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新城幸也がファンと熱い交流 伊豆でファンミーティング開催|Merida

12月7日(土)、静岡県伊豆市と伊豆の国市でメリダジャパンが新城幸也選手(バーレーン・ヴィクトリアス)とのファンミーティングを開催。日本サイクルスポーツセンターでのファンライドと、MERIDA X BASEでのトークショー&抽選会など、盛りだくさんの内容でファンとの交流を深めた。

紅葉のサーキットを駆け抜ける ファンライドで直接指導も

第一部は日本サイクルスポーツセンターで行われたファンライド。紅葉が彩る5キロサーキットを、新城選手が参加者と一緒に走行した。参加者は4つのグループに分かれ、各グループに新城選手が順に合流。レース中のエピソードや上り坂の走り方など、貴重なアドバイスを直接受けることができた。参加者全員での記念撮影では、「メリ…ダー!」の掛け声と共に拳を突き上げ、会場は一体感に包まれた。

地域への貢献も 子供用ヘルメットを寄贈

第二部はMERIDA X BASEに会場を移し、ファンミーティングを開催。まず行われたのは、チャリティー企画による子供用ヘルメットの贈呈式だ。これは、メリダジャパンが販売した新城選手のレース使用バイク(REACTO TEAM)の売上金の一部を活用したもので、メリダジャパンと新城選手の「多くの子供たちに安全に自転車を楽しんでほしい」という願いが込められている。ヘルメットは、メリダジャパンが自転車の活用・普及に関する連携協定を結ぶ三島市、伊豆の国市、河津町に各30個ずつ寄贈された。

三島市の豊岡武士市長は「昨年からヘルメット着用が努力義務化されたが、まだ十分に定着していない。頂いたヘルメットを活用し、子供たちにヘルメット着用の大切さを伝えていく」とコメント。

伊豆の国市の山脇裕之副市長は「自転車を活用したまちづくりに取り組んでおり、安全対策にも力を入れている。ヘルメットを活用し、子供たちが楽しく自転車に乗れる機会を作っていく」、河津町の鈴木弘光教育長は「子供たちに自転車を安全に楽しんでほしいという新城選手の思いを伝え、安全教育の充実に活用していく」とそれぞれ感謝の意を表した。

メリダとの9年間を振り返る スペシャルトークショー

続いて行われたスペシャルトークショーでは、新城美和さんがMCを務め、新城選手がMERIDAと共に歩んできた9シーズンをスライドショーで振り返った。2016年リオデジャネイロオリンピックでのバイクトラブル時のエピソードや、2018年ツール・ド・台湾での総合優勝など、思い出深いレースやエピソードを語った。

現役続行の理由については「自転車に乗るのが楽しい、選手であり続けたい思いが強い」と語り、引退については「まだ想像がつかない」と明かした。また、日本のファンについては「海外のファンはレース後にアクセサリー類が無くなっていくことが多いが、日本のファンはたくさんのお土産をくれるので、来日したチームメイトに驚かれる」というエピソードも披露。今後の目標として「次のチームではアジアや日本のレースに積極的に出場するので、日本の若手選手を次のステップに引き上げていきたい」と語った。

ファンからの質問にも丁寧に回答

トークショーの最後には、ファンからの質問コーナーが設けられた。レース中の疑問やトレーニング方法、プライベートな質問まで、新城選手は一つ一つ丁寧に答えていた。東京オリンピックでの声援や景色について、パンチャーになるためのトレーニング方法、好きな色など、多岐にわたる質問に答える姿に、ファンは熱心に耳を傾けていた。

豪華景品が当たる!大抽選会も開催

イベントの目玉の一つである大抽選会は、会場とオンラインで同時開催。メリダオリジナルグッズや新城選手の直筆サイン入りグッズ、実際に着用したチームグッズなどが景品として用意され、会場は大いに盛り上がった。目玉商品として登場したロードバイク「SCULTURA」が当選した家族には、新城選手から直接祝福が贈られた。

サイン会&個人撮影会でファンと交流

最後はサイン会&2ショット撮影会が行われ、ファンは新城選手と直接交流する貴重な時間を過ごした。全日本チャンピオンカラーのフレームにサインを求めるファンもおり、イベントは終始和やかな雰囲気に包まれていた。

今回のファンミーティングは、新城選手とファンが一体となり、自転車への情熱を共有する貴重な機会となった。チャリティー活動や若手育成への思いなど、新城選手の様々な側面に触れることができ、ファンにとって忘れられない一日となっただろう。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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