名門チームユーラシア – iRC タイヤが再始動! 橋川監督が指揮、国内と欧州で新挑戦
Bicycle Club編集部
- 2025年01月15日
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オリエンタルスポーツは1月10日、東商会ショールームにて2025年チームプレゼンテーションを開催し、新たなスタートを切ることを発表した。昨年「さいたま佐渡サンブレイブ」として活動してきたチームは、「チームユーラシア – iRC タイヤ」へと名称を改め、その歴史に新たな一章を加える。
2010年設立のチームユーラシア
「チームユーラシア – iRC タイヤ」は、自転車ロードレースの育成チームとして、2010年に橋川健監督によって設立された。海外でプロ契約できる選手の育成と発掘を目標に掲げ、数々の選手を輩出してきた。今回のチーム名への変更は、その原点に立ち返り、改めて育成に力を注ぐ決意の表れと言えるだろう。実際に、今回のメンバーには、過去にチームユーラシアに所属していた吉岡直哉や鈴木道也も名を連ねている。
チームを率いるのは、創設以来変わらず橋川健監督。選手は、昨シーズンまで「さいたま佐渡サンブレイブ」に所属していた5名に加え、阿曽光佑、遠藤尭寿、渡辺悠太、風間大和、福田真平の5名を新たに迎え、総勢10名で2025シーズンを戦い抜く。
橋川監督は「2025シーズンより国内Jプロツアー及びU23欧州遠征、U17、U19サイクリングアカデミーの実施を行います。『海外でプロ契約できる選手の育成と発掘』を目指し、ファン、スポンサー各社の皆様のご期待に応えられるよう邁進します」と力強く語った。
国内外のレースに挑戦 伝統の育成プログラムも継続
チームは、国内最高峰の舞台である「Jプロツアー」を主戦場としつつ、若手選手の育成を目的にヨーロッパでのレースにも積極的に参戦する予定だ。
チームユーラシア – iRC タイヤは、2015年よりU17/U19の若手選手を対象にした「サイクリングアカデミー」を開催しており、夏休み期間中に欧州でのレース経験を積む機会を提供している。2024年には8名の選手が参加し、ベルギーを中心に29レースに挑んだ。長年にわたる育成のノウハウを活かし、世界で活躍できる才能の発掘・育成に力を注ぐ。
チームユーラシアとしてJプロツアーのチームリストに名前が載るのは、新型コロナウイルスの影響で欧州遠征を断念し、国内レースに軸足を移した2021年以来となる。
11年ぶりにチームに復帰した吉岡直哉は「またこうしてチームユーラシア – iRC タイヤの選手として走れる事が素直に嬉しい。昨年の悔しさを晴らすためリベンジの年にしたい」と意気込みを語った。
地域貢献活動は継続 新たな連携の可能性も
チームの活動拠点である埼玉県さいたま市、新潟県佐渡市においては、「さいたまディレーブ」「佐渡ゴールデンアイビス」として、これまで通り地域に根差した活動を継続する。自転車安全教室やジュニアスクールなどを通じ、自転車の普及と地域活性化に貢献していく姿勢を示す。
新たな機材と共に YONEXフレームを採用
2025シーズン、選手たちが駆るバイクはYONEX製フレーム「GROWENT」に一新。タイヤはチーム名にも冠されたiRC TIREが供給する。その他、レーサーウエアはWAVE ONE、ヘルメットはABUS、サングラスはSWANSなどのブランドがチームをサポートする。
2025 シーズン レースキット
- バイクフレーム:YONEX
- タイヤ:iRC TIRE
- レーサーウエア:WAVE ONE
- ヘルメット:ABUS
- サングラス:SWANS
- 日焼け止め:BRISA MARINA
- ローラー:MINOURA
- ディスクローター:GALFER
- ケミカル:Surluster
- サプリメント:MUGEN BIONIC
- ソックス:FOOTMAX
2025シーズン チーム体制
選手
- 吉岡直哉(よしおかなおや)
- 持留叶汰郎(もちどめきょうたろう)
- 藤田涼平(ふじたりょうへい)
- 鈴木道也(すずきみちや)
- 重田倫一郎(しげたりんいちろう)
- 阿曽光佑(あそこうすけ)
- 遠藤尭寿(えんどうあきひさ)
- 渡辺悠太(わたなべゆうた)
- 風間大和(かざまやまと)
- 福田真平(ふくだしんぺい)
チームスタッフ
- 監督:橋川健(はしかわけん)
- メカニック:岩村大樹(いわむらだいき)
新加入の遠藤尭寿は「地元がさいたま市出身で始めた当初からこのチームで走りたいと思っていた。初めてのJプロツアーのレースでも積極的に走りたい」と語り、渡辺悠太は「今までよりもさらにレベルの高いレースに挑戦できるチャンスを頂けてとても嬉しい」と意気込む。
また、風間大和は「欧州で結果を残すために全力を尽くす」と力強く語った。
世界に一つだけのフレームを手に オーナー制度も開始
チームユーラシア – iRC タイヤは、選手を身近に感じ、より深くチームを応援できる特別な機会として、2025シーズンに使用するロードバイクフレームのオーナーを募集する。
オーナーとなることで、応援する選手の名前とオーナー自身の名前が入った世界に一つだけのYONEX製ロードバイクフレームを手に入れることができる。選手はこのフレームを1年間レースや練習で使用し、シーズン終了後にはオーナーの元へ届けられる。名前のプリント部分にはクリア塗装が施されるため、剥がれる心配もなく、長く記念として楽しむことができる。
フレームオーナー制度 概要
- 対象フレーム:YONEX GROWENT
- 購入可能サイズ & カラー:
- XXS – ダークガン:吉岡直哉、持留叶汰郎
- XS – シルバー/グリーン:鈴木道也
- S – ネイビー/ゴールド:藤田涼平
- M – シルバー/グリーン:重田倫一郎
- 受付期間:2025年1月10日(金)~2月10日(月)
- 購入方法:オークション形式(下記リンク参照)
https://forms.gle/ojUf8NSDmL1NUsEa9- 応援したい選手のフレームを選択し、希望購入金額を入力。
- 最高金額で落札された方にメールで連絡。
- 選手がオーナーの名前入りフレームを1シーズン使用。
- シーズン終了後、オーナーの元へフレームが届く。
- 注意事項:
- フレームセットのみの販売(コンポーネント、ホイール等は付属しません)。
- 希望金額は最低落札価格(174,900円 税込)を上回る金額でお願いいたします。
- 落札後の色、サイズ変更はできません。
- 選手が1シーズン使用したフレームとなります。
- オーナーの名前入りフレームでレースに出場するため、メディアに写真が掲載される可能性があります。
- シーズン途中の破損の場合、新しいフレームに乗り換えるため、使用期間の短いフレームが届く場合があります。
- 未使用品ではないため、ヨネックス正規品の補償は付きません。
- BRAND :
- Bicycle Club
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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