レイン・タラマエ(現・アンテルマルシェ・ワンティ、エストニア)といったワールドクラスのライダーも加入し、チームの総合力を飛躍的に高める。
キナンレーシングチーム、更なる高みへ
新加入選手と既存メンバーの融合により、キナンレーシングチームは新たなスタートを切る。日本、アジア、そして世界へと更なる飛躍を目指し、2025年シーズンはこれまで以上にエキサイティングな戦いを見せてくれるだろう。12月15日開催の決起イベント「Kick Off Meeting 2024-2025」では、新加入選手からの挨拶も予定されている。
橋本英也プロフィール
- 生年月日:1993年12月15日
- 出身地:岐阜県
- 身長/体重:180cm/75kg
- 2024年所属チーム:チーム ブリヂストンサイクリング
主な実績
- 東京オリンピック、パリオリンピック出場
- 仁川アジア大会、広州アジア大会 金メダル(通算獲得数:3)
- アジア選手権トラック競技 優勝多数
- チームパシュート(団体追抜)日本記録保持者
橋本英也選手コメント
「この度、キナンレーシングチームに加入することになりました橋本英也です。2025シーズンからキナンファミリーの一員として活動できることを大変嬉しく思っています。新しい環境は私にとって大きな成長の機会です。スピードを活かしてアジアツアーでの勝利を目指し、ロサンゼルス五輪でのメダル獲得に向けて全力で取り組んでいきます。2025シーズンからは“キナンエイヤチャンネル”でも応援していただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。」
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
- 写真:加藤智
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